素敵なお手本
2019年09月06日 金曜日
この時期、まだまだ子どもたちは水や砂、泥あそびに夢中です。この他にも様々な素材に触れて、全身でその感触を楽しみ子どもたちは感性を育んでいます。乳児期は、なんでも口に入れなめて触れることをし、発達と共に手や全身を使ってその感触を味わい感覚を豊かにしています。季節によって同じ水でも、心地良いと感じたり、冷たいと感じたり、自然の摂理を知ることができます。子どもたちは実際に触れることにより学びを深めているのです。
豊かな感性を育むためには、子どもたちの興味関心を引き出せる環境が重要になってきます。子どもたちは今、何に気づき、何に興味を持っているのか・・・。その姿を見守り環境づくりをしていく保育士たちは、子どもの向かっていく姿を想像し楽しんでいるように感じます。
ある保育士は、子どもの姿を話すとき、よく「子どもたち、すごくないですか!」と言いながら本当に嬉しそうな表情をします。そして、その子どもたちの姿を基に、次への環境づくりや関り方を考え、展開していく力に感心します。
今日も、新しい気づきを基に「職員みんなに話して考えてみます」と張り切っている姿がありました。私は若いとき、あんなに積極的に取り組む姿勢はあっただろうか・・・、と反省しつつ、仲間と協力しながら、主体的に行動する保育士たちは、子どもたちの素敵なお手本になっていると嬉しく思いました。
保育主任
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