スイカ割りを通して
2019年08月29日 木曜日
今日は、夏のしめくくり!ホールでつぼみ組とふじ組いっしょにスイカわりを行いました。場所は一階ホールです。10時近くに約40名の0~1歳クラスの子どもたちが先生といっしょに集まってきました。
保育士と子どもたちの関わりを見て、相手の能力、機根に合わせて話しをすること、行動すること、順序立て見せることの大切さをあらためてかみしめることができました。
0~1歳クラスの子どもたちにも伝え手のあり様によって、その時の状況にふさわしく行動することができることを見せてもらいました。
これはふだんの人とのコミュニケーションの基本なのだと思います。大事なことは「自分の考えを相手が理解できないのは、相手のせいではなく、こちらに伝え方の問題がある」という姿勢です。「相手にふさわしく理解できるように伝えたか」とこちらの伝え方に課題を置くことによって、より良い関わり方が見えてきます。
子どもたちは、ホールに入ると白いシートが眼に入りました。白いシートに集まってきました。そこは、スイカを置く場所です。想定外でした。子どもたちをその周りに移動してもらわなくてはなりません。幼児クラスなら言葉で伝え、場所を支持することでスムーズな移動が可能ですが、0~1歳クラスならではの移動方法を見せてもらいました。
青いシートを敷いたことによって、どこに移動したらよいのかわかる場所が現れました。多くの子どもが保育士といっしょに移動できました。でも元気の良い子は、広いホールで伸び伸びと遊んでいました。そこで次に、保育士は前に立って「スイカの名産地の(振り付)」等で楽しそうに振りを付けて歌いました。子どもたちも一緒になって歌っていました。自由に遊んでいた子も保育士を見て身体でリズムを付けながら歌っていました。気が付くと保育士といっしょにみんなが青いシートに座っていました。
態勢が整ったところで、いよいよ、スイカ割りが始まりました。はじめに登場した保育士のパフォーマンスが面白くて全員が引き込まれ、笑いとなりました。子どもたちには、新聞紙で作った棒が用意されていました。子どもたちは手に手に棒を持ってスイカを囲み、スイカ割り?というよりも、スイカたたきが始まりました。子どもたちが主役のスイカ割りが盛大に行われました。そのあとはみんなでおいしくスイカをいただきました。
園長 田中基之
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