◆8月16日(金)の子どもたち
2019年08月16日 金曜日
◆やってみようとする気持ち(ふじ・つぼみ)

休みを終え昨日よりも少し多くなりました。本日もつぼみふじ合同です。
台風の影響で風が強く、セミが元気よく鳴いていた園庭で子ども達もいろんなものに気付きながら遊んでいました。
元気に鳴いているセミとは反対にセミの死骸も落ちていて発見した子ども達はしゃがみこんで「なんかあった」「なんだこれ」と観察し、子どもの得意技木の枝でツンツンして、何者かをさぐっていました。
保育士が生きているセミを捕まえて見せてくれました。案外怖がらない子もいて、積極的に手を伸ばし触ってみる姿に「子どもってすごいな」と感心しました。
反対に怖くて泣いてしまったつぼみの◎くん。怖いけどやっぱり気になるようで、泣きながらもチラリと見ていました。
一方、少しずつお兄さんお姉さんたちがやっていることに憧れを持ち始めたふじ組の子たちは、難所のウォールクライミングを「やりたいやりたい」と保育士にアピールし、やってみようとしていました。ですがなかなかの体力と頭を使うクライミングなのでそう簡単には出来ず。分かりやすくできない事を簡単に伝えると悲しそうな顔をしていましたが、お姉ちゃんを見つけると、やりたかったことも忘れてしまったように去っていきました。
いろんな姿が見られたり、ちょっとしたきっかけでやってみようとする姿が見られ、子ども達は伸び伸びと成長しているんだなと感じました。
やってみようとする気持ちも大切にしながら、来週からもいろんなことを経験していけたらなと思います。
(K.E)


◆一緒に(きく・たんぽぽ)

今日はきく・たんぽぽ合わせて18人。ひとクラスの人数だったので一緒に過ごしました。
一緒に遊べるということで朝からたんぽぽの部屋でたっぷり遊びました。
そして、たっぷり遊んでから朝の集まりをしました。
今日は一緒に過ごすこと、たんぽぽの部屋でごはんを食べて寝ること、きくぐみの部屋では楽しいことを準備していることを伝えました。
遊びに行こうねと声を掛けるとみんな「楽しいことするー」ときくぐみさんへ。
大きな紙を用意し、みんなでダイナミックに絵の具でスタンピングをしました。
手や足などでペタペタしていきます。
みんなが「わーい」といく中でだんだん後ずさりしていく〇くん。
絵の具が付くのが嫌なようで端の方へと行ってしまいました。
誘ってみても「やらない」と手を出そうとしませんでした。
〇くんをまずはみんなの見える所・スペースの空いている所に誘って行きました。
保育者の手にも絵の具が付いていたのでズボン裾を持つよう声を掛けると裾をもち端っこをゆっくり通りながら空いてるところまできました。
みんなのを見ていくうちに〇くんも目の前に置いてあったパレットに手がいきぺタぺタ。
〇くんから絵の具に手が行きました。無理強いはせず、〇くんのタイミングですぐできる環境を用意し、〇くんの気持ちに沿いながら行っていくことで絵の具の感触を楽しむことができました。
自分の手についた絵の具を見て確認してからペタペタ。足につけて歩きながら足跡を楽しむ子。一歩ずつ足を置いて楽しむ子。
色んなやり方で絵の具の感触を味わっていました。
それぞれ楽しんだ後はシャワーを浴びにベランダへ。
おけに水をためて手を洗ったり、ホースのシャワーに「わー雨だー」と浴びたり楽しんでいました。
シャワーを浴びた後はたんぽぽの部屋で遊びました。
一緒だから出来ること、楽しいを一緒に感じていきました。
t*s


◆
◆そ~っとね (にじグループ)

今日は、にじグループにずっと入ってくれていた、実習生が朝の集まり、活動を行いました。
いつも遊んでもらっていた実習生の話を、興味深々で聞いていました。
始めはピアノの伴奏で歌を一緒に歌ってからのスタートでした。
その後は手作りの隠し絵本の読み聞かせです。子ども達も思い思いに、わかった事を言葉にして、盛り上がっていました。
もも組、ゆり組、ひまわり組がクラスごとに並びゲームを行いました。
透明のカップに水を入れ、前の人が後ろの人にカップを渡して、どこのクラスが早く出来るかを競うという内容です。説明だけではイメージが湧かず難しいので、少し水が入ったカップでの練習を行ってみました。
練習の効果で大体の事がわかると、2回目は水の量を増やしての本番です。
並々と水が満杯に入っているので難しいです。
それでも「やる、やる」と乗り気になっていました。
もも、ゆり、ひまわり組の全員がコップを上手に両手で持ち上手に、最後までやり遂げる事が出来ました。
2回戦目は、自分の足の下をくぐらせて後ろの友だちへ渡す。
3回戦目は頭上から後ろに渡す。
どれも、水をこぼさずに行うのは難しいように思われますが、並々に水が入ったコップを渡し終えた時の表情は、やりきった良い表情になっていました。
そして最後に「イエーイ」と言って一体感も生まれていました。
「楽しかった」と子ども達からの口ぐちから聞こえてきて、充実した良い時間を過ごせたようです。S・A

◆やりたい気持ちとやりたくない気持ち (そらグループ)

今日は保育士体験のママ先生が参加してくれました。
ママが来てくれるということで喜ぶ子どもたちです。
室内、園庭遊びとたくさん遊びました。
また今日は実習生が主となり集まりや遊びをする日ということで、実習生はもちろんのこと子どもたちも何か普段と違うことを感づいている表情でありました。
制作の活動を行ってくれました。
対象は年長児。紙皿でのフリスビーづくりを行いました。
マジックペンでお絵かきをし、自分だけフリスビー作りを楽しみました。
また今週から年少児のお当番がスタート。
今日も「やりたい!やりたい!」と意欲的な年少児。
しかし、「やりたくない」という年少児もおります。
やりたいけど、みんなの前に出て自己紹介するのが恥ずかしい、失敗したらやだ、できなかったらどうしよう、初めて行うことは誰しも不安な気持ちがあります。
少しずつ興味を示してもらえるよう普段の関わりの中で自信に繋がるような声かけてを行なっていきたいと感じます。
まだやっていない年少児に今日もお当番をお願いしました。
やりたかったのに選ばれなかった子どもたちは少し拗ねた表情になりました。
お当番は普段、子どもたちに描いてもらった顔を朝の集まりでめくりその子どもにお願いしています。
年少児の顔はまだ作っていなかったため、作ろうかと提案すると「作りたい!」と大賛成。
自分の顔を鏡で確認し、目、鼻、口と観察したあと紙に描いていきました。
「これは髪だよ」「歯も描いたよ」「おでこも描いたよ」「丸描けばおでこ描かなくてもいいじゃん」と上手に自分の顔を描いてくれました。
子どもたちのやりたい、という気持ち、やりたくないという気持ち、どちらも大切に受け止め、できた気持ち、できなかった気持ちしっかりと共有していけたらと思います。
(a.y)

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