◆8月20日(火)の子どもたち
2019年08月20日 火曜日

今日のつぼみ組は12人全員揃いました。みんな夏休みにいっぱい充電できたようで、体調不良もなく、元気でにぎやかな一日がはじまりました。
早朝の雨があがったあとは、蒸し蒸しとした夏空がもどってきました。どんよりした曇りの日の気分転換をはかり、プールに入ることにしました。
プールに入る前の準備もわかっているようで、水着への着替えも抵抗なくできるようになってきました。中には自分の水着を自分で出して、自分で着てみようとしている子もいました。
支度のできた子は出窓に進み、窓からプールをのぞいていました。お行儀よく並んで外をみている様子がかわいらしかったです。
テラスに出ても、勝手にどこかに行ってしまうこともせず、ちゃんとシャワーの順番を待っていることができていて驚きました。(プールをみて思わずフライングしてしまった子もいましたが。)毎日の積み重ねから、これから始まること、自分のすることがわかるようになってきて、見通しがもてているのかな、と感じました。言葉でも見通しがもてるように伝えていきながら、納得のいく切り替えができるように心がけていきたいです。
プールでは、自分で選んだところに、自分で足を上げて入り、移動をしていろんなプールを楽しんでいる子がいたり、おもしろそうなことをやっているなあ。とみえた子のところにお邪魔したりと、他児と関わろうとするすがたもありました。
自分のやりたいことが、どんどん自由にできるようになってきて、遊びも広がっているようです。水の力も借りて、自分の思いが満たされるような遊びができたらいいなと思います。
F,S


◆プール日和 (ふじ)

今日もむしむしとした暑さの一日となりました。
そんな日は、プールに限ります。少し園庭に出てからプールに入ります。
この頃は裸足で園庭に出ています。その為、足が汚れたり足裏の感触が嫌で「靴履きたい!」と訴える子が少なくなり、今ではもう裸足で園庭に出るのもへっちゃらな様子です。
一人の保育者の後ろにゾロゾロと子ども達の集団が・・。最近、高月齢を中心として、集団で固まって遊ぶ姿が見られるようになりました。門近くの築山のてっぺんに立つと「おぉ~い!」と手を振ったり、草むらに入ってみたり・・笑い声が絶えず楽しそうに遊んでいました。今までは、お互いに同じ空間にいる子たちという感じでしたが、友だちの存在が身近になり一緒にいて楽しい子たちという認識に変わったおかげで遊び方にも変化が見られているように思えます。
今日が、プールデビューの〇ちゃん。水遊びは大好きなのでプールも慣れた様子で入っています。小さなタライの中に入ると、座り込んで黙々と遊んでいます。そんな〇ちゃんの隣にあったもう一つのタライに△ちゃんが入ります。いつも「ふぇ~」となってしまう△ちゃんですが、今日は調子がよかったのかニコニコで遊べました。隣り合った二人はお互いの顔を見合わせたり、自分のタライの中の水をカップですくって隣のタライに移してあげたりいい雰囲気で遊べました。
☆くんは、ちょっと難しい棒を押し出すと水が出る水鉄砲を簡単に使いこなしています。
保育士が、入っている子たちをシャワーで濡らしていると、☆くんが水鉄砲で応戦します。
ちゃんと保育士にも届く勢いで、コントロールも素晴らしい☆くんの腕前もあり、保育士も叫びます。そんな姿を見てなんだか自慢げで嬉しそうな笑みを浮かべます。
☆くんも含めて、子ども達は日々、違った表情を見せてくれるのでそんな表情を見つけて、楽しんで過ごしていきたいと思いました。
PDFに写真をたくさん載せたのでご覧ください。
(I・K)


◆がんばれコールの中を・・・(きく)

朝のおやつ、今までは保育士がテーブルに配っていましたが、自分でおやつと飲み物を取りに行くということを始めました。初めてのこと、しかも集団の中で行なうので、始めは一度椅子に座り、名前を呼ばれた子から取りに行くというやりかたです。順番を待つということ、並ぶということもだいぶ上手にできるようになってきたからこそできることです。片手にお皿、片手にコップ、「そーっと、そーっと・・・。」と言いながら、ゆっくり慎重に運んでいる子の姿がなんとも微笑ましいです。
始めは、「●くんも。」と早く行きたくて、保育士に「一度椅子に座ってね。」と言われていた●くん。そのあと、保育士がうっかりして、●くんの名前を呼ぶのを忘れてしまいました。でも、その間、しっかりと椅子に座って待っていた●くんは、最後に名前を呼ぶと、うれしそうにやってきました。すでに準備が終わって待っている子たちは、●くんの運ぶ姿を見守っています。△くんから思わず、「●くん、がんばれ!」という言葉が出ました。周りの子たちも加わり、「●くん、がんばれ」コールが沸き起こりました。みんなに応援されて、ニコニコちょっと照れながら、●くん、自分の席まで無事に運ぶことが出来ました。
子どもたちにとっての、ちょっとした初挑戦。「みんな、とっても上手に運べたねえ。」と話すと、子どもたちの顔もなんだか得意気です。「もしこぼれちゃったときは、こぼれたよーって教えてね。」と、失敗した場合のフォローも忘れずにしておきました。
日中は、プールに入りました。曇り気味だったので、寒くなって早く上がりたがる子が多いかなと思いましたが、そんなことはありませんでした。水にもだいぶ慣れて、楽しい水遊びはなかなか終わりません。少し前まで大きいプールにはちょっと入りづらかった★ちゃんや他の子たちも、いつのまにか大きいプールにどんどん入っています。水鉄砲をしたり、腹這いになって足をバタバタさせてみたり。「そろそろ、あったかいシャワーしようか。」の声掛けも聞こえないふりをするくらい、楽しんでいました。
部屋に戻って、少し遊んでから給食。最後、おままごとや他の玩具をきれいに片づけてくれた二人がいました。給食前に、その二人について、みんなにも報告。みんなの前で「ありがとう。」と言うと、うれしそうにニコニコと笑っています。素敵なことをみんなで認め合う機会、これから少しずつ増やしていき、それによって、自分もやってみようという気持ちにつながったり、仲間としての意識も育っていくといいなと思います。
(T.M)


◆どんなさかなにしようかな(たんぽぽ)
夏の疲れか咳・鼻水・発熱という児が増えています。子ども達は、元気そうにはしていますがプールや水遊びは控えて、今日は室内でゆっくりと過ごす事にしました。
朝の集まりで読んだ紙芝居。たくさんの魚たちが出てきました。先日、ハサミの1回切りで切ったカラフルな紙をビニール袋に入れ、自由にシールを貼って膨らませ作ったクラゲも出てきました。
「ママとさかな見たんだよ」「サメが出てきたね」「タコがいた」
水族館に行った思い出か、絵本で見たのかとても盛り上がりました。
そこで、今日はみんなで魚を作ってみることにしました。
どんな魚にするか、ゆっくりと説明しました。
・さかなは3種類。好きな魚を選びます。
・さかなの枠の中をクレパスで自由に(模様を)描きます。
・その上から、好きな色の絵の具で筆を使って塗ります。
・やってみたい児だけそのまま席に座って待ちます。
話をよく聞いて理解していた△ちゃん。座ったまま待っています。そして、好きなさかなを選んで塗り始めました。枠の中ということを意識して塗っている様子。
みんな、好きな色の絵の具も自分たちでしっかりと選びます。友達が使っているとわかると順番を待つこともできます。
筆を使って塗る経験があまりなかったので、塗り方は様々です。絵の具がポタポタと垂れないようにお皿の端で絵の具を少し落としてから塗る事、筆をス~っとすべらせながら塗るときれいに塗れることを伝えると「こうでしょ」とうまく筆を使える児もいました。
自分で選んださかなを自分で自由に描き、好きな絵の具で塗り個性的なさかなが出来上がりました。
たくさんのさかなたち、飾りたいと思いますので楽しみにしていてください。(M.C)


◆音楽クラブ (もも)

今日は音楽クラブの日。
ホールに集まると他のグループの子どもたちとの対面を喜んだり、「〇先生は?」と講師の名前を出してどこにいるかを気にしている児がいました。
講師が来て、音楽クラブがスタートです。
ホールには鼓笛で使う楽器が床に置いてありました。
講師の「これは誰が使うものかな?」という声掛けに「お兄さん、お姉さん」「年長さん」と鼓笛で使うという事を知っていたもも組の子どもたちです。
しかし、今日は小太鼓、中太鼓、大太鼓を借りて、もも組も叩く事に挑戦しました。
最初に各グループに分かれ、各太鼓を叩きます。
次に好きな楽器を選んで叩きます。順番に一人ひとりが叩くので時間がかかりましたが、自分の番をまったり、自分の番が終わったら座ってまったりと年長児たちのようにしっかりした姿が目立ち、成長を感じる瞬間でもありました。
ピアノの音に合わせてホールを歩いたり、走ったりしていると不意に訪れるオオカミの音。
「キャー」と言って床に伏せてオオカミが行くのを待ちます。
また、ピアノの音に合わせて行うというまたオオカミが来るかと音が止まったり、音が違うたびにソワソワです。
次に講師が指を立てて「これは何人かな?」という声掛けに「2人!」と元気よく答えます。お友だちと身体を動かす時間です。人数が増えていくごとにやることも変わり、4人になった時、「お花だよ」と言うと自分たち自身がお花になる児、手でお花を作る児、「小さくなって」と言うとみんなが寄せ集まって小さくなる児、床に伏せて表現する児と表現の仕方も様々です。
最後はみんなで手を繋いで「またまた明日ー」とおなじみの歌をうたって、タンバリンにハイタッチして終わりました。
子どもたちの個性の大切さを感じた音楽クラブとなりました。
これからもその個性を大切にして見守っていきたいと思います。
(K.H)


◆音楽クラブ (ゆり)

今日は太鼓に触れてのスタートです。見た目は同じ太鼓ですが、大太鼓、中太鼓、小太鼓があり、手に持つバチによって音の聞こえ方が違うことの説明を、不思議そうに見つめ、自分で太鼓を選び、男女に分かれて一人ずつ叩いてみると、自信たっぷりに「どおん」と叩く児、控えめに叩く児と叩き方は様々。
男児も女児も、素早く上手にできたので講師よりハナマルをもらい、皆、とても嬉しそうでした。
結果、男児は大太鼓、女児は中太鼓に叩く比率が綺麗に分かれたので、大太鼓の音が鳴ったら男児がゆっくり歩き、中太鼓の音が鳴ったら女児が小走りで歩き、両方が鳴ったら、一斉に動き、音の切り替えに合わせて皆、楽しくリズムに乗っていました。
焼き芋ジャンケンの伴奏が始まると「待ってました」と言っているかのように表情がパッと明るくなり、早速対戦相手を作り、ジャンケン前の願掛けのようなポーズを行い、真剣に行っていました。最後にチャンピオンになったにじグループの○ちゃんは、皆の前に立ち、立派に自己紹介をしました。講師から、「最初から勝つと思っていましたか?」の質問にはしっかり「ハイ」と答えていました。最後まで立派でした。
音楽クラブの最後には、「ド・ミ・ソ」を講師が弾いたピアノの音を聴き当て、元気に保育室へと戻っていきました。S・A


◆音楽クラブ (ひまわり)

ひまわり組の音楽クラブでは、小太鼓、中太鼓、大太鼓、シンバル、キーボードに触れました。
以前から鼓笛を頑張ると言っていた子どももおりましたので、そろそろ鼓笛の練習だなとピンと来た子どももいました。
全ての楽器に触れながら自分の好みの楽器を見つけていきます。
1時間の中で全ての楽器に触れながら「もう一回これやってみたい」と挑戦したり順番を待ったり譲ったりしておりました。
年長児だからこそ子ども達に委ねたり任せられる事が出来ます。気持ちの面でも小学生の準備が出来ている子どもがすでにいます。その中で、僕も私もとそれに向かっていく子ども達の姿もあります。苦手な事や得意な事は人それぞれですが、鼓笛の様な皆で力を合わせる事を体験してみる事、それを、大切にしていくと気持ちの変化や姿が変わってくるのかもしれないと感じています。
「僕はこっちの方が良いかな?」と小太鼓と中太鼓を行ったり来たりする◯君がいました。
期待を持つ子ども達が楽しみです。
k★y


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