◆11月6日(水)の子どもたち
2019年11月06日 水曜日
◆どんぐりと電車(つぼみ、ふわふわ)

何かでてくるよ。
今週は秋晴れのとても良いお天気が続きます。今日も爽やかな散歩日和、散歩カーに乗って出かけることにしました。
出かける前に、秋の自然に親しみを持てるようにと考え、どんぐりの話をしてみました。今日は絵本ではなく、箱から長い紙が出てくる紙芝居なようなものを準備しました。保育者が箱を持つと、一気に視線が集まっていました。無地の、ただの箱は、絵本よりも不思議なものだったのかもしれません。
どんぐりころちゃん の手遊びうたを歌いながら紙がスルスルとでてくると、座って見ていた子どもも、何だ、何だというように近づいてきました。そして、どんぐりが登場すると、おっ、という表情になり、予想どおりのとてもかわいい反応がみられました。
手遊び歌が終わると、箱から本物のどんぐりが登場です。どんぐりころちゃんだよ、と紹介すると、以外にも恐る恐る手を近づけてきた子ども達でした。絵と同じようにどんぐりの帽子からぽーんと実をだしてみたり、指でつまんでみたりしている子どもや、生きているのではないかと思ったのか、逃げようとする子どももいました。
新しい手遊び歌でしたが、リズムをとったり、一緒に体を揺らしている姿がみられたので、また歌って遊びながらどんぐりに興味を持ち、園庭や公園など野外で探してみたり、触れてみて、秋の自然物に親しみたいです。
散歩は、ふじ組のふわふわの子ども達と一緒に地下鉄車庫に行きました。
日差しが強く眩しいなかの散歩でしたが、夏の日差しとはちがいぽかぽかと暖かくかんじられました。歩きもだいぶたくましくなってきて、往復を歩く子どもや、散歩カーに乗りながら、歩く順番を待ちかねている子どももいるふわふわでした。
車庫に到着すると、地上に停車中の丸の内線車両を見つけ、散歩カーの椅子から立ち上がって指を指している◎くん。一緒に指を指している◇ちゃんは、こちらを見て何か言いたげでした。もしかしたら、のりものの絵本とおんなじだよ、、、。と教えてくれようとしたのかもしれません。
絵本と本物。連想したり、比べたり、繋げていったりと、楽しい遊びが広がりそうです。
F.S

とんがっているところを つん、つんっ。

次の電車はまだかな~。 お行儀よくならんで待っています。
◆みんなで枯葉遊び ふじ(きらきら・わくわく)

今日はきらきら、わくわくは園庭で遊びました。ふわふわはつぼみ組と電車を観にお散歩に行きました。
他のクラスは、今日は誕生会のため園庭にはまだ出てきていないので、最初は園庭はとても広々、ふじくみで占領していました。枯葉も大分落ちてきて、ほうきで集めていると、みんなが寄ってきました。集まった枯葉をつかんで、やはりパラパラとかけてきました。逃げるとそれを楽しんで「まてー」と追いかけてきて。広い園庭をしばらく駆け回りました。
枯葉が頭や体につくと、やさしく、それをはたいてとってくれる優しい子も見られました。すると、〇くんは枯葉を集めた固まりのところでじっと遊び始めました。枯葉の山を作ったり、バケツに枯葉をたくさん入れていたり、他の子達もバケツを持って来て、枯葉を入れ始め、大事にそれをいろんな所へ持っていっていました。
また、近くにある大きな丸太の穴に枯葉を入れていた◎ちゃん。あったーと言って何かを持ってきました。幼児組が作ったのでしょう。その穴に隠してあった泥団子を偶然見つけ、目を丸くして見せに持って来てくれました。宝物を発見したように、また大事にそれをもとの場所に戻していました。広い園庭で、お友だちが遊んでいると、気になって近寄って一緒の事をしながらも、仲よく、枯葉、自然遊びを楽しんでいました。(T.Y)


ここにも枯葉を入れて
◆素敵なお兄さんお姉さんになるために(きく)

インタビューにしっかりこたえる3歳のお姉さん♪
今日は、11月の誕生会。少し前から手形を取ったり、昨日は写真を撮ったりして準備をしていました。好きな食べ物は「ハロウィンのお菓子」と決めて、心の準備も着々としていた◎ちゃん。昨日は、写真を撮っていると、突然髪のゴムを持ってきて、「結んで。」と言います。二つに結ぶとにっこり。写真を撮り終わると、さっさとゴムははずして片付けていました。◎ちゃんなりの可愛らしい意気込みが見えて、それぞれの表現の仕方があるんだなと感じました。
そして、いよいよ誕生会を迎えました。緊張からか、色々考えたのか、好きな食べものは「おにぎり。」に変わっていました。きくたんぽぽみんなの前に出て、お祝いしてもらう◎ちゃんの顔は、緊張感も漂いながらうれしそうな笑顔。「◎ちゃーん、おめでとう!」と声援を送ると、にこにこしながら手を振ってこたえてくれました。それぞれにとって、特別な日になるように、大切にしたい誕生会の時間です。
給食の時間、スプーンの持ち方について、改めて話してみました。今までも個別に伝えてはいたのですが、改めて全員に向かって話すとまた伝わり方、意識の持ち方が変わるようです。みんなの大好きな「おにいさん」、「おねえさん」の言葉を使って、「こういう持ち方をすると、もっと素敵なおにいさんおねえさんになるよ。わからない時は先生やママ、パパにどうやって持つの?って聞いてね。」と鉛筆持ちをして見せながら話すと、「こうやって持つの?」「どうやるの?」と食べながらも何度も保育士に聞いて、意識を持つ姿が見られました。ご家庭でも聞くことがあるかもしれません。聞かれたらぜひ何度でも教えてあげてください。
園庭では、今日も憧れの優しいお兄さんたちとの関わりがたくさん。玩具の取り合いになり、ケンカをしていた二人には年長のお兄さんが仲裁に入ってくれました。
ぶつかって転んでしまった子に優しく駆け寄り、玩具を拾ってくれたお兄さんもいました。
かけっこをしていたら、一緒にやろうと言ってきた年中のお兄さんには、あまりの速さに圧倒されました。
そんな素敵なお兄さんお姉さんに近づく為に、日々奮闘中の子どもたちです。
(T.M)


クライミングにチャレンジして、登れたはいいものの、ちょっと怖かった~。でも、ロープのつり橋にさらなるチャレンジ。泣きながら、すたすたと渡っています。こんな体験も素敵なお姉さんへの一歩。
◆11月生まれの誕生会 (たんぽぽ)

おめでと~♪
今日は11月生まれの誕生会がありました。
11月生まれはきく・たんぽぽそれぞれ1人ずつで、みんなの前に立つとドキドキしながらもみんなからお祝いしてもらい嬉しそうでした。
お楽しみのアトラクション。
どんなのにしようか考えて・考えて・・・。
秋も深まってきた今日この頃。食欲の秋でもありますが、ここは・・・芸術の秋
と言うことで、
【やまのおんがくか】の絵本を読みました。
どうぶつたちがいろんな楽器を持って演奏するお話しです。
読み終わった後、今度は保育者たちも楽器を持って歌に合わせて演奏しました。
太鼓、大きい鈴、トライアングル、ギロ、リコーダー、キーボード
普段見たことない楽器に視線は釘づけです。
一緒に歌いながら楽器の音を楽しみました。
園庭に出る時も「ふふふんふんふん♪」と鼻歌をうたったり、口ずさむ子どもたち。
ついつい口ずさみたくなるリズム。
【やまのおんがくか】
深まる秋にぴったりのひと時でした。
t*s

【やまのおんがくか】演奏した後は、楽器の名前と音を紹介しました。

◆誕生会 (うみグループ)

今日は11月の誕生会がありました。
うみグループからは、ひまわり組の□くん、ゆり組の☆ちゃんの2名が舞台に上がりました。誕生児の友だちをお祝いするためにどんな気持ちでお祝いするか。「お山座りで応援する」「手は合掌で立って挨拶する」「拍手する」「歌ってあげる」と素敵な意見が上がりました。
誕生会中は、□くんと☆ちゃんに手を振ったり、手拍子しながら歌を歌ったりと子どもたちなりに応援をしていました。舞台にあがっている誕生児も緊張しているような姿も見受けられましたが、園長からの色紙のプレゼントをもらうと緊張もほぐれて笑顔が見られました。
今回のアトラクションはOHPで『ももたろう』を鑑賞しました。「あ、これ◇くんの役だ」「ももたろうは◎くんと※くんだよね」「私サルだったよ」と劇遊びを思い出しながら鑑賞するひまわり組の姿も見られました。
誕生会の後は、園庭と室内に分かれて遊びました。園庭では、ボール遊びや鬼ごっこ、フラフープなど友だちを誘いながら遊びに夢中になる姿が印象的でした。ボール遊びをしていたもも組の▲くんと●くん。ボールをお腹で転がしてみたり、足で蹴ってみたり、頭上に高く上げてみたり、「せーの」と声を掛け合って投げ合ったりとゆったりとした二人の時間が流れていました。
園庭の時間の後は、給食。今日は誕生会メニューのため、給食もおやつもいつも以上に楽しみだったりします。「美味しい」と給食の時間を楽しむ子どもたちです。(O.Y)


◆いきもの(にじグループ)
秋らしい気候になってきたので、子ども達と秋の話をしました。
「食欲の秋」「読書の秋」「芸術の秋」3つの秋の説明をすると、秋らしい食べ物の名前が出てきたり、植物の話がはじまったり、子ども達からも秋を感じている様子が伝わってきました。保育士が連休中に出会った動物、虫の話をすると子ども達は大きな興味を示し、保育士の「カエルが道でつぶれていたんだよね」の一言だけで「どこにいた?」「明日探すために散歩にいきたい」「どんな風につぶれていたの?」「大きさは?」「色は?」と質問攻めです…。図鑑でカエルを調べ「ピパじゃない?」「でも日が当たっている所にいたなら違うね」とどんどんカエルへの興味が深まっています。そして両生類の知識も増えていっています。
昨日園庭で見つけたヤモリは今はにじグループで飼っていますが、プラスチックケースに入ったヤモリを見た年長児が「そろそろかわいそうだからベランダに逃がしてあげたらどう?」とヤモリを見つけた年中児に提案しました。やっと捕まえたヤモリだったので「逃がさない」という選択をすると思い、見守っていると「うん。そうだね。」と年中児はすぐに納得し逃がすことを決めました。年中児の決断に少し驚きましたが、同時に大きな成長を感じ、人間と同じように虫にも命があり、生活しやすい場所があることをだんだんと理解できるようになってきていることを嬉しく思います。
園庭では葉っぱ探しがはじまり、黄色に変わったいちょうやもみじの葉っぱを集める女児達の姿がありました。花束のようにいちょうの葉を持ち、嬉しそうに見せてくれました。秋の自然を感じ、生かせるような活動を子ども達と一緒に考えていきたいなと思います。K.Y

◆緊張感(そらグループ)

本日、11月の誕生日会がありました。
昨日の帰りの集まりでも歌の練習やどの友達が誕生児かと確認を行いました。
年長児2名、年少児4名の誕生児がおります。
年長児は大きくなったらなにになりたいか、との質問で「看護師さん」「薬剤師さん」と答えます。
年少児の子どもたちは好きな食べ物は、との質問です。
「柿」「ぶどう」「ピーナッツバター」と答えます。
少し緊張気味であることが伺えましたが、仲の良い友達といるという安心感もみてとれました。
ホールに移動。本番では自分の番まで緊張感を持った様子でもありましたが、お父さん、お母さんを見て喜んでみたり、友達からも手を振ってもらえたりとその場に慣れていく様子も感じました。
本番を終えると園庭で遊びました。
緊張したあとの天気のよい園庭で氷鬼やサッカー、砂場遊びを楽しみました。
(a.y)

2歳児クラスの友達が泣いているのに気づいた年長児。すぐに駆けつけて声をかけておりました。

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