◆10月9日(水)の子どもたち
2019年10月09日 水曜日
◆秋の遊びへ・・ (つぼみ)

落ち葉の雨だ~
今日は何の紙芝居を読もうかと紙芝居の棚を眺めていると「ごろーん」という紙芝居を手にしました。動物たちがごろーんと寝転ぶだけのシンプルな話ですが、子ども達はどんな反応をするのか、、ごろーんとしてくれたらいいなと思いながら選びました。
「集まって~集まって~可愛いつぼみさん集まって~♪」と歌いながら誘うと徐々に部屋に集まってきてくれます。
紙芝居を読み始めると集中して見てくれます。話が終わりに差し掛かったとき、〇くんがいきなりごろ~んとなりました。まさか〇くんがやってくれるとは思わなかったのでびっくりです。〇くんのごろ~んをきっかけにみんなでやってみると、ひとり・・またひとりと楽しそうだと思ったのかお友だちを真似しながらごろ~んとしていました。
私が目的としていた流れになったのは〇くんが保育者の思いを汲み取ってくれたからだと思います。
園庭に出るために靴を履いていると、「ドーン!」と太鼓の音が聞こえてきます。年長がファミリースポーツデイで行なう鼓笛の練習の音です。子ども達もその音にすぐさま反応し、「あっあっ!」と声を出しながら、キョロキョロと音のありかを探していました。音はホールから聞こえてくると分かると早足で向かい、窓に顔をくっつけて興味深々で中を覗いていました。
最近、子ども達の興味あるものの幅が広がったように思えます。「やりたい」「みたい」「しりたい」日々たくさんの興味・好奇心を心で感じながら過ごしているんだなと感じます。そんな、子ども達の興味・好奇心をそぐ事なく、一緒にやってみたり感じたりして刺激に変えていきたいです。
園庭にはたくさんの落ち葉が落ちていて、すっかり秋を感じます。
落ち葉を手にしファサ~っと落ち葉の雨を降らせると子ども達も大喜びです。
小さな手いっぱいに掴み取り思い思いに投げていて、自分の投げた落ち葉に「きゃー」と言って盛り上がっています。季節が夏から秋に変わったことで、遊ぶ環境も秋仕様です。
夏の遊びから秋の遊びへ。落ち葉遊びにどんぐり拾い・・夏とは違った秋ならではの自然との関わりを思いっきり楽しんでいけたらなと思います。(I・K)

みんなでごろ~ん
◆ピーマンの炒め物を見て(ふじ)

ピーマンの調理に夢中で見学中
今日は台風の影響か白い雲が多く空に広がって、たまに風も強く吹き肌寒さを感じましたが、子ども達は園庭に出て元気に遊んでいました。
そんな中、少し前に収穫したピーマンを園庭の真中で子ども達に見えるように保育者が調理器具を出してきて調理をしてくれました。子ども達は興味津々周りに集まってきますウッドデッキの上に集まってきて頭がぶつかりそうなぐらい近づいて真剣に見ていました。
保育者がピーマンを半分に切って中身を見せてくれます。種などを取り出して細切りにしていきます。ピーマンの調理をそのまま最後まで見ている子もいましたが、周りにある器具に興味を持つ子もいました。
近くのウッドデッキで新幹線やパワーショベルのおもちゃを並べたり走らせて遊んでいる子達もあまり興味がないのかと思っていたら、ピーマンの細切り炒めを食べようと行列が出来ていた後に、組のお兄さんを中心に◇くんと△くんと☆くん◎ちゃんと自分たちで見つけた小さいピーマンをお皿の中に砂利と小枝を一緒に入れてシャベルでかき混ぜてみんで頭を寄せ合って真剣にご飯を作っているようでした。
見ていないようで興味のあるものはよく見ていて遊びにしてしまう子どもの表現力の豊かさ観察力に改めてすごいなと感じながら楽しなと思い微笑ましくなりました。(y.n)

ドラムコードのドラムに夢中

自分たちでもピーマンの調理に挑戦中
◆プチプチでペタペタ(きく)

スタンピング。自分で上手に出来るようになりました
今日は秋晴れのいい天気。
爽やかな風が心地よく感じる季節になりました。
子どもたちが楽しみにしているファミリースポーツデーも段々近づいてきました。
今日は当日使用する予定の団扇を作りました。
スタンピングで模様を作ります。
割りばしにプチプチ(緩衝剤)を巻きつけたもので、絵の具をつけてペタペタとスタンピングをします。
子どもたちは準備の段階から「何か楽しいことが始まりそう」という雰囲気をキャッチしているようで、絵の具作りから保育士の手伝いを率先して行ってくれました。お手伝い大好きな子ども達、「これ、お願いします」と言われると、きりっとした表情になって手伝いをしてくれました。
準備ができると、席に座りスタンピングをはじめました。
以前はやりたい気持ちが先走り、我先にと押し合いしていた頃もありましたが、少しずつ「順番」が来ることを理解してきたようで、座って待てる子も増えました。
「ぽん。ぽん。」と保育士が声を掛け、その声に合わせるようにスタンピングをしています。
力が入ってしまったりもしますが、一人ひとり落ち着いた雰囲気の中、楽しんでスタンピングの時間を楽しむことが出来ました。
子どもたちには、団扇になることを話してみましたが、△ちゃんが「へー」と嬉しそうに反応してくれた以外、「?」という表情が多く見られ・・・。近いうちに出来上がった団扇を子どもたちに見せてあげたいと思います。その時の子どもたちの反応が楽しみです。
部屋での遊びも盛り上がっていました。
□くんは、ミニカーを箱の中に投げて遊んでいました。□くんのイメージはお祭りの的当てのようです。さすがにミニカーを投げるのは可哀そうだねと話し、紙を丸めてボールを作り、カゴも用意してみました。□くんはもちろん、他の子もボール投げに仲間入りし、ちょっとしたおまつりごっこを体験しました。
園庭でも遊びました。
今大人気の幼児組の☆くんを探して、今日は追いかけっこが始まっていました。太鼓橋、ウォールクライミング・・・お兄さんを追いかけて夢中で登っていきました。なかなか捕まえられない☆くん。明日も追いかけていきたいと思います。
昨日宝物探しを楽しんだ◎ちゃん。今日もやる気満々です。
園庭を忙しそうに周り、今日も次々と羽や木の枝、木の実など見つけることが出来て、満足そうな◎ちゃんでした。そんな◎ちゃんに刺激を受け、続々宝物探しの輪は広がっています。
明日も楽しいことがありそうです。
I・Y

ペタペタ。真剣です

今日も宝物、見つけたよー
◆踊ろう。運ぼう。祭りだ。わっしょい(たんぽぽ)

みんな元気に踊ります。
おやつ後に室内であそんでいた時に数人の子たちが半纏を着て頭に鉢巻。お祭りスタイルで子ども達同士で話をしていると、その中にいた〇ちゃんが代表するかのように「元気音頭が踊りたいからかけて」と保育士に伝えてきました。
友だちと話し、その要望をしっかり伝えてくれましたが、保育室は、玩具が出ている状態で誰が遊んだ後か分かりません。
「このままでは、踊れないから片付け手伝ってくれる?」と伝えてみました。
踊る気満々な子たち4人が率先して片付けを始めてくれました。
その優しい気持ちが嬉しくなる一コマです。
保育室があっという間にきれいになり、踊る準備をしていました。
リクエスト通りに「元気音頭」と「アンパンマン音頭」をかけて踊ってみると振りを覚え踊れる子が出てきました。みんなで踊り楽しみました。
この盛り上がりをそのまま遊びの中に取り入れ、大きな和太鼓を借りてきて叩いてから一人ずつお神輿を運びました。
名前を呼ぶと嬉しそうに返事をすると和太鼓を三回叩き音色を楽しむ子どもたち。
ワクワクした表情を見せます。
掛け声の「わっしょいわっしょい」も元気いっぱいでお祭り気分を大満喫してくれたかのように感じました。
「祭りだ」という雰囲気を感じたら楽しむという本能があるようです。
その後は、朝の会で今日の天気について聞いてみました。
テラスの先の空を見た子たちからはおひさまが見えなかったので「くもり」と言う声があり、出窓の方を見た子たちからは、日差しがこぼれてきたのを見つけ「はれ」という声が上がりました。
お互いに違う発言に「あれ?」という雰囲気になっていますが、見たところの違いに気付くにはもう少し先のようでした。
そのやり取りの中で△ちゃんが「今日の天気涼しい」という言葉も聞かれ、感じる力の成長を感じました。このやり取りから「園庭に出て天気を確かめてみよう」と勧めて出てみると「晴れ模様」「あっ晴れだったね」と言う声が…。
その後は、はりきって園庭に遊びに出かけていき、やり取りが楽しめるほのぼのする今日の朝の会になりました。
(N.Y)

お神輿わっしょいします。

「アンパン描いて」と要望があったので大きな丸を描いて再び、枝を渡すとかわいいアンパンを自分で描いて大満足そうでした。
◆遊びの保障 (うみグループ)

ボート。
今日は各年齢毎に分かれての活動でした。
しばらくの間、横割りの時間が増えていきます。グループだけの小さい集団での人間関係だけではなく同年齢の大きい集団での人間関係を体験する中で様々な経験を楽しめたらと思います。
年長児は鼓笛の練習、ソーラン節を行いました。鼓笛演奏はリズム隊の自信がありあまりテンポが速くなってしまいがちです。
上手だからこそ、自信があるからこそ走ってしまう姿が表情から見て取れます。
キーボードはリズム隊パート練習の度にメロディを弾きながらリズム隊に合わせて演奏する姿が見られました。テンポの速いリズムになると2倍速で弾かなければならない為、首を傾げながら絡まる指をなんとか次の鍵盤に持っていこうと必死です。
年中児、年少児は皆んなでダンスを踊る楽しさを味わっています。出来る出来ないではなく、楽しく踊れる場面となっていればと感じます。気持ちが乗らない子どももいる為、無理強いはせず前向きな気持ちで踊れる様な時間帯や場所や人のチョイスを怠らないようにしていきたいと思っております。
本番に強い子どもやそうでない子どもがいる中で、今、楽しく取り組めている瞬間を認めていきたいと思っております。
室内や園庭遊びの時間を横の活動に当てている為、普段通りの流れではありませんが活動後の遊びの保証も丁寧に行っていきたいと思います。
k★y

トノサマバッタ。
◆ちょっとドキドキ (にじグループ)

カエルの体操を、元気に踊っています。
すっきり晴れた秋晴れでした。今日もひまわり組はホールで鼓笛練習、もも、ゆり組は遊戯の練習をしました。最初ににじ、うみ、そらグループのもも組が集まり、一緒に音に合わせて踊りました。初めに、カエルの体操の内容が描かれた絵本の読み聞かせを聞くと、登場人物のカエルと同じように、自分達も上手に踊れるよ。と皆は胸を張って元気に踊ってくれました。
各グループのもも組が交代をして、踊りを披露すると、ドキドキ顔で前に立ち、皆、緊張しながら最後まで、本当によく頑張りました。
本番まで負担にならないよう、楽しく練習し本番を迎えられるようにしていきたいと感じました。
踊りの次は、お絵描き遊びをしました。保育者がホワイトボードに、絵を描き、何か当てるゲームです。
最初の絵を当てると、今度は自分が絵を描きたいと、率先し手を挙げ、自分が描いた絵を披露してくれました。個々に手を挙げ、自分が思うものを、言い当てていました。
園庭に出て遊ぶと、遊具や環境を上手く生かし、鬼ごっこ、野菜の収穫、虫探しに夢中で遊んで元気に過ごしていました。S・A

まだまだ、野菜収穫ができるんですね。

毛虫を発見したそうです。
◆変化(そらグループ)

今日は年長児◯くんのパパ先生の日。
鼓笛・遊戯の練習にも参加して頂き、園庭では鬼ごっこで思いっきり走って子どもたちは大喜びだったことが伺えます。
午睡の時間帯には紙芝居を読んで頂きました。
年長児が早めに練習で部屋を出ると、残った年中児と年少児で遊戯の練習を行いました。
互いに踊る姿を観る側と披露する側に分かれて行います。
「ちょっと恥ずかしい」といいますが、上手に踊る年少。
「ちょっと恥ずかしい」といいますが、少しづつ踊っていく年中。
それぞれの恥ずかしさを克服していく違いも楽しみつつ、みんなの前で披露することも増やしていけたらと思います。
年長児がいるとまた違った反応ではないかとも思います。
10時からは前回同様に組ごとに分かれての練習。
他グループの子どもたちに見られるという緊張も見せてくれました。
本日でまだ2回目。
昨日は音楽クラブがあり出来ませんでしたが、合間に音楽を流して練習も行いました。
今日も「早く踊りたい」という子どもたちも増え、参加する姿が多く見られています。
周りの目も気になるけど、踊りで好きな部分があったり、上達していることが自分でもわかっていることが『早く踊りたい』に繋がったのかもしれません。
環境の変化で子どもたちへの変化が見えてきたことは大きな発見でもありました。
今後も変化を楽しんでいけたらと思います。
(a.y)


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