『型』にはまってみる
2019年09月20日 金曜日
それぞれの場に文化や伝統、しきたりがあり、他にも様々な『型』にはまった決まりごとがたくさんあります。その中には、時代の変化によって、変えて良いものや変えてはいけないものなどがあります。
私は、昔からあまり物事を深く考えない節があります。物事に対して、難しかったら変えてもいいし、みんなが楽しく楽になるなら、「今までそうだったから」という理由でわざわざ難しいことをやることはない。無理をして『型』にはまることはない。と単純に思っていました。
しかし先日、ある尊敬する方のお話を聴かせていただく機会があり、『型』にはまることも時には大切なことだと学びました。自分の思いを通すのではなく『型』にはまることで、自我を抑え、素直に自分を合わせていくことも大切なことだからです。
『自分の型に合わない』と、『型』を変えるのではなく、自分を合わせていく。『型』に対して形にこだわるのではなく、その前後にある大切な意味を見ていく。とその方は教えてくださいました。
時には『型』にはまること、そして時には『型』に固執せず、変えていくこと、両方が大切なのだと思いました。
育子園は、11月に創立70周年記念日を迎えます。代々の園長先生はじめ、諸先輩方、そして、3,500名を超える卒園生やその保護者の方々が築きあげてくださった、たくさんの文化や伝統があります。時代が変わっても守ってきた意味のある『型』は、これからも職員みんなで協力しながら大切に守っていかなければならないと改めて感じました。
保育主任
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