◆8月8日(木)の子どもたち
2019年08月08日 木曜日
◆なんだか気持がいいぞ? (つぼみ)

プール遊びが続いたので今日プールはお休みです。でも、なにか気持ちのいいこと・楽しいことをしたいと思い、昨日こっそりと仕込んだ寒天で遊ぶことにしました。
寒天遊びは感触遊びの一つです。潰したり・踏んだり・ちぎったりと様々な楽しみ方がありますが、なんといっても寒天あそびはひんやり冷たくて気持ちがいいということが最大のポイントで暑い夏にはもってこいです。
まずはお部屋の中で子ども達に寒天が入った容器を見せてみました。綺麗な真っ青の寒天を目にした子ども達は何がなんだか分からないといった様子の表情を浮かべていましたが、その中でも目を見開いてみたり何か凄いのが出てきた物を見るように目をキラキラさせていたりとそれぞれの表情や行動が印象的でした。
早速テラスに出てタライや透明の容器に寒天を出してみるとドゥルンと勢い良く出てきた寒天に驚きながらも気になるので手を伸ばしていました。一番初めに寒天に触ったのは〇くんで、最近ずりばいも上手になって様々な場所へいったり方向も変えられるようになったのでそういった事から色々な物への興味関心度が増しているので寒天にもグッと興味を惹かれたようでした。ひんやりと冷たさを感じたようで体が少しだけブルブルっと震えたのはなんだか可愛らしかったです。
寒天は赤・青・黄の三原色とそれらを混ぜ合わせてできる緑・オレンジ・紫を用意してみました。色の好みがあるのか、ずっと同じ色の寒天を触り続ける△ちゃんや様々な色の寒天を次から次へと出したりカップですくって混ぜてみる◇くんがいたり、みんなの使っている寒天を少しずつ触りに行く☆ちゃんがいたりと初めて見る・触るものへの恐怖心というものはあまり見られませんでした。
寒天で手や足がツルツル滑る事に気づいた●ちゃんが床に広がっている寒天に足を乗せて滑る感触を楽しんでいたのには驚きました。足を動かしながら『えへへ~えへへ~』と保育士の顔を見ながら楽しいと伝えてくれているようでした。
◎ちゃんが寒天が気にはなりつつも、近づいたり保育士に誘われてちょっとだけ触ってみましたがもうそれで満足。颯爽と園庭へ遊びに行っていました。
様々なキラキラした色やひんやりつめたい感触に夢中になっている姿を見て、もっと沢山の経験をしていきたいと思いました。繰り返し遊ぶ中でちょっと苦手だった◎ちゃんも楽しいと感じる時が来るかもしれません。第2回寒天遊びが楽しみです。
PDFに寒天あそびの様子が記載されていますのでぜひご覧ください。
K・E


◆はじめての触感(ふじ)

夏ならではの寒天遊びをしました。
前日に、赤・青・黄色・緑・オレンジ・紫の寒天を色々な形の容器に入れ冷やしておきました。子どもたちがどのような反応をするのかを考えながら行う準備は楽しいものでした。
朝の集まりの後、「今日は楽しいことやるからね」とだけ言って冷蔵庫で冷やされた寒天を取りに行きました。 冷えた寒天を持ってくると、まずは近くにいる子が反応し覗きにきます。そんな数人の姿を見て「なんだなんだ」と興味を持つ子が1人、2人・・と集まってきます。思わず気になって手を伸ばす子もいます。
牛乳パックからドゥルンと勢いよく飛び出す寒天に子ども達の反応は様々です。「きゃー」と声を上げる子、すぐに手を伸ばして触ろうとする子、口をポカーンと開けて固まる子、手を顔の前に出して構える子、後ろに後ずさりする子・・その子の性格上”やっぱりそういう反応するよね”と納得する子もいれば、”あれ、大丈夫なんだ”という新たな発見もありました。
「これはなにいろ」と聞くと、「あお」「あか」と答えられる子もいました。
色の識別が段々と出来始めている子がいるので、日々の保育の中でも色を聞いてみたり、お絵かきや絵の具、色水などたくさんの色に触れられる遊びもやっていきたいと思います。
見るのはいいけど、いざ触るとなるとなかなか手の出ない子ども達もいました。
そんな中、これは私のと言うように容器を抱え込むほどに熱中して遊んでいた、〇ちゃんと▽ちゃん。寒天の感触が気にいったのか手を入れてモミモミ、、手を取り出してニギニギ、、それをひたすらに繰り返していました。
最後まで残って遊んでいた、数人に寒天を固めていた透明の容器を渡してみました。
容器にたまったカラフルな寒天を「きれいだね~」と言って見せると、子ども達も自分の入れたものを眺めていました。そんな中、☆くんが「できた~」と言って自慢気に持って来てくれました。自分の作ったものに大満足のようでした。
ふじ組・つぼみ組で遊んだ寒天と水を入れた大きめの容器や最後の数人が作った寒天も棚の上に飾りますので、お迎えの際にお子さんと一緒に見てください。
(I・K)


◆提灯ゆらゆら、お星さまキラキラ(きく)

きく組ではここ最近おまつりムード一色です。今まではあんぱんまん音頭を中心に踊っていましたが、〇ちゃんの踊りが少し変わり、阿波踊りの曲をかけると、「それを待ってました」と言うように手を上にあげて阿波踊りを元気よく踊り始めました。それにつられてみんなも列をなして阿波踊りを踊ります。
棚の上におままごとを並べて、屋台のお店屋さんも登場しました。はっぴを着て「いらっしゃい」と本当のお店屋さんのようです。
おまつりごっこの中で、「夜になったね」と話しているので、ひとつ電気を消して暗くしてみると、「あ、夜だ。帰らなくっちゃ」とお店を片付け始めました。しばらくして電気をつけると、「あ、朝だ。」とまたお店の準備が始まり・・・。お祭りのイメージをふくらませながら、賑やかなひと時を過ごしていました。
今日は、のり付けをしてみました。
星形の台紙に、小さな丸や星を貼りつけます。
少しだけのりをつけてペタッと貼ると、「できた」と嬉しそうな表情を見せてくれます。△くんは星を貼った上におまけののりをチョンとのせていました。まるでケーキをデコレーションしているようで、それもまた△くんのイメージなのだなと思いました。何枚か星を重ねて貼っているのは□くん。どうやら並べて貼ってみたかったようです。色の違う星形をきれいに重ねていました。
一枚では足りず、何枚ものり付けする子もいました。
以前行ったのり付けよりも要領が良くなっていて、また集中する時間も増えたように思い、成長を感じます。
出来た星を保育士が部屋に飾っていくと、自然に「キラキラひかるー」と鼻歌も聞こえてきました。後からやって来た子も、「〇〇くんもー」と自分で作った物を飾りたいようです。保育士に抱っこしてもらって星を飾ると、満面の笑みを浮かべていました。お帰りの際、是非ご覧ください。
その後は、ベランダで水遊びをしました。
水鉄砲を使って水を掛け合ったり、カップなどを使ってジュース屋さんごっこを始めたりとそれぞれに好きな遊び方で遊び始めました。
日に日にダイナミックになっていく水遊び。
気が付くとみんなびっしょりになっていましたが、みんな良い顔をしています。シャワーも自分で浴びて、スッキリさっぱりしました。
そんなきく組の部屋は、提灯ゆらゆら、お星さまキラキラ。賑やかです。
I・Y


◆ジャブジャブとピチャピチャ (たんぽぽ)

今日も暑いのでプールにはいりました。
朝の集まりが終わると準備をします。
プールに入れない子は早めにきく組へ。「いってきまーす」とうれしそうにあそびにいきました。
プールに入る子は準備体操もかねて音楽をかけて体を動かして行きました。
3曲踊りおしまいとわかると、踊るの大好きなたんぽぽ組の子どもたちなので「もっとやりたーい」と言う声もありましたが、プールに入ることを伝えると「プールはいるー」と切り替え着替えにいきました。
流れも少しづつ覚えてきて服を脱いで水着をきたり、服をたたもうとする子もいます。
楽しみにしていたプールへ。
それぞれ大きいプール・小さいカメさんプールと入っていきました。
大きいプールでジャブジャブ掛け合って遊んでいた〇ちゃんでしたが、顔にかかってしまい心がおれてしまっていました。すると「こっちにする」と小さいかめさんプールへ移りゆったりチャプチャプあそびはじめました。
その時の気持ちや遊び方で選んでいる子どもたち。
ザブ~ンと楽しむ中で思わずかかってしまったり、その時の気持ちによって遊び方も違う中で子どもたちは体験を通し気持ちのコントロールをしていました。
プールに入ってから10分後、子どもたちの安全とプールの衛生を確認するために、プールから出てきて用意したベンチに座り休憩をします。
みんなが水を飲んでいる間プールの衛生面を確認します。
確認が終わるとみんなプールへ。
気持ちよさと楽しさが伝わってきます。
これからも子どもたちの安全と安心を守りながらプールあそびを楽しんでいきたいです。
t*s


◆絵の具 (うみグループ)

今日は室内で過ごしました。
ゆり組とひまわり組がプール遊びの為、もも組は室内使い放題です。
園庭に行かずとも室内でじっくり遊びこんだ子ども達の姿が印象的でした。
昆虫ゾーン付近では、虫に関する様々な作品が出来上がりました。
昆虫ゾーンのポスターもゆり組の○君がデザインし、朝の集まりで皆の前で紹介すると照れながらも前に出てはにかむ姿があります。
今日は絵の具遊びが充実した一日です。
早番の時間から絵の具遊びを行い、ビー玉の絵の具や、指絵の具を楽しみました。
明日は何しようかな、明日は何する?と子ども同士で話しています。
指スタンプが得意な○君は、花火をイメージしながら活動に取り組んでいます。
泥団子に絵の具をつけてマーブリングをする年長児もいました。
やりたい遊びに取り組めるだけではなく、片付けや準備までしっかりと時間を費やすことの出来る環境の中で子ども達は主体性を育むのではないかと感じます。
k★y


◆成長(にじグループ)

今日は年長児・年中児がプールに入りました。
着替えや準備のスピードも速くなり、どこに並んで待っていれば良いのか、着替えはどこに置いておくのか、子ども達で教え合う姿が見られるようになりました。
プールではビート板を持って泳ぐ年長児の姿が印象的でした。「見て!泳げるんだよ!」と勢いよく泳ぎ始める年長児の○ちゃんを見て、ビート板を持ち、泳ぎ方を真似ている児もいました。年長男児2人は「泳ぎ方教えようか?」と年中児に声を掛け、ビート板の持ち方を教えたり、実際に泳ぐ姿を見せたりしていました。
水鉄砲でひたすら保育士を追っている児もいれば、子ども達同士で小さいプールでごっこ遊びをしたり、それぞれの楽しみ方でプールを満喫しています。
園庭遊びの時間になるとトランポリンで遊んでいた子ども達でワニ鬼がはじまりました。鬼になると「じゃあやらない」とつい最近まで言っていた★くんが、今日鬼になると「えー」と言いながらも鬼ごっこをやめずに参加していました。「タッチすれば大丈夫だよ」とまわりの子ども達も★くんに声をかけ、必死にタッチしようとする姿に大きな成長を感じました。
できないことや嫌なことがあると「代わりにやってあげようか?」とかならず誰かが声をかけてくれますが、つねに代わってあげたり手伝ってあげたりするのではなく、その児を応援する気持ちも大切だと改めて感じました。これからも子ども同士の関わりを大切に、成長を見守っていきたいと思います。K.Y

◆夏ならでは (そらグループ)

今日はゆり、ひまわり組がプールに入る番です。朝の会でプールに入るクラスの発表になるとゆり、ひまわり組の子どもたちがガッツポーズを決めていました。
着替えながら忘れ物がないかこどもたちもドキドキしているようです。
「忘れ物なかった」とプールタオルを持って準備完了な子どもたちの姿がありました。
プール用の玩具を持ってきて、思い思いに遊び始めます。
大きな水鉄砲を持って保育士やお友達にかけたり、かけられたりと「冷たーい」「こっちの方があったかくて気持ちいいよ」とみんな楽しそうに遊んでいました。
プールの後、園庭に出ると木のところに沢山のセミが止まっていました。にじグループの保育者がセミをとるとそらグループの☆くんに渡してくれました。
「先生、見て。セミ貰ったんだよ」と見せてくれましたが、セミが鳴くとびっくりして、つい手を離してしまいました。セミは羽が折れてしまっていて、うまく飛べずに地面に落ちてしまいました。「あ、セミ待ってー」「ジジジジ」と子どもとセミの攻防が繰り広げられました。残念ながらまた子どもに捕まってしまいました。もう少し子ども達との触れ合いを楽しんでもらいました。
他にもコガネムシが木を登っていたり、セミの幼虫が枝のところにいて、羽化しようとしていたりと夏ならではの光景が沢山見られました。
これからも季節ならではの体験を大切にしていきたいと思いました。
(K.H)
Posted in 園のこだわり