楽しい粘土遊び
2019年09月02日 月曜日
先日1歳児クラスで保育士といっしょに粘土遊びをしている子どもたちがいました。大きな塊から自分の手にあった量をちぎって取り分けていました。Aくんもちぎった粘土を机の上で丸くし始めました。丸くなったのをまた手で押してこねていました。粘土遊びは砂遊びよりも形がはっきり整ってきます。Aくんは、夢中になって粘土の丸くしようと頑張っていました。
まだ、1歳、2歳ですが粘土づくりに入り込んでいました。粘土の柔らかさは、ちぎったり、握ったり、丸めたりすることが可能な遊びです。自分の思っているように上手に手や指を使って形を変えていました。お団子を今度は、手のひらで押していました。大人から見て小さいお団子ですが、手がまだ小さいAくんにはちょっと力がいりました。ギュ、ギュ、ギュウと一生懸命に押していました。お団子が形を変えました!丸いおせんべい?の出来上がりでした!!
目の前にあるものを「自分の思った形に変える」ということは、凄いことです。まず目で見てその存在を認識する。頭の中に自分の作りたい形をイメージする。イメージ通りになるように手と指を使って形を変えていく。いくつもの工程があって作られていきました。
Uちゃんは、へらを使って粘土を小さく切っていました。その小さくした粘土を手のひらで何回もころころと転がしていました。出来上がったのは、小さなお団子でした。「はぁい!」と言って保育士の前に自分で作った作品を見せてニッコリしていました。
道具を使うことで粘土を小さくできることを学びました。手のひらで何回も転がすことで丸くなることも学びました。Uちゃんにとっての発見と成果を保育士に見てもらい、とても満足そうな顔がありました。
1歳児クラスの子どもも環境を整えてあげることによって、集中して取り組むことができ、作る楽しさを保育士といっしょに味わってもらっています。
園長 田中基之
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