◆10月24日(木)の子どもたち
2019年10月24日 木曜日
◆もうすぐファミスポ (つぼみ、ふわふわ)

今朝は、ふじ組の子どもが「読んで。」と持ってきてくれた本をきっかけに、つぼみ組でも読んでみました。ももんちゃんシリーズは同じ言葉の繰り返しがあり、読み進めながら繰り返していくうちに一緒に呼吸が合っていくように感じました。「ももんちゃんこちょこちょ」から、名前を呼ばれ、返事をした子どもをこちょこちょっとくすぐってみました。他児をみていて自分の番がくると、脇をぎゅっと締めて手をあげずに笑っていたりと、予想する子どももいたり、手を挙げて、素直に笑ってしまう子どもいたりと様々なかわいい反応をみることができました。
園庭にでる前に、室内でも「フルフルフルーツ」の曲を流して踊ってみました。だいぶ馴染みの曲になってきたようで、曲が始まり大人が動き始めると、なんだかそわそわとし始めました。自分で曲に合わせながら体を動かす子どももいたり、大人に抱っこされて動きを楽しもうと求めてくる子どもや、賑やかな様子をみて楽しんでいる子どももいました。
園庭ではふわふわと一緒に、のんびり過ごしました。今週は総合練習が続いたので久しぶりののんびりです。
スポーツデイでも挑戦する、にょろにょろとした形の功技台を準備しておくと、さっそく一人で挑戦しようとするふわふわの◎ちゃんでした。室内での裸足のときとは違い、靴が滑ることもあるので、大人がそばに付き添いましたが、手を借りずに自分の力で頑張ろうと一歩一歩踏みしめている姿がたくましいです。
◇ちゃんは台の上にまたがって座ってしまい、歩こうとしなかったのですが、両手を繋ぎながら◇ちゃんに合わせながら歩くと、ゆっくり踏み出していました。
ファミスポでも、つぼみ、ふじのプログラムは、競技ではないので、速さや出来栄えなどは気にしないで、お子さんに寄り添い、呼吸を合わせながら、ふれあいをたのしんでいただけたら、と思います。
F.S

み~つけた。

ゆっくりどうぞ。
◆赤色たくさん (ふじ)

今日はきらきら・わくわくは散歩、ふわふわは園庭で分かれて遊びました。
久しぶりの散歩ということで、子どもたちの準備もスムーズであっという間に散歩カーに乗車完了です。
出発のご挨拶も以前は4人くらいしか手を合わせていなかったのですが、すっかりほとんどの子たちが手を合わせ「なむみょー」と言っている姿が見られました。
「出発しんこー!」と掛け声も元気よくして出発すると、道中ではすれ違うおばあさんが笑顔であいさつをしてくれて、子どもたちも手を振って返していたりとちょっとした地域の方との関わりがありました。
また、色も識別できるようになってきた1号車の子たちは、郵便配達車が通ると「あかー」と反応したり、ポストや赤いコーンを見つけると「あっ、あっ!あか」と景色を楽しむだけでなく、色が同じことにも気づいて反応して楽しんでいました。
公園に着くと、保育士のことを追いかけたり、自然と集合してみたり、ゴロゴロと寝転がったりの子どもたち。まずは団体でひと動きしたあとは各々好きなことをする子どもたち。保育士と一緒にラインの上を歩き始めた○ちゃんたち。近くで遊んでいる子たちもいましたが、ラインをたどり広い芝生広場をぐるっと一周までしていました。
たくさん動いて疲れたのか、□ちゃんたちはベンチでひと休みしたり「もうかえろうよー」というように散歩カー周辺に自然と再び集合。早めに帰る準備をし、今日はバス通りからたくさんのバスを見て帰ってきました。
行きも帰りも「あれは○○だよ」という保育士の言葉を拾って、「○○?」と繰り返し聞いたりして、いろんな単語を覚えたり、子どもたちが知らないことを「あれは何?」と疑問に思ったりして、園外にいく散歩の中でいろんな学んでいるんだなと感じました。
たくさん動いたからか、今日の給食のごはんのおかわりは完売でした。
(K.E)


アリ落ちちゃったね。
◆どんぐり散歩(きく)

どんぐり、みつけたー
いよいよファミリースポーツデイが近づいてきました。
ここ連日朝から練習が続き、盛り上がっていますが、今日はちょっとひと休み。
久しぶりに散歩に行く事にしました。
子どもたちにちらっと伝えると、部屋中に出された玩具があっという間に片付けられ、子どもたちの張り切り具合がよく分かりました。
朝の集まりでは、ちょっぴりファミリースポーツデイの練習。
名前を呼ばれたら前へ出て、太鼓(今回はタンバリン)をドンと鳴らします。
当日が近いこともあり、きりっとした表情で登場し、ドンと鳴らすことが出来ました。
当日もしっかり太鼓を鳴らすことが出来ますように・・・。
今日の散歩のテーマは「歩く」です。
「お兄さん、お姉さんになったから、全員歩いて散歩します。お散歩カーは使いません」と話すと、またまた子どもたちの表情はきりっと引き締まります。なんだか背筋も伸びているように感じます。
準備を整え、み仏様にご挨拶。
挨拶も本当に上手になりました。
2人ずつ手を繋いで、出発です。
久しぶりの散歩にウキウキ気分が伝わってきます。
足取り軽く、見るものすべてが楽しくて、看板を見ても、車を見ても「わはは」と笑い声が上がります。
自転車が通るたびに、保育士が「自転車です」と声を掛け合うのですが、それを聞いていた〇ちゃん、保育士と一緒に「自転車です」と声を掛け、歩道の端に立ち止まっていました。他の子も声を掛けられるたびに、しっかり端によって立ち止まってくれていました。
横断歩道にやってくると、パッと手を挙げて渡っている子がいました。
お家の方にしっかり教わっているのだなと思いました。
「赤信号」「青信号」も覚えました。
「赤は止まれ。青はいいよだよね」と子どもらしい回答に思わず微笑んでしまいました。
今回はバス車庫の裏へ行ってみました。
車も人の通りも少ないのですが、そこにはなんとどんぐりが落ちていました。
「あ、どんぐり」と一つ見つけると、どんどん歩みを進めてどんぐり探しが始まりました。
小さな手に持てないほど集めたり、こっそり「ママに見せてあげよう」とお尻のポケットにパンパンにどんぐりを入れている子もいました。
園庭ではなかなか見つけられなかったどんぐりをたくさん見つけて、大喜びの子ども達。
ビニール袋にたっぷり入る位拾ったので、出発しようとすると、△くんが「あ、どんぐりあったよ」と一言。出発準備完了だったのが、その一言でまたまたどんぐり拾いに早変わり。どんぐり拾い再開し、本当にビニール袋たっぷりのどんぐりをお土産に持ち帰ることが出来ました。
帰りもバスやクレーン車をじっくり見学したり、駅を見学しながら「おでかけしたのよ」などと話が盛り上がったり・・・。
久しぶりの散歩、じっくり楽しめたようです。
全員で歩いた散歩。子どもたちの自信にも繋がったようです。
お家でも子どもたちのお土産話、聞いてあげてください。
I・Y

どんぐりあったよーと見せに来る子と、大事そうにポケットにしまう子と・・・

たくさん歩いてベランダでゴローンとくつろぎタイム
◆小さい秋(たんぽぽ)

模様替えを少しずつしているたんぽぽのお部屋。
子どもたちの遊んでいる姿を見て遊びの広がりがみられる中でおもちゃも見直してます。
洗濯バサミを顔の形の厚紙につけたり長くつなげたり、髪の毛や洋服につけてオシャレをしている子もいます。
今まで提供していた遊びも自分たちで出して遊べるように環境を整えていきました。
半月の机をもうひとつだすとみんなそこへ集まり座り顔を見合わせます。
自然と笑顔になり、笑いあう子どもたち。楽しい雰囲気が伝わってくるようでした。
「お花のやろう」「ねえねえ、これやろう」「みてーできた」自分のやりたいもの、お友だちとやりたいことなど言葉にしながら楽しい雰囲気の中、それぞれ洗濯バサミで遊んだり、花はじき、カードで遊んでいました。
今日はファミリースポーツデイの練習もなかったのでゆっくり園庭にいきました。
お部屋でじっくり遊び込んでいた子どもたち。
気づくと、もうこんな時間とあっという間に時間が過ぎていました。
それでも園庭に行くとなると片付けの速さ、準備の速さは驚きです。
たくさんお部屋で遊び満たされた気持ちになると、次への気持ちの切り替えもスムーズで速さにも繋がっているんだなと感じます。
子どもたちのみたされた気持ち、やる気を大切にしていきたいと思いました。
園庭にでると小さな秋を発見していました。
「見て~」と◎ちゃんのちいさな手には緑色のどんぐりが。
まだ緑色ですがおおきくふくらんできたどんぐりはころん。とちいさな手の中をころがります。
少しづつ寒くなり深まる秋を楽しんでいけたらと思います。
t*s

「どんぐりみつけた~」トランポリンのところにどんぐりが。。大発見に驚きです。

「みて~。」と△くんの指差した先には◇くんがジャンプしようとしていました。「大丈夫だよ。がんばれー」と応援する△くん。◇くんは今日は飛べませんでしたが、チャレンジする気持ちは高まっています。
◆ただひたすらに (うみグループ)

ここまで登れたよ。○ちゃんが一人で降りられないって。僕の手に捕まって。(子ども達の勇敢さと優しさが行動にいつも現れています。
数回にわたって行われたファミリースポーツデイの練習で子ども達は期待が弾む中、もっと好きな遊びで遊びたいという気持ちも比例してきています。「ねぇ、もう遊んでいい?」と開会式が終わると同時に告げたゆり組の男の子。告げるのはまだありがたく、すでに築山の上に移動しているもも組の男の子。なるべく前向きに参加してもらえる様な声かけや関わり環境設定を考慮しておりますが、子どもの「今」その瞬間のやりたい事はどんな環境や関わりでも変える事が出来ないのかもしれないとも改めて感じさせられたファミリースポーツデー予行、総合練習期間でもありました。
限られた朝の自由遊びの時間などで目一杯全力で遊ぶ子ども達がいます。
カードゲームをしたり、おままごとをしたり、ごっこ遊びをしたりと文面では普段と変わらない様に見えますが遊びに向かう熱量が違います。
分かりやすい見た目で言うならば声の大きさや、感情、体の動きや表情が違っています。内容としては活動中に普段起きない様なトラブルも起きますし、遊びの切り替えや切り上げに時間を要したり玩具の片付け方に優しさが欠けていたりもします。それでも何とか練習の準備に取り掛かろうと必死で急ぐ子ども達の姿を見て子どもにとって必要な体験と経験が私達保育者は用意出来ているのか日々考えさせられました。
それが必要な経験でそればかりでは無いからこそ成り立つ園生活がありますが、子ども達の素直な反応、実は我慢していたなどの本心が垣間見れる瞬間は反省させられます。
勿論、もっと練習をしたい、リレーで勝ちたいなど体を動かす事が好きで先程述べた熱量とは違う方面の熱量を持っている子どもがおります。年長児に多いです。「でも、鼓笛の練習は嫌。」と正直な姿もあります。
リレーの様な、一人が強くても勝つことの出来ないチームプレイを要する競技に対する子ども達の思いはほとんどの子どもが勝ちにこだわっています。かけっこもそうです。
「はぁ〜きっもちぃ〜」と満面の笑みでゴール後に保育者の所に寄ってきた男の子がおりました。「一位って気持ちいい」と情動しています。「俺遅いから…、私遅いから…。」と卑屈になっている子どもがいたとすれば気持ちを受け止め、本番までの日々で早く走れるようになりたいという思いなのかもうやりたくないという思いなのかを把握、予測し関わりながら最終奥義の元々特別なオンリーワンを伝えていきたいと思ってはいます。
しかし、「今」この瞬間の子ども達はそんな心配はなく、前向きで、練習でも誰かを責めたりはせずリレーの順番の変更や作戦を緻密に立てております。先日まで「ま〜た二位だったよ、あれ(リレーの走順表)変えるね」という声をうみグループの緑のドアをガガガッと開け仁王立ちで報告してくれるアンカーの子どもがいます。
すでに元々特別なオンリーワンを自覚した上でナンバーワンになりたい様です。
○君は「俺、今日早お迎えだから…」の後に出た言葉がリレーの練習出来ないじゃんでした。
正に「今」この瞬間は、オンリーワンを活かしてナンバーワンになってもらいたいと思っています。
今日は何も無い日です。
何も無い日だからこそ、子ども達の何かしたい日になるのではないかと感じます。
とことん好きなものに取り組む一日。
そんな日常にふと戻っていた子ども達がいました。それでもファミリースポーツデイにちなんだ会話やそれに取り組む姿が垣間見られます。本番にしっかり期待を持っているようです。滅多に園庭に出ない子どもが園庭に出て、落ち葉や枝を拾っていました。1時間もそうしていました。二人で沢山の落ち葉と枝を集めて「見て〜」と喜んでいました。
ただひたすらに落ち葉集めをやる子どもの姿がただひたすらに落ち葉集めがやれる子どもの姿に見えた一日でした。
k★y

後ろには小さいクラスの子どもがいます。一緒に葉っぱを集めています。

◆先生vs子ども(にじグループ)

今日は大聖堂に散歩に行ってきました。散歩の途中、鬼ごっこをしようと張り切っていた年長児が「お泊り保育で足が速くなる足湯に入ったから足が速くなったんだよ。」とお泊り保育の話しているのを聞き、子どもたちにとってお泊り保育が特別で意味のある時間だったということを改めて感じ、うれしくなりました。
子ども達は大聖堂の屋上に着いた途端に「先生が鬼ね」とだけ言って逃げていきました。それを聞いた他の子ども達も一斉に逃げはじめ、いつのまにかほとんどの子どもたちが鬼ごっこに参加していました。全員の保育士からとにかく逃げる子ども達。保育士全員が鬼になり、いつもの何倍もの人数での鬼ごっこがスタートしました。
園庭で鬼ごっこをするときにはコンビネーションやツリーハウスを使い、上手に逃げていく子ども達ですが、大聖堂の屋上では隠れるものも少ないため、友だちと協力しながら全力で逃げていました。
明日は雨が予想されるため、最後にリレーの練習をしようということでみんなでリレーの練習もしました。競い合うことはもちろん大切なことで色々な気持ちを味わう中での成長もありますが、それ以上にみんなで楽しみ、同じ気持ちで取り組むことを大切にしていきたいと子ども達の姿を見て感じます。
ファミリースポーツデイまであと2日ですが、子どもたちの楽しかった思い出となるように気持ちを高めていきたいと思います。K.Y

◆涼しい気候の中(そらグループ)

銀杏が臭いよー
以前の散歩の際に☆くんが「先生、大きな滑り台がある公園に行きたい」とのリクエストをしてくれましたが、行けなかったので、今日方南公園へ散歩に行くことにしました。「大聖堂に近い公園だよね?」「ブランコがあるところだよね?」と方南公園の特徴を子ども達同士で語り合い、自然と散歩に対するウキウキ度が上がっていきます。
さあ、公園に向かって出発!以前は大聖堂の波羅蜜橋から行くことが多かったのですが、今日は初めて直接公園へ向かいます。前とは違うルートなので「あれ?こっちに行くの?」と表情で語る子ども達。「今日は直接行って、遊ぶ時間を長くしようかなと思ってるんだよ」と保育士が言うと納得。道中、沢山の植物や生き物、家での出来事などを話しながら方南公園へ向かうと先客が沢山いました。「あれ?にじグループの子達かな?」と帽子の色が似ていたのでそんな声が聞こえましたが、他の保育園の子ども達でした。
公園での約束を確認した後、すぐに思い思いの遊びを始める子ども達。
まずは滑り台。大きな石の滑り台は子ども達にとってこの公園のシンボルでもあり、高さがあるので少し怖い遊具でもあります。友達と一緒に滑る児や一人で滑る児と様々です。滑るのが怖い●くんは△ちゃんが「一緒に滑ろう」と言って誘うと段々と怖さが楽しさに変化。「もう一人で出来る」とこの数分で苦手を克服した●くんの姿がありました。
ブランコのところでは柵の所で順番待ちをしたり、乗っている児の後ろからブランコを押してあげる年長児の姿があります。自分で最初から漕ぐことは難しいですが、友達が押してくれるとその大変さがなくなり、スイスイとブランコを漕ぐ事が出来ます。友達パワーを沢山見せてくれました。
岩のところでは「先生、登れたよ」「ここから登ったんだ」と嬉しそうに教えてくれる□ちゃん。コツを掴んで登るのはもうお手の物です。
思い思いの時間を過ごすとすぐに園に帰る時間になってしまいました。
帰り道も沢山の植物や虫を見つけました。楽しい時間も終わり。
また今度沢山の発見をみんなで探したいと思います。
(K.H)

一緒に滑ろう

登れたよー

Posted in 園のこだわり