「またやってあげるよ」
2019年10月25日 金曜日
ファミリースポーツデイの総合練習のため、担当職員が準備に出ている際、幼児グループに少しだけ入りました。
朝の集まりをしようと思いますが、何から始めてよいのやら戸惑っていると、年中女児のTちゃんが代わりに先生役をやってくれました。Tちゃんが前に立つと「ぼくも」「わたしも」と年中児たちが勢ぞろい・・・、口々にやるべきことを熱心に教えてくれます。
一斉に話すので聞き取るのは大変でしたが、私のことを手伝おうと自信満々で嬉しそうに話す子どもたちを見てとてもうれしく思いました。なんとか、朝のご挨拶とお当番紹介までこぎつくことができました。年中児たちに感謝です。
子どもたちは次に何をするのか分かっている為、大人に言われなくても行動できることがたくさんあります。その行動が大人の段取りと違うと、静止させたくなったり、先回りをしてやってしまったりすることもありますが、ふたを開けてみれば結局は同じ目的に向かっていることもたくさんあります。
育子園は大人の言う通りに行動できるよりも、子どもながらに一生懸命考え、主体的に行動する姿を大切にしています。失敗したり遠回りをすることもたくさんありますが、それもすべて無駄ではなく、大切な学びとして温かく見守っていきたいと思います。
総合練習の次の日、Tちゃんに合ったので「昨日はありがとう。とても助かったよ」と声をかけると「大丈夫、またやってあげるよ」と笑顔で答えてくれました。
保育主任
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