大事にしていること
2019年10月04日 金曜日
毎日子どもたちを見ていると元気な子でいっぱいです。幼児組の部屋には作品が展示されています。特に目を引くのはサメの絵です。その大きさが実物大で描かれていたからです。園児が描く絵は、A4サイズのものが当たり前と思っていたのでそのスケールの大きさに驚きました。その作品をしばらく見ていると、子どもたちが小さな絵ではなく、大きな絵を描こうと思った瞬間のワクワク感が伝わってきました。
子どもたちの「本物と同じ絵を描きたい!」という意欲。A4サイズのキャンパスの中でサメが動き出したのでしょう。海中で尾びれを動かして泳いでいる姿が見えてきたのではないかと思いました。小さな紙の中ではその想像している姿が入りきれなくなったのであろうと、そして、一筆一筆描きながらサメが勢いよく泳ぐ姿や海鳴りの音、吹く風を感じ、雄大な姿が子どもたちの手によって表されたのではないかと思えてきました。
やらなければいけない授業ではない、自分が取り組みたいことだから、大変なことも智慧と想像力で展開していってます。子どもたちが楽しんでいるのが伝わってきました。
毎日がワクワクすることがクラスの中でも展開しています。子どもの想像力、やる気を大事にしている保育者たちの関わりによって展開しています。 園長 田中基之
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