見て見て!
2019年08月01日 木曜日
「見て見て!」とお日さま広場から元気な声が聞こえてきました。二歳児のSくんとHくんが縦に置いた肋木の中をくぐり、反対側に取り付けられた滑り台に登り元気よく滑っていました。滑りおわると、また走って繰り返していました。さすが2歳になると動きも早くなっていました。両手で肋木の横木をつかみ、体をかがめ木の間をくぐり、また肋木をのぼり、滑り台に出てきます。肋木と滑り台の遊具を二人は十分楽しむことができるようになっていました。その喜び保育士に伝えていました。保育士も二人の近くで見守っていました。SくんとHくんに声援を送っていました。
「見て見て!」とまた声が聞こえてきました。マットの上に立ってバランスを取っているTくんがいました。Tくんはお友だちとマットを登ったり、走っておりたりして楽しんでいました。ちょっと不安定なてっぺんでポーズをとっていました。そばで見守っていた保育士も「わぁー Tくん、ポーズいいよ!」と言いながら、同じポーズをとって一緒に喜んでいました。
「見て見て!」とOくんが、一階のゴーカート場で自信満々の顔をしていました。「カッコいいね!」「いいよ!」「早そうだね!」と保育者が返すと、Oくんは青い小さなスポーツカーを両足で蹴ってゴォーと爆音をたてて走っていきました。
SくんとHくん、Tくん、Oくんみんな元気いっぱいに遊んでいました。自分の姿を、楽しんでいる姿を保育士に見てもらいたい!という思いがありました。そして喜んでくれる大人がいたことでみんな笑顔いっぱいにして遊びを続けていました。
大人が遊びを共感し、受け入れ、喜んでいることは子どもにとって喜びであり、安心であり、自信につながっていきます。園が子どもの笑い声でいっぱいの場であることにあり難く思っています。
園長 田中基之
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