撫でてから
2019年09月17日 火曜日
一歳児クラスでのできごとです。
赤ちゃんの人形を優しく抱え、保育士のもとへやってきたO君。
「みて、あかちゃんのお世話しているの」と言うかのように笑顔で体を揺らして見せてくれました。
しばらくすると、抱えていた人形をベッドに寝かせ布団をかけ、頭を撫ではじめました。
そこへやってきたのがNちゃん。
O君を見て「自分も」と思ったようです。近くの棚から赤ちゃんの人形をとると、同じようにベッドに寝かせ安心して眠れるようトントンをはじめました。
Nちゃんを見たO君。
O君には、こだわりがあるようで「こう!こう!」と「人形を撫でた後、トントンする」というやり方を一生懸命実演し伝えていました。
Nちゃんは、ニコッと笑顔になり「撫でて、トントン」をはじめ、しばらくすると二人で「しーっ」と指を立て微笑みあっていました。
二人の何気ない関わりあいに心癒されるとともに、日常経験が遊びのテーマとして取り入れられた象徴的遊びの展開や他者認識、言語、表現の発達など、様々な成長に触れさせていただくことができ感動させられました。
子どもの成長を温かく見守っていきたいと思わせていただいた瞬間です。
保育副主任
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