ママがいいって
2019年08月07日 水曜日
0~1歳児の朝保育に入りました。
1歳児は、まだまだ登園時に泣いている子がいます。
しかし、保育園は楽しいところということが理解できているので、少し経ち自分の遊びたいものが見つかると泣き止み一人で遊びたいところへ移動していきます。
私の近くには、Mちゃんがいて一緒に遊んでいました。
登園して泣いていた子がいたので、Mちゃんに「Aちゃん泣いてるね。」と伝えると、「ママがいいって。」とMちゃん。
その返事に驚きました。
朝、登園してママとお別れだから「ママがいい~」って泣いている状況を理解し気持ちがわかるなんて驚きでした。
また、別の場面では、おもちゃを取られ泣いている子がいました。
取った子は置いてあったものを使ったので取ったつもりはありません。
しかし、泣いている子の様子や自分が持っているものを欲しがっている様子を見て何かを察し、泣いている子におもちゃを渡してあげていました。
1歳児でも、相手の気持ちを考える行動が見られます。
保護者や保育士等大人との関わりを通した子どもの経験から相手の子の状況がなんとなくでもわかるのだと思います。
この様子から、日頃の子どもとのあたたかな応答的な関わりが重要だと感じられました。
保育所保育指針に記載されている通り、乳児期は愛情豊かに応答的な関わりをし、情緒的な絆を形成していきたいと思います。
副園長
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