◆9月5日(木)の子どもたち
2019年09月05日 木曜日

気温も落ち着き過ごしやすくなってきました。
園庭に出るとき、プール遊びが○印の子は裸足で出ようかと思っていましたが、自ら靴を取りだし履こうとする姿が見られ、気分かもしれませんがちょっとしたことでの「選択」が出来るようになってきたのだなと感心しました。
園庭に出ると、まだ木の上からはセミが「ミーンミーン」「じりじりじり」と鳴くのが聞こえます。育子園にはたくさんの木があるので、夏中は朝から夕方までずっと鳴き声が聞こえて来たセミたち。なかなか生き物に触れることのなかったつぼみの子達に、触れる機会をくれたセミたち。
一週間の命のセミたち。生きているセミを見たこともありました。今日はきっと一週間の終わりを迎え、息絶えそうなセミが地面に落ちていて観察しました。そのセミはまだ動いて羽をばたつかせる力はあり、バタバタとしていました。
この夏、動いていないセミは見たり、触ったり出来るようになった子もいました。今日は動いているセミ、、、触ると動き、バタつくセミでしたが触れた子も数人いました。
セミが触れるようになったように、この夏歩けるようになったり、いろんな表現が出来るようになったなと成長を感じました。
(K.E)
◆季節が変わっていくと共に子ども達の遊びも変化してきています。(ふじ)

虫さがしが夏のブームでしたが最近はどんぐり探しが始まりました。まだ小さな赤ちゃんどんぐりですが築山の下をしゃがみこんで葉っぱをかき分け見つけるとあったと手のひらに乗せて見せてくれます。上を見上げまだ枝になっているどんぐりを見るのも楽しいようです。今年は園庭のどんぐりはたくさんできそうな予感です。
野菜があまり得意ではなかった子もこの夏園庭で獲れた野菜を少しずつ食べられるようになってきました。今日も野菜探しが始まりました。大きなゴーヤを見つけ収穫すると〇くんはゆっくり眺め愛おしそうになでていました。匂いをかいでそのまま首へ、ゴーヤがマフラーに変身。目に持っていきメガネにも見立てて遊んでいました。
最近ぶら下がる事に目覚めた◇ちゃん。園庭に出ると一目散に鉄棒へ行き、身長も伸びたこともあり自分で鉄棒を握り、筋力がついて自分で足を浮かせぶらぶら。日に日に成長し、楽しみ方も変わってきているた姿を見せてくれています。
もうすぐ終わりの水遊び。タライから水を汲みジャーと流したり周りに撒いたり、水遊びも興味を示さなくなってくる子もいる程楽しむことができ、水とも仲良しの友達になれたようです。
(K☆H)


◆炭酸飲料できました! (きく)

今日も朝から自分の好きな遊びを見つけて、じっくり遊んでいます。祭り隊がお部屋を練り歩く中、「あれ、やりたい!」と保育士に伝えてきた◎ちゃん。壁にかかったカゴに入っているビーズの玩具を指差しています。カラフルなビーズは見ているだけでもきれい、ビンから出したり入れたりすると、コロコロととってもいい音がします。ままごとコーナーのスプーンを持ってきて、すくったりするのも楽しく、人気の遊びのひとつです。一人やり出すのを見ると、他の子もそれを見てやりたいと言います。ビーズは小さいので、まだ自由に手に取れるようには置いていませんが、手には届かなくても子どもの目に見える場所に置いて、「あれ、やりたい。」と子どもが言える環境を作り、遊びの選択肢の一つになるようにしています。
ビーズで盛り上がり出したテーブル、一緒のことをしているのが楽しいのです。「おまつり、一緒に行こうね。」「うん、おまつり行こうね。」。一緒が楽しいと感じた時、お祭りに誘うのが、今のきくぐみスタイルです。
朝の集まりの後は、お馴染みになってきた色水遊びをしました。昨日、誕生会で△ちゃんが色水遊びが好きと言っていたのを皆で思い出して、△ちゃんが好きな遊びをしよう、何ジュースを作ろうか、ぶどうジュース、りんごジュース、ピンクのジュース・・・と盛り上がります。
今日の色水は濃いめに作ったからか、色水がこぼれた床もカラフルになりました。子どもがたまたま色水をこぼすたびに、色が混ざり、ちょっとしたアートです。保育士が「見て、きれい~。」と言うと、◆くんはわざと色水をこぼし、また色が混ざりました。「わあー、きれい。」と、今度は保育士と一緒に違う色水をせーのでこぼして、混ざりあいを楽しみました。色水をじゃーじゃーとこぼす経験もこの時期ならでは。思いきり楽しみました。
「先生、見て。泡ができたよ。」と見せてくれた※ちゃんたち。色水を入れたペットボトルにふたをして、思いきり振ると、泡ができるということをお友だちと一緒に遊ぶ中で発見しました。なぜか、「ティー、ティティー!」と口ずさみながらジャンプして、ペッとボトルをシェイクして、泡ドリンクを作ることを楽しみました。
水を使った遊びができる時期も終わりに近づいてきました。天気と相談しながら、残り少ない水遊びを楽しみたいです。
(T.M)


◆みんなで歩いて大聖堂に行ってきました。(たんぽぽ)

朝晩が過ごしやすくなり、今日の朝も過ごしやすい曇り空だったので子ども達に「散歩に行こうと思うんだけど何をしたい?」と聞いてみました。その話を聞いてくれた〇ちゃんが笑顔で「走りたい」とリクエストしてくれました。
久々の散歩。このリクエストに応え、いっぱい走れる場所を考え、少し遠いですが大聖堂の波羅蜜橋に遊びに行くことにしました。
お散歩カーは、一台予備のために持参し、みんなで手を繋いで歩いて大聖堂を目指します。
工事の車両やバス、車など見つけるたびに「あれは、〇〇だよ」「今日の朝のごはんは、~」「このお花きれいだね」など友だちや保育者との会話も弾み楽しいひと時です。
足取りも軽く気付けばもう大聖堂が見えるほど進んでいました。
到着時に元気いっぱいだったので、初めて波羅蜜橋を駆け上ってみることを提案しするとワクワクした表情の子どもたち。
ゴールを決めている時もじっと待っていてくれました。
「よ~いドン」と掛け声をかけると坂道を元気いっぱいに駆けあがる子、行けるところまで走り、歩いてくる子と様々な姿を見せながらもゴールにやってきました。
みんなが満足そうな表情で楽しんだことが感じられます。
その後も走り足りないようでずっと走る子が続出し、体力が付いたことが感じられました。
満足すると暑さも感じ「お茶飲みたい」とのどの渇きを訴える子が集まってきました。
お茶を飲むと「おかわり」という声が続出でした。
その後少し遊ぶものの、満足したようで「帰って給食を食べようか」と話すと友達と手を繋ぎ帰路に着こうと集まってきました。途中、疲労と睡魔で涙する子もいましたが、みんなで無事に帰ってきました。
春、夏と季節を過ごした中で皆の体力が付いたことが感じられる散歩になりました。
これから散歩に行きやすい気候になってくると思われるため、散歩に出かけながら様々な刺激を受けながら楽しめる機会を多く持てたらいいなと感じる一日となりました。 (N.Y)


◆リレー (うみグループ)

昨日LaQの説明書を見ながら、クジラを作っていた年少児の☆くん。そのクジラが行方不明になってしまったようで、かなり落ち込んで帰っていきました。今朝、登園して改めて説明書を開いて作ろうとしていると「☆くんこのクジラのこと?」と話を聞いていた年中児の◆くんがが持ってきてくれました。嬉しそうに「うんうん」と頷く☆くん。早速、続きに取り組んでいました。朝の会では、クジラを探してくれた年中の◆くんが、LaQで作ったヘリコプターを紹介してくれました。「回るヘリコプターを作りました。これは、恐竜にも勝てるヘリコプターです」ととっても素敵な作品でした。発表を聞いていた☆くん。「かっこいい」と目を輝かせていました。☆くんにとって、◆くんは憧れの存在のようでした。遊びを通しての子ども同士の繋がり大切にしていきたいなと感じる瞬間でした。
年長児が英語教室にいっている間は、ダンスや曼荼羅塗り絵、LaQ、くつろぎスペースでのままごとなどゆったり遊んでいました。園庭の時間になると「リレーやろう」「虹さんいるかな?」と年長児を中心にリレーに意気込む姿がありました。まだ低年齢も遊んでいる時間だったので、蝉探しや死んでしまったカブトムシとセミのお墓を作ったり、花壇の近くでかけっこをして走る練習をしていました。リレーのコースが引かれると「リレーやろう」「うみは帽子白にする?」と子どもたちで進めていました。昨日と同様ににじグループも合流し、年長児に限らず年中児も参加し異年齢でのリレーが始まりました。ひたすら走り、バトンの受け渡しを練習していました。どんなに走っても疲れがみられない子どもたち。
少しずつ涼しさも感じられる気候になりつつありますが、汗だくになりながらリレーの練習に励む子どもたちです。遊びを通して少しずつファミリースポーツディに向けて気持ちを盛り上げていきたいと思います。(O.Y)


◆今からリレーが楽しみです (にじグループ)

朝の集まりを終え、年長児は英語教室に参加し、年中、年少児はファミリースポーツデイに向け、ダンスを皆で行いました。汗をかいてきても、笑顔いっぱいの子ども達。
そして制作も行いました。トイレットッペーパーの芯を赤い絵具で色を塗り、黒く塗った綿棒を目にして、両手には赤いハサミを糊で貼りつけ、カニを作ってみました。
カニのパーツは用意し、色塗りと組み立てを子ども達は行いました。
「できた」「かわいい」など感想を述べて制作を楽しんでくれていました。
沢山のカニが並ぶのを想像してしまいました。
園庭と室内に分かれて過ごしました。園庭では、夏の終わりを惜しむかのように、虫探しに夢中になる児、うみ、にじグループ対抗リレーを(ゆり、ひまわり)行っていました。
どちらのグループも、「負けない」というやる気がみなぎっているのがわかりました。
バトンを受け取り自分の番がくると、顔つきも一瞬で変わり、身体全身の力を出し切るようにコースの線を走って、真剣です。どちらのグループも「負けない」という顔つきで引きません。
何度も繰り返して競っていました。本番が楽しみです。S・A


◆ソルトペインティング (そらグループ)

朝の集まりで『おばけのバケちゃま』のダンスを踊りました。
おばけが大好きな子どもたちは、おばけになって踊るのが楽しいようで「もう1回」と繰り返しリクエスト。帰りにも踊る約束をしましたが、給食前にも「踊りたい」「おばけばけ~バケちゃま~」と口ずさんでいました。今後もダンスを楽しんでいきたいです。
昨日から絵の具をしたいと話していた子どもたち。
今日は塩とボンド・絵の具を使って描く、ソルトペインティングをしました。
ボンドで好きな絵を描き、その上から塩を振りかけます。その後、塩をトントンと落とすと余分な塩は振り落とされ、ボンドの上にだけ塩が残り、その部分に筆で絵の具を塗ると塩に絵の具が滲み出されます。
「花火を描きたい」「何描いてもいいんだよね?」「お花にしよう」
それぞれ思いおもいに描きますが、ボンドで絵を描くのは初めての為、特に年少児は最初苦戦していました。でもすぐにコツを掴みイキイキと取り組みます。
塩の振りかげん、絵の具の分量と、全体を通しやってみないと感覚が掴めない事ばかりですが、経験する内に自分の中で描きたいものと描けるものが段々と一致していったようです。
英語教室から帰った年長児も「何これ?やってみたい」と興味を示します。
年長児は戸惑う事なくダイナミックに描いていました。
様々な作品が出来上がり、「絵の具がジュワっとなるのが面白い」「絵が浮いてるみたい」
「ボンドで描くのが楽しい」「塩を振るのが楽しい」と、楽しさを感じる部分が人それぞれ違うのも印象的でした。
その後「もっと描きたい」と何枚も集中して行っており、子どもたちが『不思議だな』『楽しいな』と感じる技法をまた取り入れていきたいです。
園庭では虫探しや、飼育している虫の葉っぱや石探しがやはり人気でした。
O・Y


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