◆9月3日(月)の子どもたち
2019年09月03日 火曜日

朝から、子ども達は思い思いに好きな場所へと行き遊んでいて、ふじ組の子達に混ざっているので探すのに行ったり来たり。園庭でもいろんなところへ行ったり来たりと広い園庭を探索しています。
なかなか園庭で遊びこめなかった子達も自分の落ち着く場所で遊べるようになり、安心して遊べている姿に私達も安心です。
つぼみ組の子たちは、いろんなことが新鮮で室内でも園庭でもふじ組の子達がやっていることに「なんだろう?」「気になるな」というようによく様子をうかがって遊んでいるように感じます。
前半はそれぞれ好きな所へ行って遊んでいた〇ちゃんと◇くんですが、ふじ組の△ちゃんが手に何か持っているのに気づき「おっ?」と近づいてみると、△ちゃんが手に持っていた虫を「見る?」と見せてくれました。それが嬉しかったのか、少し興味を持った〇ちゃん◇くん共に「△ちゃんまってー」と△ちゃんの後を追いかけました。
△ちゃんが見せていたのを見て、別なところからやってきた●くんも同じようにつぼみ組の子達に見せてくれました。
いろんなことに興味を示し、お兄さん達のやっていることにも興味を持ったり、一緒に行動してみたり、様々な関わりもみられるようになって嬉しく思います。
これからもいろんな姿が見られるのが楽しみです。
(K.E)


◆絵本の世界(ふじ)

朝の集まりの時間。
ミッキー体操が終わると、子ども達は次に何が始まるのか分かるようですぐに広場に集まってきます。長めの話も聞けるようになってきました。ジッと座り、目線は絵本、集中力が更についていたことを実感します。
子ども達の様子を見ながら、少し長めの話にもチャレンジできたらと思います。
絵本ゾーンで一人「しちにんのこやぎ」の本を開いている〇ちゃんの姿があります。
この本は、まだ内容も難しく〇ちゃんも本の内容をあまりわかっていないと思いますが、遅番の時に2歳児に読んでいたのを聞いていたのか興味を持って手に取っていました。
絵を見ながら、文章にならないながらに自分でストーリーを考えて読んでいます。母さんヤギが出てくると「まま~」、母さんヤギが出かけると「待ってってね」、扉の絵を「トントントン」と叩いてみたり、おおかみが出てくると「おおかみだぞ~!」、こヤギの気持ちになって「こわいよう」と言ってみたり・・とても上手に呼んでいました。
〇ちゃんは表現の世界と発想力が豊かなんだなと感じます。
外に出るとやはり人気なのが、虫さがし。まだまだ熱が冷めることはありません。
バケツを持って歩き回っている△くん。バケツの中を覗いてみると、せみの抜け殻、セミの死骸、名前の分からない虫の死骸がが入っています。
なぜこんなに死骸ばかりなのか・・△くんを始め子ども達は虫が大好きで興味津々です。虫をいっぱい集めたい、、けど怖くて触れない、、だけど死んでいる虫は動かないから触れる。
このように子どもたちが考えた結果が死んだ虫を集める事に繋がったのだと思います。
虫好きのふじくみ。でも、季節はだんだん秋に、冬になっていきます。そうなると、虫たちの姿も見られなくなります。今、楽しめる事を全力で楽しみたいと思います。
来年の春には、虫を触ることが出来る子はどのくらい増えるのでしょうか。それもまた楽しみの一つです。(I・K)


◆本5ふれあい公園までお散歩に行ってきました(きく)

本5ふれあい公園までお散歩に行ってきました。久そぶりに行った公園では、草がいっぱい生えていて、それもすごく伸びていたので、きく組の子どもたちの胸辺りまで草が来ていました。そんなことに負けないきく組の子どもたちは、草を踏みしめながら横断、突き抜けていきました。中には、そんな背の高い草に囲まれ歩けなくなった子もいましたが、保育士と手を繋いで抜けきりました。
トンボがいるかなと楽しみに出かけました。草を突き抜けるとすぐにトンボが飛んでいるのを見つけ、皆で追いかけました。大きなトンボであっちこっちと追いかけましたが、逃げられ見失いました。
草が茂っていたので、寝転がると気持ち良さそうな感じだったので、皆で思い切ってゴロ~ンとしてみました。ケラケラ笑いながら保育士に乗りかかり、草の心地よさよりも草の中で戯れてきました。
公園では、草の中を走り回り、追いかけ回り楽しんでいました。行帰りの道路でもバスが通るたびに指差して「あー」と叫んでいました。建物の向こう側に通ったごみ収集車を見てけて、大喜びしたりと色々なところに目が行き楽しんでいました。
また草が生えている時に公園に行って、色々なものと出会ってきたいと思います。M.K


◆まだ夏は終わりません。(たんぽぽ)

以前、作成した魚と海が完成したので廊下に飾り始めました。
「海の中にいるのは魚だけでない」という言葉が聞かれたので、昨夕からたんぽぽでは、カニを作ろうということになりました。
馴染み深い手形のスタンプ台のインクをつけて片方ずつ手を押してカニの形にしてみると気になり、「やりたい」と集まる子ども達。
張り切って手形を押してくれます。
手形がカニに見えると「カニだね」と嬉しそうに教えてくれました。
何度も何度もとってきた手形。手の大きさにも成長を感じます。
今日もその続きをしてから、テラスで水遊びと廊下にて身体を動かす子に分かれて遊びました。
テラスの水遊びの子たちは、タライや浅いプールに水を入れて水遊びをしました。
いつものように水をすくって遊ぶ子たちの中にタッパーの中にカメの玩具2匹と水を入れて大切そうに抱えて持ってきた○くん。「見て。カメさんが泳いでいるよ」と教えてくれました。
タッパーを水槽に見立てた様子です。
「揺れるとかわいそうだから優しく」という労わる発言も聞かれその遊び方が魅力的だったようで同じように遊ぶ子も現れ、〇君発信の遊びが始まり、同じように楽しむ子がいました。
水鉄砲の扱い方をマスターしている子もいますが、まだ扱いが分からなかった△くんに遊び方を伝えましたが、反応がよくなく視線のあたりから水が落ちる姿が気になるようで何度も行っていたので、水鉄砲の入れ物に水を補充して水が落ちるような方法をやって見せてみました。
不思議でしょうがない様子で自分から何度も行い楽しんでいました。
水鉄砲で水を飛ばすだけでない遊び方をマスターした姿から遊び方も個々の楽しみ方があることが感じられました。
今後も子ども達と共に発見する楽しさを味わいたいと思える一コマとなりました。
(N.Y)


◆草むしり (うみグループ)

今日は保育士体験のお母様がいらしてくださいました。
こども達は紙芝居や家から持参した絵本を沢山読んでもらい、園庭では無限鬼ごっこと空中菜園の草むしりを行なって頂きました。
こども達と関わる中で沢山の言葉かけや草むしりの必要性を熱く語りかけて頂いた事で焼き芋の時までに気持ちが高まったのではないかと感じます。
ありがとうございました。
室内遊びでは、切り紙アートや季節を感じているのか秋の虫を描いてみたりと楽しんでおりました。虫の観察も行いながら、虫の大きさをノギスを使って測る手つきが慣れたものとなっており驚きました。「スマトラは8センチだね。足の力が強くて触ろうとすると口を大きく開くから怖いんだよね。」と嬉しそうです。
園庭ではセミを捕まえたり、枝や葉っぱ集めを行いました。昨日の午後、年長女児が一人でセミを捕獲しました。
「心境は?」と獲った後に聞くと「心境って何よ?」と嬉しそうに言っていました。
今日も蝉取りにチャレンジしています。
シャボン玉も行いました。
大きいの出来るよと下を向いて行う年少児がいました。
中々出来ずに、待ってて、待っててとようやく5回目で出来ました。
いざやろうとするとうまくいかず出来ない事はよくあります。
めげずに取り組む年少児の姿は額の汗と同じ様に全てが輝いておりました。
「先生、セミとって」の声は未だに聞こえてきますが「先生、さっきセミ捕まえようとしたけど後少しで逃げられちゃった」という声が聞こえました。
普段ならとってとせがむのですが、自分でとれるかもしれない、自分でとりたいという気持ちから行動に移ったのだと思います。
とても素敵なシーンでした。
こども達が自分でやってみたいと思えるまでアプローチ(待つアプローチと働きかけるアプローチ)に磨きをかけたいと思います。
k★y


◆リレー熱(にじグループ)

今日は、本町ふれあい公園へ散歩にいきました。
水族館プロジェクトが進み、今は紙粘土で型作りをしている子ども達。
年少児も「粘土で上手に作れるようになったよ」と朝から見せてくれて、紙粘土で貝殻作りに挑戦しました。
その年少児に「今日はどんな遊びしようか?」と聞いてみると「お散歩にいきたい」と答えてくれました。
その一声に、「久しぶりに行こうか」と一気に盛り上がり準備をしました。
昨日は園庭でヤモリやセミ探しをし、「リレーの練習をしたい」という年長児もいたので、本五ふれあい公園の広いグラウンドで年長児はリレーの練習をしたり、年少・年中児は花かんむり作りや虫探しなどをしたりして自然に沢山触れてきました。
年長児は皆でかけっこをすると、思っていたよりも自分が友達よりも速く走れていることに驚いている児がいました。
普段は氷鬼や鬼ごっこで速さを競い合っており、つかまってしまう事があると「僕は遅いから。」と思い込んでいたようでした。
しかし、今日自信がつくと「園庭でも白い丸の線を書いていっぱい練習する」「でも、リレーは皆で協力しなきゃいけないから、バトンもしっかり渡せるようにする」「園庭には小さい子ども達が沢山いるから、そういう時はよけるか、止まるようにする」「○くんも一緒にやるでしょ?」と、帰って来てからもリレーの話で持ちきりでした。
他の児も、散歩からの帰り際「もう一回だけやってもいい?」と言うくらいに一生懸命取り組み、年長児のファミリースポーツデイへの気持ちも高まってきました。
徐々にセミが弱り、捕まえられる虫が減ってきたので、子ども達は夏の終わりを感じている様子でした。
今後、園庭遊びでは虫探しからファミリースポーツデイの取り組みにも変化していくのかなと感じ、子ども達と一緒に盛り上げていきたいなと思いました。(B・K)


◆久々の散歩 (そらグループ)

今日は本五ふれあい公園へ散歩に行きました。
久々の散歩に「涼しくなったら行きたいと思ってたんだ」と喜びの声を上げます。
「車が来たら教えてあげる」「もも組さん守ってあげる」と、今日は年中児から頼もしい言葉が聞かれました。
また、交通ルールや小さい子は壁側にして歩くという事を意識しているのが感じられました。
公園ではにじグループやきく組も来ていました。
公園では年長児がドロケイやタッチリレーを始めました。年中・年少児も参加します。
以前のブログでもお伝えしましたが、『鬼っごっこをたくさんする事で足が速くなる。そしてリレーに勝ちたい』という思いが年長児にはあります。
走りながら「もっと早くなりたい」「絶対負けない」「〇ちゃん頑張って」と声を出しており、子どもたちのやる気を強く感じました。
そんな姿に年中児の〇くんと☆くんが「リレー応援するよ」と声をかけるなど、ファミリースポーツデーに向け、一体感が生まれつつあります。
虫探しや雑草摘み、石集めにも夢中です。
バッタを捕まえた年長児は、最後に逃がしてあげていました。
理由を聞くと「本当は生き物ってその場所じゃないと生きていけないから」と答えます。
「絵本や図鑑で調べたんだ。捕まえた所に逃がしてあげるといいみたい。セミも7日しか生きれないから逃がしてあげるの」と◎くん。他の子どもたちも一緒に逃がしていました。
この夏にたくさんの生き物に触れたり飼育を通し、限りある命というものを感じ取ったようです。子どもたちが実際に体験して得た気付きを大切にしていきたいと思います。
O・Y


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