様々な姿
2019年08月06日 火曜日
先日、二歳児クラスの子どもたちがテラスで絵の具遊びを行いました。
大きな模造紙に手形や足形を押したり、指で絵を描いてみたりと、体をたくさん動かしながら絵の具に触れていきましたが、ダイナミックに体を動かし色の混ざりを楽しむ子や色が混ざらないよう慎重に進んでいく子…。腕や頬に絵の具をつけ「みてー」と喜びの表情を浮かべる子など様々です。
なかには、体を汚したくないと遠くから様子を見守る子もいました。Aくんもその一人です。
そんなAくんのところへやってきたのは、ダイナミックに体を動かしていたOくん。
「Aくん、いやなの?ここにいなね」と言うなり、体を「大」の字に広げ「いやー とう!」とAくんを守るように何かと戦い始めました。
守ってもらえていることに気づいていないAくんは、別の場所に移動し絵の具遊びを見守ります。少しずつではありますが模造紙との距離も縮まっていき、最終的には、その後の水遊びに笑顔で参加していました。
Oくんは、移動したAくんに気づかず戦い続けていました。
一つの遊びのなかでも、様々な姿を見せてくれる子どもたち。たくさんの個性、成長に触れさせていただき、改めて、温かく見守っていこうという気持ちにさせられました。
保育副主任
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