◆11月5日(火)の子ども達
2019年11月05日 火曜日
◆たたいてお返事できるかな?(つぼみ)

今日のつぼみ組は5人お休みの7人です。
朝の集まりも、給食も午睡もなんだかちょっぴりさみしいさを感じます。
「〇〇ちゃん(くん)」と名前を呼ぶと手を挙げて返事するのは毎日の習慣になっています。そこで今日はタンバリンを取り入れてやってみることにしました。
まずは保育士の名前を呼んで見本を見せます。「〇〇せんせい」「はあい」の返事と一緒にタンバリンを叩きます。子ども達はなんだなんだというような表情で保育士の様子を見ていました。
いざ、子ども達の名前を呼んでみます。名前を呼ばれると嬉しそうな顔でタンバリンを叩きます。タンバリンを叩くのが楽しくて何回も連続で叩く子、2回くらい叩いて満足する子、少しためらって叩く子、反応は様々でおもしろいです。
月齢が一番低い◎くん。一番最初の子を呼ぶと「あっあっ!」と言って近づいてきました。◎くんが目指すものはタンバリンです。興味を示してくれたので次に◎くんの名前を呼びました。「あ、あ、」といいながら何度も何度も叩いていました。叩く動作が楽しいのか、叩くと「パン!」と音が鳴るのが楽しいのか、笑いのツボに入ったようにケラケラと笑っていました。どのようにして返事をするのかちゃんと分かっていることに驚きした。先生やお友達のやっていることを見ながら出来ることが少しずつ増えている姿があり、日々成長を感じます。
今日、タンバリンを使ってみて全員が楽器に興味を持っていたので、楽器あそびをやってみたいなと感じました。ホールには大きな太鼓もあるので子ども達がどのような反応をするのか見てみたいです。
園庭に出ると、目の前にあるローラーすべり台でひと遊びする子ども達です。
すべり台から「ばぁ~!」とやったり、3人一緒に連なって滑ったり、大人があまり介入しなくても、子ども達だけで楽しく遊べていました。
少し経つと、それぞれが散って色々な所で遊び始めました。
ふじ組の子が降らす、落ち葉の雨を浴びたり、砂場のところにある手すりのついている小さな築山をゆっくり渡って、手すりに顔を隠して(全然隠れていませんが、隠れた気でいます)「ばぁ~!」をやったり、思い思いに遊べました。
気温も一気に下がり、これからはインフルエンザも流行ってくる季節になります。
子ども達の体調の変化に気をつけながらも、秋の自然を十分に感じられるような日々を過ごしていきたいです。(i,K)


◆砂場にて(ふじ)

今日の朝の集まりの時に「おしゃれねこさん」という紙芝居を読みました。おしゃれが大好きなねこさんが自分に合う服や鞄、靴などを選んで行くのですが子ども達にも聞いてみます。大きさや色が違う鞄などが2つ出てきます。二者択一です。指で指し示す子もいますが何人かははっきりと色で教えれくれます。ねこさんに会いそうな大きさの青いスカートを〇くんは「あお」としっかり色で教えてくれました。
この紙芝居にはもう1つ小さい大きいで選ぶことも出来ましたが、まだ「おおきい、ちいさい」で伝えてくれる子はいませんでした。色はクレヨン遊びやブロックなどで興味を持つ機会も多いですがこの紙芝居を通してなかなか物の大きさは「大きい」「小さい」は伝えることはあっても比べる機会が少ないように思いました。いろいろな機会に物の大きさなどを比べる機会を増やしていけたらと思いました。
その後は、園庭に出て遊びました。天気も良く元気に園庭に出ていきました。砂場に土曜日に幼児組の子どもたちが作った富士山の名残りが残っていたので保育者がまた砂を積み上げて山を作ってくれていました。早速その山を見つけた〇くんは大きい熊手を持って来て山を崩し始めました。そこに仲間が集まってきて山を崩す工事が始まりました。一緒に工事をしていた☆くんは丁度よく崩れ始めると山の上に登ってまた崩して楽しく山の工事をして遊んでいました。仲間もどんどん増えて上手に山を囲んで力を合わせて遊んでいました。(y.n)


◆いつまでも続く「3びきのこぶた」(きく)

「三匹のこぶたやる」と言ったかと思うと、「オオカミ」と言いながら両手を構えてもうオオカミになっている子もいました。早速、こぶたとオオカミに分かれると、こぶたたちは、藁の家を「藁をよいしょ、藁をよいしょ」と言って建て木の家を「トントントン」と言って釘打ちをし、煉瓦を運んで積み上げていき煙突も背伸びをしながら作り上げると、藁の家でお風呂に入り出しました。その間に、オオカミはと言うと洗濯バサミを腕や指に付けてオオカミに変身し始めました。オオカミは、用意が出来るとこぶたの様子など気にせずに出かけていきました。「トントントン、オオカミだよ。入れて」と言うとこぶたは、すかさず「だめだよ」と言っていました。「それなら吹き飛ばしてやる」と言ったかと思うとすぐにフーフーフーと吹き飛ばし「待て~」でもこぶたもすばやく逃げ、鍵をガチャガチャと掛けてしまいました。展開の速さにびっくりします。どんどん話が進み、煉瓦の家で吹き飛ばしても吹き飛ばないと解ったオオカミは、すぐに椅子を取に行ってそこから「せーの」 で飛び降り、こぶた役の子は両手でひらひらさせて火を焚くと、オオカミが「あっちち」と逃げていきました。さあ、お話は終わったと思ったのは、保育士だけです。
こぶたたちは、すぐにオオカミが着てしまった為にさっきご飯が食べられなかったと言って藁の家に戻りおにぎりを作って食べ出しました。一方、オオカミはと言うとやけどしたお尻を抑えてダウンしていたかと思うと、またオオカミに変身し始め、洗濯バサミを手にいっぱい着けていました。こぶたがおにぎりを食べているのを見て、オオカミもおにぎりを作って食べ出しました。
この「3びきのこぶた」いつまで続くのでしょうか。どんどんと話が足されていき、いつまでもお話が尽きず、楽しんでいました。続いたまま2回戦、そしてさらに話は深まります。どんな話になっていくのか、これからも楽しみです。 M.K


◆伝えるって楽しいね(たんぽぽ)

今日は、〇ちゃんの誕生日。そして〇ちゃんのママ先生が来てくれました。
数日前から誕生日とママ先生の登場が楽しみだった〇ちゃん。
今日は、一段と嬉しさを感じます。
朝の会で皆で〇ちゃんのお祝いをして恒例の質問タイム。
「好きな食べ物は」「好きな色は」の問いに恥ずかしそうにしながらもジェスチャー等で答えてくれた〇ちゃんでした。
合わせてママ先生にも「〇ちゃんが生まれたときはどんな気持ちでしたか」と質問させてもらいました。
「会えてうれしかったです」という答えを聞いてうれしそうな〇ちゃん。その話を聞く、他の子たちもよく話を聞いてくれてとっても幸せいっぱいな雰囲気でした。
次は、お休みの様子を聞いてみました。「消防博物館に行きました。」「パパとおねえちゃんと公園に行き、すべり台をした」「お家でこまちを連結させてトンネルを作った」など様々な返答が返ってきました。
聞くだけでなく、伝えたい気持ちもしっかり感じる子どもたち。
この姿から成長を感じます。
そのやり取りの後に、木々の紅葉やどんぐりなのどの実が落ちているかなど園庭の中に「秋」を感じる場面がある話をしてみました。
その話をよく聞いていた子たちが外階段に落ちた葉っぱを見つけ「黄色だ」「茶色だ」と教えてくれました。
踏むと音がすることを知らせるとかさっという音や感触を感じ早々に秋を満喫していました。
その後は、築山のどんぐりや樫の木を眺めどんぐり探しを始めた子たちもおり「どんぐりみどりじゃないじゃない「どんぐりがまだ緑色)」と教えてくれました。
探索を楽しむ子たちの表現力に驚かせてもらいました。
日に日に伝える力が付いてきた子ども達。
やり取りする中で言語面の成長を感じます。これからもこのやりとりを楽しみにしていきたと思います。
(N.Y)


◆人間関係 (うみグループ)

連休明けの火曜日。「昨日○○ちゃんと一緒にバーベキューしたんだよ」「公園いったよ」「今日◆くん来るかな?」「ディズニーランド行ったよ」とLaQやカードゲーム、電車あそびをしながら休みの出来事を楽しそうに会話する姿が見られました。
今日はファミリースポーツディの印象画を描きました。年長児は、年長リレーの事を思い出しながら絵に表現している児が多く見られました。そんな中、「先生~、ぼくなかなか描けないんだよ」と年中の○くん。「楽しかったことはあるんだけどさ」と言いながらも手は動かしている○くん。描き終わった児が並んでいる列に並ぶ前に、○くんが「先生うまくかけなかったけどいいのかな」と心配そうな○くん。そんな○くんの声を聞いていた★くんと■くん。
★くん「○くん、描けてるじゃん。僕は上手だと思うよ」
■くん「うん、○ちゃんかけるよ。いいじゃん」
○くん「うーん、そうかな…。ま、でもこれでいいね」
○くんは、★くんと■くんの優しい言葉に自信が持てたようで不安な表情から笑顔に変わっていました。
得意なこと、苦手なことそれぞれあると思います。友だちの言葉で、嬉しくなったり、悲しくなったり、怒りたくなったり。相手の気持ちに寄り添う大切さ、言葉を通して人間関係が育まれる大切さを子どもたちの姿から改めて学ぶ瞬間でした。(O.Y)


◆好奇心でいっぱい(にじグループ)

連休明けの今日は、お休みで元気をたっぷり充電してきたのか、登園して早速、製作に取り組む児の姿がありました。「衣装づくりがしたい」と新聞紙を出して自分で見よう見まねで、スカートとマントのような形の土台ができ上がっていて、保育者からは飾り付けの提案をしただけで、あっという間に衣装を完成させてしまいました。もも組の児とは思えない、発想と行動に感心してしまいました。
朝の集まりでは、「大きなかぶ」のエプロンシアターというお楽しみもありました。
子ども達から寄せられる、ワクワクと輝いた目と共に登場人物が入れ替わる度に、「うんとこしょ、どっこいしょ」の元気な掛け声が部屋中に響き渡りました。
園庭に出る前には、実際のどんぐりにペンで顔を描いている児、紙粘土で作ったヤモリの色付け、塗り絵を喜んで行う児、遊び方は実に様々。
子ども達の遊びを後押し出来るような環境の大切さを改めて感じました。
園庭では「先生、ヤモリ見つけたよ」と一生懸命に向かって走ってくる男児がいました。
友達と一緒に見つけ、跳びあがるくらいに嬉しかったようです。
ヤモリに食べさせてあげたくて、餌になるだろうと思う虫を見つけ、与えて好奇心が一杯の男児。興味を持ったことは、行動していき、気付き、発見に繋がることでしょう。
園庭中に沢山の元気な笑いが聞こえていました。S・A


◆創造力 (そらグループ)

今日は〇ちゃんのお父さんが保育士体験に来て下さり、パパ先生に甘えて嬉しそうな子どもたちでした。今後もご参加お待ちしています。
朝の集まりでは誕生児のお祝いをしたり、連休中にどう過ごしたかを聞いていきました。
「キャンプに行きました」「おばあちゃんに会いに行きました。すごく喜んでた」「いとこにばったり会っって、一緒に遊んで楽しかった」「キティランドに行きました」「みんなでディズニーシーに行ったのが楽しかったです」
嬉しそうに手をあげ堂々と話す姿に、自信を持って人前で発表できるようになってきたのが感じられます。
その他にも、『3びきのこぶた』の手遊びを3学年入り混じった12人の子たちが披露してくれるなど、伸びのびと表現する姿が見られました。
今後も様々な表現方法を楽しんでいきたいです。
室内遊びでは、年長の☆くんが箱を使ってビー玉転がしを作りました。
ダンボールやトイレットペーパーの芯を切り取って箱に貼り、どうやれば坂道になって上から下に転がっていくかを考え試行錯誤する☆くん。
その姿に興味を惹かれ、一緒に考えたり作ったりと制作仲間の輪が広がっていきました。
その後はそれぞれ自分でも作ってみようとチェレンジしたり、☆くんと共にアイデアを出し合ったりと、子どもたちの創造する力は大人が考える範囲を越えていく事を実感しました。
その力を保障する為にも、素材の準備を整え提供していきたいです。
園庭でもたっぷり遊び、楽しそうな笑顔に溢れた1日でした。
O・Y


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