おはな
2019年10月23日 水曜日
ファミリースポーツデイが近付き、園庭で踊ったり演奏したりすることが増えてきました。
先日の幼児組の練習は、0~2歳児クラスも見学し応援していました。
応援中、1歳児クラスの数名が近くにやってきて手拍子したり、踊ったりして一緒に応援しました。
その中の1人Hちゃん。
「おはな・・・・・・。」と話しかけてきました。
その前の場面で園庭のお花を取ってしまった子を見ていたので、私は、「おはな取られちゃったね。」と言葉を返しました。
Hちゃんはまた、「おはな・・・・・。」と言います。
「お花かわいそうだね。」と返します。
また、「おはな・・・・・・。」
少し悲しそうな表情になっていました。
「おはな取ったら痛いよね。」と私も悲しそうな表情をして話しました。
それでもまた、「おはな・・・・・・。」と。
今度は自分の鼻を指さしながら伝えてくれました。
自分の鼻水が出たことを一生懸命伝えてくれていたのに、私はお花しか想像できませんでした。
思わず「Hちゃん、わかってあげられなくてごめんね~。お鼻出てたね。」と言うと表情が一気に変わりニコニコしながら渡したティッシュで鼻を拭いていました。
Hちゃんの表情の変化を見て自分の思いが伝わることの安心感がどれだけのものなのかを思い知ることが出来ました。
お鼻とお花。
思わぬ勘違いから、常に子どもの様子を観察し、頭を柔軟にしておくことが重要だと感じました。
副園長
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