◆11月11日(月)の子どもたち
2019年11月11日 月曜日
◆パチパチ(つぼみ)

元気にミッキー体操
今日は朝のおやつ後に身体測定をしました。嫌がる子もいましたが頑張って身長計や体重計に乗っていました。その後、部屋に戻ってきた☆くんが音のでる玩具をたたいて楽しそうに遊んでいるとミッキー体操が始まりました。〇くんが電車コーナーのところでとても上手に体操をしています。☆くんも曲に釣られたのか〇くんの体操姿が気になったのか急いで〇くんの近くまで移動していました。
朝の集まりの時は、絵本を読んでいてもとても嬉しそうにしており、絵本が終わり保育者が☆くんのことを立たせてあげるとパチパチと拍手していました。
園庭に出るときも☆くんは準備を終えると一番先に出ようと柵の出入り口までハイハイできて入り口が開くのを今か今かと待っていました。入り口が開くと保育士と一緒にベンチの所まで行くと、一生懸命つかまり立ちをしていました。目線が高くなると嬉しそうに周りを見てニコニコしていました。
雨上がりの園庭で出来上がった水溜りにバシャバシャと入り込んで遊ぶ子、すべり台の階段を楽しそうに上がって元気に滑ったり砂場で砂を掘ったり、トランポリンを頑張って登ったりトランポリンが揺れるのを楽しんだりといつもと雰囲気の違う園庭で元気に遊んでいました。(y.n)

パチパチ

トランポリンの上で
◆あきらめない心(ふじ)

登りたい、、!!
言葉の数がどんどん増え、日々の保育の中で言葉でのコミュニケーションが多く見られるようになりました。お友だちが来れば「おはよう」と挨拶したり、「あれ~〇〇どこいった~?」とお友だちを探したり、赤ちゃんを抱っこして「あっ!うんち!うんち出たからきれいにするよ」と保育士の真似をしてみたり、寝る前の独り言だったり・・耳を傾けていると、思わず笑ってしまうようなやり取りをして自分たちの世界を広げています。
先週の金曜日、◎くんが初めて太鼓橋を登りきることが出来ました。太鼓橋は”大人が力を貸さない。自分の力だけで登る”というルールがあります。そんな中、自分の力で登りきった◎くん、達成感に満ち溢れた表情です。その一方、◎くんの様子を下からずっと見つめる△ちゃん。登りきったのを見ると「△ちゃんもやる」と一言。何度も挑戦しますがどうしても出来ず悔し涙を流す△ちゃんでした。
この時のことを覚えていたのか、今日も太鼓橋に挑戦する△ちゃんの姿がありました。
「できない~」となっていると、お兄ちゃんがやってきて見本を見せてくれます。「みてて、ここ持って上がるんだよ」お兄ちゃんが登り終わるともう一回挑戦です。しっかり握りしめてやっと両足が地面から離れました。でもそこから先に手が進まず・・。お兄ちゃんも足をのばしたり手をのばしたりしてどうにか登れるように手伝いをしてくれました。
結果的には今日も登ることは出来ませんでしたが、お兄ちゃんと一緒に挑戦できたこと、諦めないで納得するまで挑戦できたこともあり、悔しい表情ながらも涙はなくどこか清々しい表情で終えることが出来ました。
諦めないで挑戦すること、自分が納得するまで頑張ること、△ちゃんはこの挑戦を通していろいろな気持ちを学んでいるのだと感じます。△ちゃんだけではなく、太鼓橋に興味を持ち始めた子が何人かいるのでその子たちの挑戦も成功するまで一緒に見守っていけたらと思います。(I・K)

「オオカミだぞ」 「きゃ~!!」

ママ先生にたくさん遊んでもらいました。
◆赤ちゃんは使えないもの? (きく)

黙々と ~Part1~
休み明けの今日も、先週からの遊びが持続していて、それぞれ好きな遊びを楽しむきくぐみの子たち。プリンセスへの憧れが盛り上がっている女の子たちは、布やスカートを身に着けて踊りたい様子。「ままの、やりたい!」一瞬なんのことかと思いきや、アナと雪の女王の「ありのままの」の「ままの」でした。
先週、○ちゃんがいつも身に着けていたエルサになるための布2枚、今日は○ちゃんがお休みなのを知り、すかさず△ちゃんが「これ、つけて。」と持ってきました。いつも○ちゃんが使っていたのを見ていて、実は自分も着けてみたかったのでしょう。着けてあげ、音楽をかけると、エルサになりきって何回も踊っていました。密かな熱い思いが見えるような気がします。
はさみを使って遊びました。まだ園では3回目くらいのハサミ体験、皆に使い方を改めて伝えます。赤ちゃんは使えない道具、お兄さんお姉さんが使える道具だよと話すと、えーっそうなの?と言う顔をして聞いています。楽しいけど危ないということも伝えます。扱いかた、相手に渡すときは刃の部分を握って渡すんだよと話すと、とても真剣に聞いていました。
さっそく、使っていきます。5人ずつなので一度にはできませんが、殆どの子が自分の番が来るまで、順番を待っていました。チョキンチョキンと切る感覚が楽しいようで、ひたすら切っている子が多いです。「チョキンチョキンて気持ちいいね。」と保育士が言うと、「気持ちいいね。」と言いながら切っていました。使い終わって、保育士が「くださいな。」と言うと、ちゃんと刃の部分を持って渡してくれた子がほとんどで、話がちゃんと伝わっているのだなと感じました。
切った紙は今度、のりで大きな紙に貼りました。描かれた木の幹の周りに貼っていきます。赤、黄色、オレンジ、茶色の紙を貼っていくと、きれいに紅葉した木になっていきました。集中しているときの表情はそれぞれ、舌が出ている子もいれば、タコのようにとがらせている子、、、一通り貼って、ぼーっと放心している子もいれば、終わると「ふうー。」とため息をつく子もいました。集中すると疲れるのは、子どもも同じようです。
これからまた、様々な道具や素材を使うことも増えてきますが、一つひとつ丁寧に、楽しみながら、できることが増えていくといいなと思います。
(T.M)

黙々と ~Part2~ 内職作業中のようです。

プリンセスになりきって・・・♪
◆移りかわり(たんぽぽ)

◇くんのママ先生にトミカを紹介しながら一緒にあそんでいました。
月曜日、朝から雨でしたがだんだんと曇りから晴れへと変わってきました。
いつも天気の話を朝の集まりでしますが、今日も子どもたちは、
「あめー」
「あめふってたー」
「◎◎のところにもあめがふってたんだよ」
と話していました。
そんな中「くもりー」と声がしました。〇ちゃんが教えてくれたのです。
朝は雨だったけど今はくもり。
天気の移り変わりと今日は寒さも一段と感じ、季節の移り変わりも感じていきました。
ジャンバーを着て園庭に出る季節になりカゴにジャンバーを入れることも伝えていきました。お気に入りのジャンバーを見せる子、「ハートのジャンバーがないー」と言ってる子もいました。段々と秋も深まり寒さも感じますが、子どもたちは寒さに負けず、「暑―い」と動くと暑さを感じていました。気温差もあるため体調の変化も注意が必要になってきました。
手洗い・うがいをしながら、寒さや風邪に負けず過ごしていけたらと思います。
t*s

お部屋であそんでから園庭へ。最近新しくカードゲームが仲間に。朝の集まりでお約束も確認しました。絵合わせをしてあそんでいます。

ジャンプ・ジャンプ!身体を動かし暑くなるほど楽しんでいました。
◆なげる!はしる! (うみグループ)

今日は年長児の○くんのお母様が保育士体験をしてくださいました。
ママ先生への質問、「好きな色はなんですか?」「好きな形はなんですか?」「お仕事は何してますか?」これらはいつもみんなの聞きたいこととして必ずでてくる質問です。
そんな中、年長児の☆くんの質問は「○くんの、どんな所が好きですか?」というものでした。
「○くんの優しいところ。妹の面倒もよく見てくれて、とっても優しいんです。そんなところが大好きです。」
そんなお母さんのあたたかい言葉を聞いて、○くんは顔を赤くしお母さんにギュッとしがみついていました。「もう、恥ずかしいよぉ・・言わないでよぉ・・」ご家族の愛に触れた瞬間でした。
そして、ママ先生は紙ひこうきの本を持ってきてくださいました。
見たことのない折り方の数々。興味津々でした。
年長男児を中心に、本を見ながら折っては、広いスペースで試し投げ。うまくいったら廊下でも飛ばしてみました。
最初はとにかく勢いまかせです。
遠くに飛ばそうとすごい勢いで投げてみますが、それでは遠くにはいきません。
何度か投げているうちに、持ち方がちがうんじゃないか、投げ方を変えてみたらいいんじゃないか、と試行錯誤しながら子ども同士で話す姿も見られました。
「上に投げてみると、うまくいく!いい感じ!」
発見もありました。
園庭でも紙ひこうきを風に乗せて飛ばしてみたり、一緒にリレーあそびや、鬼ごっこなど、とても楽しそうな子どもたち。
走りすぎて疲れたと言いながらも皆とてもいい表情です。
ありがとうございました。
年少児、年中児が一緒に鬼ごっこをする姿もありました。一緒に遊ぶ中でも、ルールを伝え、教え合う姿、時にぶつかり両者譲れず..なこともありますが、気付いたらルールそっちのけで走っています。「もう!」と言いつつも、一緒にすることが楽しそうです。
S.S

横並び、友達のが見えてしまうのに、この並びがいいそうです。
◆絵本・紙芝居作り(にじグループ)

将来、図書館の司書さんになりたいという○ちゃんが少し前から画用紙を使ってオリジナルの絵本を作っている姿があり、今日はきれいな白の画用紙を提供し、絵本作りをおこなってみました。紙芝居を作ってみたいという年長児は大きな画用紙で紙芝居作りをおこないました。◎ちゃんは「十二支のはじまり」を紙芝居で作ってみたいという事で、絵本を見ながら大人顔負けの絵を描いていました。絵本、紙芝居を作っている様子を見て、絵本を持ってきて「これを作ってみたい」と言う年少児がいたり、「絵本屋さんをやってみたい」「読み聞かせをしたい」と年長児が言っているのを聞き、妹のクラスで読み聞かせをしたいという思いで「絵本をつくりたい」と言ってくれる児もいました。絵本作りは1ページの絵を描くのにも時間がかかりますが、飽きずに「上手だね」「ここはこうじゃない?」と話しながら描き進めていく年長児をとても立派に感じました。
年長男児は光の当たり方によって色が変わる魚に興味を持ち、絵の具を使って魚の色を再現しました。「イワシの大群をつくってみたい」ということで小さなイワシも大量生産中です。子ども達が楽しく参加できたり、少しでも興味を持てるように、活動のしかたも工夫していけたらいいなと思います。K.Y
◆共感し合うこと(そらグループ)

今日はダンスをやりたい、という子どもたちが多くいたためダンスを始めに行いました。
集まりでは休日楽しかったことを発表してもらいました。
楽しかったことを思い出すとそれが本当に楽しかったことであり、自然と笑顔で伝えてくれます。
聞く側の子どもたちも自分の番が来たときに聞いてほしいという想いがあり、友達の話をしっかり聞いて、拍手をします。
今週の土曜日に行われる遠足の話も行いました。
話を終え、室内では紙に遠足の日時、持ち物を書いて遠足を楽しみにする子どもたちもおりました。
自分の話を聞いてもらえる、それを共感してもらい笑ってくれる、拍手をくれる、当たり前なことを当たり前に経験していけるようにこれからも子どもたち一人一人を大切に関わっていけたらと思います。
(a.y)


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