◆8月9日(金)の子どもたち
2019年08月09日 金曜日
◆子どものペース (つぼみ)

ふじ組の朝の集まりに参加をした後、帽子をかぶり園庭に繰り出しました。
木陰に水の入ったタライを用意すると、水遊びにも慣れてきた子ども達は自分から近づいて手を入れたり、砂場の玩具を持ってきたりして遊び始めました。
普段は暑いので、保育士からも水遊びに誘ってみたりしていたのですが、今日は声は掛けず様子を見ていると、水遊びが苦手な子は、始めはタライから遠いところで遊んでいたのですが、少しずつタライに集まり、最終的には洋服のままタライの中へ入ってしまうほど夢中になっていました。
改めて、大人は良かれと思っての誘いも、子ども達には伝わらず、子ども自身のペースで始めることが大切なんだと気づかされました。
ついつい、大人の都合で子どもに声をかけてしまうことがありますが、子ども目線、子どもの気持ちになって、日々、関わっていきたいと思います。(E.Y)


◆プール遊びをしました。(ふじ)

連休前の金曜日ということもあり欠席児が多く、保育室が静かに感じました。
園庭ではカナブンやセミのぬけ殻を見つける事がブームになっていて触る子もいれば興味はあるけれど触れず観察している子もいます。◎くんは解剖医になってしまうことがある位興味を示しています。
園庭遊びから順番に水着に着替えるのですが一人を呼びに行くと声が届く範囲の子どもたちが集まってきて水着に着替えようとするくらい楽しみにしているいます。
◇ちゃんは最近プールが嫌になったのかプールで遊べなかったのですが、今日は園庭に出したタライ水に反応し、手を入れバシャバシャかきまわし、タライ水に浸かる姿を見せてくれました。
水着に着替えプールへ行くと機嫌よく遊び始め、自らプールの中に入り浸かりながら遊ぶこともできました。日によって気分によって変化はあると思いますが、今日楽しめたことが素晴らしい良い経験になったのではないでしょうか。
今日の様子をPDFに乗せました。ぜひご覧ください。
(K☆H)


◆少しずつ大胆に・・ (きく)

プールに入りました。プールの前には、身体測定もしました。なかなか忙しい朝でしたが、着替えやトイレなど身の回りのことでできることが増えてきたこと、「おおきくなったかなって身体測定しよう。」「プールの準備をしよう。」などの声掛けへの反応も理解でき、早くなってきたことで、スムーズに行動できるようになってきました。
プールに入る前のシャワーも椅子に座って、順番を待ちます。早く入りたい気持ちもぐっとこらえて、自分の番が来るのを待っている姿に成長を感じます。
先日プールに入った時に、水遊びは好きなはずなのに、あまり楽しめず、時々べそをかいていた●ちゃん。水で遊ぶのは好きだけど、不意に顔に水がかかるのが、楽しめない原因のようでした。
今日は、大きいプールからなるべく離したところに、タライを2個並べ、「こっちで遊ぶ?」と●ちゃんを誘ってみました。玩具を持ってきて、静かにタライの中に座り込み、遊び始めた●ちゃんを見て、いつもは大きいプールで楽しんでいる△ちゃんも、隣のタライに入りました。カップで水をすくったりして、時々二人で顔を見合わせ笑い、ご機嫌の二人。△ちゃんが、足を延ばして、より水に浸かると、●ちゃんも同じように足を延ばしてみました。少し大胆になっています。保育士が「気持ちよさそうだね~。」と声をかけると、声を出して笑っていました。
一度、休憩をして水分補給をしたあと、またプール再開。気づくと、●ちゃんは、△ちゃんと一緒に少しサイズの大きいカメさんプールに入っていました。最後のほうは、腹這いになってみたりと、さらに大胆さが増していました。
大きいプールに入っている子たちに、「ワニさんやってみて。」と声を掛けていると、「◆くんも。」とやってきたのは、水大好きな◆くん。「いいよ。やってみてごらん。」と中に入るように促したのですが、「こわい~。」と一人では入れない様子。保育士が先に中に入り、「おいで。」と言うと、中に入ることができました。すると、プールの周りでずっと遊んでいた※くんも、「※くんも。」と中に入りたがり、とても気持ち良さそうにしていました。
一人ひとりをよく見て、ちょっとした配慮をしてあげる大切さ、そして何より友達パワーの威力を感じた今日のプールでした。
(T.M)


◆新たなことにチャレンジ(たんぽぽ)

今日は、〇ちゃんのママがママ先生でした。
「〇のお誕生日にママがママ先生なの」と〇ちゃんは、数日前から指折り数え、ついに当日を迎えました。
誕生日当日のママ先生と一緒にみんなでお祝いし、恒例の質問をいくつかしました。
そのたびにしっかり答えてくれます。
その後は、ママ先生にも「〇ちゃんが生まれたときは、どんな気持ちだったか」などを聞いてみると「会えてうれしかったです。」という返答をきいた〇ちゃんは、嬉しさいっぱいと何だか照れてしまうなという表情でした。
3歳の初日が特別な一日になったらいいなと思えました。
また、たんぽぽ組の子たちにとって初めての体験は、朝のおやつを自分で取りに来き、食べたい量を伝えることをやってみました。
4月から保育士とのやり取りをする中で聞かれて伝える体験を繰り返し、やり取りができるようになって来たり、食器を大切に扱えそうな姿から、新たなことにチャレンジしてみました。
保育士:「おせんべいは、いくつ食べる?」
子:「3個」
とおやつを持ち置いてから、次は、飲み物と保育士とのやり取りをして、手渡された皿やコップに意識を集中させて、そっとそっとと歩みを進め自分の席に座りました。
いままでと違うことができたと誇らしげな子どもたち。表情もキラリと光ります。
おやつも特別な味がするのか、その味を堪能するかのようでした。
おかわりも自分で取りに来るという体験も嬉しくて足取りかるくやってきます。その姿に成長を感じます。
今後もこの体験をする中で「自分で量を決め、伝える。」「自分の席にもっていく」が身に付くように個々のペースに合わせながら出来たという「成功体験」に繋げていきたいと思います。
今日も暑かったので、短い時間ではありますが、プール遊びをして汗を流しています。
(N.Y)


◆鶏の鳴き声&プール (うみグループ)

今日はもも組がプールに入りました。「もも組さんプールに入るよ」と伝えると「はーい」と元気な返事が返ってきました。
プールや園庭までの時間は、お部屋で過ごしました。
朝の会で、紙コップを使った玩具を紹介しました。紙コップに凧糸を通して、少し水で濡らした布を凧糸に挟んで上下に動かすと、「グワグワグワ」と鶏のような鳴き声がするものです。紙コップに顔と赤の画用紙で鶏冠を付けて鶏の完成。「ココココココ」「グーーーー」と鳴き声の大合唱になっていました。中には「鶏の糸電話つくりたい」と可愛い糸電話を作っている児もおりました。
プールの時間になると準備が早いもも組。プールでは、水を怖がることなく、プールに入れることが楽しいという姿がとてもよく伝わってきて嬉しく感じます。中には、大きなプールではなく、小さいプールを選んで遊ぶ児もいますが、その児なりに自分で選択している姿を温かく見守りたいと思います。もも組がプールに入っている間、ゆり、ひまわり組はたらいに水を溜めて掛け合ったりと全身ずぶ濡れで遊んでいました。
いっぱい遊んだあとは、みんなが大好きなカレー。もくもくと食べていました。
間もなくお盆休み。「静岡に遊びに行くんだ」「山に行って熊捕まえるんだよ」と休みを楽しみにしている姿が微笑ましく感じます。来週から休みの児も多くなると思いますが、元気な姿で会えるのを楽しみしています。(O.Y)


◆求めるもの (にじグループ)

今日から休みに入る児も多く、今日は入れる児は全員プールに入る事ができました。
プールの順番が一番ということもあり、朝の集まりは定番の「パプリカ」や「踊るん曜日」、「ジャンボリーミッキー」など沢山踊って準備体操も楽しんで行っています。
どの学年が入れるのか、子ども達もドキドキしていましたが、今日はみんなで入る事が出来て嬉しそうな表情が見られました。
室内では、深海生物を作りたいという児がいましたが、「なにで作ったら良いかわかんない」「絵具?」「新聞紙?」と考えながらも、保育士が用意してくれることを期待して待っている児がいました。
白い大きな模造紙に魚を描いていた時に、「深海は暗いから、黒の画用紙に描く」と言っていたことを思いだし、黒の画用紙を用意しました。
黒に映える色の絵具を用意すると、他の児も集まってスパッタリングが始まり、「花火」や「ねこ」など、それぞれが自由に描き始め、その児は一人真剣に図鑑を見ながら色の見え方や形の特徴を捉えて描いていきました。
描きあがった魚をその形に添って切りとり、ひとつ完成させると満足した様子で園庭へ向かっていきました。
子どもの満足いく遊びを提供するのはもちろんですが、保育士に求める期待が上がる中、一緒に取り組みながら子ども一人ひとりの個性をどのようにして引き出していけるのか、また遊びの発展など、関わりや提供の仕方を工夫し、考えていかなくてはならないなと感じました。(B・K)

◆見つけた(そらグループ)

今日は昨日入らなかった児ともも組がプールに入りました。広々としたプールに沢山おもちゃを持って入って遊ぶ子ども達。帰ってきたときの「ただいまー」と言って帰ってきた時の子ども達の笑顔がキラキラしていて、プール遊びが楽しかったというのが伝わってきました。
園庭では、ドアから出た瞬間から体で暑さを感じるぐらいの熱気がありました。保育士がホースから水を撒くと「気持ちいいー」と水に手を伸ばしたり、体ごと浴びにきたりと水遊びが始まりました。
ホースを上に向けると「雨だー」「逃げろー」と楽しむ姿がありました。しばらく雨をやっていると場所によっては綺麗な虹が出てきました。最初に気づいたのは保育士。「ねぇ、あそこに虹が出てるよ!」「え?どこ?」と虹を探す子ども達。雨が終わるとすぐに消えてしまうので、見つけるのが大変です。色々な方向に向かって雨をやると今度は子ども達の身体あたりで虹が出来ました。
「先生、●ちゃんの洋服に虹が出来たよ」「綺麗だね」と虹は至る所に出現しました。大きな虹ではなく小さなものでしたが、子ども達は大興奮で探し続けていました。儚いものだからこそ綺麗に見えたのかもしれません。
少しすると、タライを運んできた子達が「ここに水入れて」とリクエストがあり、水を入れるとすぐにタライの周りには子ども達の輪が出来上がりました。タライに溜まった水で水の感触を手で確かめます。
プールに入れなかった子ども達も園庭での水遊びでびしょ濡れになるまで遊び尽くしました。遊び尽くした後、こんな心配事が出てきました。「先生、びしょびしょだけどこのままお部屋入っていいのかな?」と心配顔。「靴下を脱いで、ズボンをまくって行ったら大丈夫だよ」という保育士の言葉に安心して部屋に戻って行きます。そんな風に考えられるようになってきた事が成長だなと感じる子ども達の声でした。
まだ暑い日が続きますが、プール遊びや水遊びを通して夏ならではの環境を提供し、思い切り楽しめるような関わりをしていきたいと思いました。
(K.H)


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