◆10月2日(水)の子どもたち
2019年10月02日 水曜日
◆気分はお兄さん・お姉さん(つぼみ)

手遊びが上手になりました。特にあんぱんまんの手遊びへの反応が凄く、「トントントントン」と始めると両手をグーにして子ども達も一緒に始めます。一人ひとりトントントンのやり方は若干違いがありますがそれも可愛らしい個性です。ついつい頬が緩みます。ぜひ保護者の皆様、保育士体験で一緒にやりましょう。
園庭では一人遊びを楽しんだりつぼみぐみの友だちと同じ空間にいる事を好んだり、最近はふじぐみやもっと大きいお兄さん達と遊ぶ事が楽しいと感じるようでお兄さん達の輪の中に入っていく姿がよく見られています。
シャベルで砂をすくって小さな山を作っていた△くんの隣りでふじぐみの〇ちゃんがカップに砂を入れて枝を一本刺してケーキを作っていました。『みて~』と〇ちゃんの自慢げなその姿を見て『あー!』と枝を刺して自分も枝を刺したいと枝探しが始まりました。その近くにいた他のつぼみぐみの子ども達も枝が気になるようで沢山集めた砂の上に枝を置いたり刺してみたりとシャベルから枝に持ち替えて遊び始め、大人から見ると見た目は〇ちゃんと同じようには刺さっていませんが子ども達にとったら『わたしもできた!』『ぼくも枝を乗せたよ』と満足気です。自分でできた・自分でやったという気持ちが嬉しいようです。
園庭の奥の方では年少組に混じってミミズ探しに夢中になっている☆ちゃんがいました。お兄さん達からも『☆ちゃーん』と呼ばれて名前も覚えてもらい、保育士の姿が見えなくても安心できる存在がいてこちらも安心です。
つぼみぐみの子ども同士はもちろんですが、年齢を超えた関わりの中で受ける刺激も大きく、日々色々な楽し方を見つけている子ども達です。こんな事も出来るようになったの!?と日々驚きが隠せません。
K・E

◆気の合う友だち(ふじ)

落ち葉や枝を使って、何かを製作中。何を作っているのかな??
朝の集まりでお話を読んでから、園庭に出ました。
朝のうちにスプリンクラーで水撒きをしていたので、ほんのり湿気もあり、体感温度も少しだけ下がり、心地いい感じで過ごしました。
友達を意識して遊ぶことが多くなったふじ組の子ども達。
その中でも、〇ちゃんは◇ちゃんのことが気になって仕方なく、隣に行って遊びを真似したり、姿が見えなくなると「〇ちゃん!どこ??」と探す姿も見かけます。
今日も常に〇ちゃんの側にいて一緒に遊ぶ◇ちゃん。
時々、思いが強すぎるあまり、存在をアピールしすぎてケンカになってしまうこともありましたが、その都度、保育士が仲介に入るとすぐに仲直りして、遊びを再開していました。
落ち葉を拾えば「なに?」と問いかけたり、玩具を手にすれば同じものを探したりと、◇ちゃんの想いの方が強いように思いますが、〇ちゃんも◇ちゃんの存在が近くにないと気になるのか、周りを見渡して探していて、『ケンカもするけど、気の合う存在』なんだと感じ取れます。
今はまだ、1対1の気になる存在、一緒に遊ぶと楽しいと感じる存在という感じかもしれませんが、これからどんどん友だちとの関わりが増え、気の合う仲間が増えていくことでしょう。
その為にも、1対1の友だち関係を大切にし、時には保育士が仲介に入り、関わり方を伝えていきながら、友だちの輪を広げていけたらと思います。(E.Y)

ロープの結び目が気になるようで、真剣に見ていました。

保育士の真似をして、大葉の収穫中。
◆10月の誕生会とお芋抜き(きく)

沢山の誕生児がいて嬉しいお祝いになりました。
10月の誕生会をしました。きく・たんぽぽ組では、先月お休みした子も含めて8人の子が3歳のお祝いをしました。1人1人少し緊張しているものの嬉しいお祝いに、みんなの前で照れながらもお礼を言ったり質問にしっかり答えたりしていました。お祝いの色紙を手にニコニコでみんなに見せる姿もあったりと、嬉しさがあふれる誕生会になりました。
エプロンシアター「おいもうんとこしょ」を見ました。蔓をたぬき・くま・うさぎが引っ張っても抜けず、最後はネズミが出てきてみんなで「よいしょ、こらしょのうんとこしょ」と引っ張ると、大きなサツマイモが抜けました。大きいサツマイモにびっくり、みんなで「やった」と大喜びしました。最後は、焼き芋にしてみんなで食べました。美味しかったようです。
この蔓と葉っぱ、園の畑にも同じものがあることを知らせ、みんなで見に行こうと外に出ました。園庭に行くまでの階段の途中にある畑を覗いてみました。お話に出てきたお芋の葉っぱでいっぱいだったので、「この葉っぱの下にもお芋が出てくるんだって、楽しみだね」と言って園庭に降りていくと「お芋は…」と聞かれ、すぐに抜いてみたかったようです。「まだ小さいから大きくなったら抜こうね」と言うと草が長くつながって枯れていたのを持ってきて「お芋」と見せてくれました。蔓を引っ張ってきたようで、もうお芋抜きをしてきたようです。「はい」と言って手渡され、子どもたちからお芋をもう頂いてしまいました。
本物のお芋抜き今から楽しみになってきました。 M.K

エプロンシアター「おいもうんとこしょ」大きなサツマイモが抜けました。
◆10月の誕生会に参加しました(たんぽぽ)
今日は、10月生まれの誕生会です。
朝の会で〇くんと△ちゃんと先月誕生会をお休みした◇くんの3人をクラスでお祝いしまいしました。
「何歳になったか」「好きな食べ物は?」と聞くと思い思いに話していた3人。
この日を心待ちにしていたようでウキウキワクワクした気持ちが感じとられます。
クラスの友達にお祝いしてもらい嬉しさいっぱいなようで足取り軽く、誕生会に行くと
段々と緊張した表情に変わり始め、誕生会の中で名前を呼ばれ、お祝いしてもらうと恥ずかしくなったようでクラスでやったようにはなりませんでしたが、終始、嬉しく楽しそうにしていました。
「〇くん。△ちゃん。◇くんがおめでとうだね」「次は、僕かな」「私かな」とこれから3歳になる子たちの気持ちも高まり、ひとつ大きくなる特別な日を思い思いに満喫しているようでした。
その後は、園庭に出て遊びました。
砂場に行くと「ご飯作るから待っていてね」と☆ちゃんが、砂場で見立て遊びを始めました。
数日前から☆ちゃんをはじめとする数人の子たちがままごと食材をお皿に乗せて、スプーンに乗せながら「いっぱいにする?ちょっとにする?」と聞いてくれました。
このやり取りは、給食やおやつなどの時間に保育士が子ども達と食べれる量のやり取りをする会話です。
毎日のやり取りが砂場でも繰り広げられ遊びの中に入ってきました。
言葉のやり取りが盛んになっている今日この頃。友達と遊ぶ時間も楽しくてしょうがないようです。
子ども達の反応を大切にしながら引き続き、遊びが充実するように考えていきたいと思います。
(N.Y)

あそびの中に日常の風景が見られます。「いっぱい?ちょっと?」と食べる量を聞いてやり取りを楽しんでいます。

「よいしょ!こらしょ!のどっこいしょ」の掛け声で大きなさつまいもを抜くエプロンシアターに夢中です。
◆ルーズ感 (うみグループ)

今日の朝の集まりはホールで行いました。
ホールでは誕生会のアトラクションとしてうみグループの子ども達の歌の発表の練習をしました。
本番では少し緊張した表情でしたが、大きな栗の木の下でのスピードアップの時に緊張がぐっとほぐれ笑顔で披露する事が出来ていた事にホッとしました。
園庭ではサツマイモを植えました。
サツマイモを植えたのは五月でしたが、今日植えたものは先日、保護者の方から頂いたサツマイモ付きの芋づるです。
まだまだ大きくなる可能性を秘めているとの事で実験的に空中菜園に植えてみました。
子ども達と植えたので期待を持って取り組めたのではないかと感じます。
室内ではごっこ遊びや電車遊びを行なっておりました。
室内が好きな子ども達は園庭に行くのを嫌がります。
室内でとことん楽しめる目的があるので見守っていると活き活きとした表情を見せてくれます。
改めて育子園の選択出来る事、ルーズ(ゆったり)感が子ども達ののびのびを促しているのかもしれないと感じる日々です。
k★y


◆子どものパワー(にじグループ)

誕生会終了後、年長児で集まりシッティングチェアというゲームをしました。みんなで丸くなり、後ろの児のひざに座るゲームです。みんなで同じタイミングで座らなかったり、前の児との間が空いてしまったりするとうまくいかないため、声をかけ合い、息を合わせることが大切になってきます。最初はうまくいかずみんなで崩れ落ち、大笑いしていましたが、だんだんと子ども達が工夫をし「もっと小さい丸になろう」「丸をきれいにしよう」「足をそろえよう」と協力して声をかけあっていました。ゲームには参加せずに少し離れていたところから見ていた◎くんに女児3人がかけより「一緒にやってくれない?」と声をかけてくれた場面がありました。最初は「やらない、見てる」と言っていた◎くんでしたが、年長児全員が「手伝ってくれない?一緒にやろうよ」と声をかけてくれると、少しずつ近くにきて最後はゲームに参加する事が出来ました。短い時間でしたが成功させることもでき「できた!全然重く感じないね!」と満足感の溢れた表情の子ども達でした。
園庭では、砂場に水を流し、池をつくっている男児2人がいました。片付けの音楽が終わってしばらくたっても遊び続ける2人に年長児が「一緒に埋めてあげようか?」と声をかけました。年長児の一言で池を埋める作業がはじまり、片づけもすぐに終わりました。友だちや年上の児の言葉は大人以上の影響力があり、子ども達同士の関わりの大切さを改めて感じました。これからも関わりの中で成長し合う子ども達を見守っていきたいと思います。K.Y

◆変化 (そらグループ)

みんなでお祝い
今日は10月の誕生会がありました。
朝の会から「今日は誕生会だよ」「〇ちゃんと☆くんが舞台に上がるんだよね」と昨日お誕生日だった児たちの名前があがりました。みんなよく覚えています。
昨日お誕生日でおやすみだった〇ちゃんのお祝いを朝の会に行うと「好きなケーキは?」「好きな男の子は?」「好きな色は?」「好きな女の子は?」「好きなお花は?」「好きなキャラクターは?」と沢山の質問が出てきて、中でも好きな男の子、女の子の質問は幼児組さんならではだと思いました。自分の名前が挙がると照れくさそうに笑う子どもたちの姿はとても可愛らしいです。
誕生会がスタートし、幕が開くと「〇ちゃんーん」「☆くーん」と大きな声援が響きます。舞台からみたホールの様子はきっと人が多く、全員が自分を見ているようで緊張する事でしょう。ですが、アーチの所に立つと緊張しながらも「ありがとうございます」や「〇〇です」と質問に答えている姿はとても素敵なものでした。
最後にうみグループさんの歌の披露やパネルシアターを見終わり、お部屋に戻ると、園庭帽子を被って、準備万端の子どもたちが列を作って待っています。
園庭にいくと、昨日工事が終わった吊り橋ロープのところにまたしても長い列が出来ていました。
ロープの変化に気づき、「新しくなったね」「早くやりたい」とソワソワしながら自分の番がくるのを待っています。自分の番が来ると大きな一歩を踏み出して進み、以前あったロープの橋よりも真ん中が高くなっていたので登りずらそうでしたが、足の上げ方などを自分で考え渡りきる児が多く見られました。
砂場遊びでは「今工事中なんだ」と大きなシャベルを使って山や穴を作るのに大忙し。「見て、大きくなったでしょ」とお友だちや保育士に見せてくれました。
園庭の遊具も新しくなり、もっと園庭遊びを楽しめる環境になりました。洋服が沢山汚れるくらい楽しめる環境を提供していきたいと思います。
(K.H)

工事現場

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