◆8月2日(金)の子どもたち
2019年08月03日 土曜日
◆暑い中ですが、楽しい遊びを見つけよう(つぼみ)

園庭に新しく、木と木の間にホースを這わせたシャワーが設置されました。
水遊びが好きな〇ちゃんと◇くんはそれをすぐに見つけ、一目散に向かっていきました。
ホースから流れる水に臆することなく近づき、手や頭で水を受けて声を上げて楽しんでいました。
そこへ、ふじ組の子ども達や他のつぼみ組の子ども達が合流してくると、〇ちゃんと◇くんは違う遊びへと移動していき、友達が減ってくると戻ってくるを何度も繰り返し、二人なりに人が少ないほうが遊びやすいと感じていたのかもしれません。
他のつぼみ組の子ども達も、順番に近づいてきて、初めは恐る恐る手を近づけ、水の感触を味わっていくうちに水遊びのスイッチが入り、近づいてきた子の洋服も頭もびしょびしょになり、それでも嫌がることなく楽しそうに遊んでいました。
ふじ組をまねて、砂場のコップやスコップを持ってきて水を汲んでいる子も見られました。
水遊びが苦手な子は、保育士に誘ってもらって一度は近づいたものの、やっぱり水は触らず、その場を離れて砂場やすべり台で遊び始め、その子達なりの楽しさをちゃんと見つけて遊び出していました。
日差しはあまりなかったのですが、気温が高くなってきたので、途中で水分補給をし、早めに保育室に戻ってシャワーを浴びて食事となりました。
気温が高くなると、室内で過ごすことも多くなりますが、その日の天候を調べ、熱中症にならないよう対策を取れながら、戸外遊びも取り入れ、自分の好きな遊び、楽しい遊びを見つけて生きたいと思います。(E.Y)


◆お部屋もお外も真似っこ(ふじ)

夜になっても暑い日々が続いています。寝不足気味という子も何人かいるようですが、園ではみんな暑さを忘れる程元気に遊んでいます。
最近はお友だちの名前も覚えてきて、4月からの新入園児、つぼみからの進級児と関係なく、絵本を並んで見たり、顔を見合わたりと関わりをもつ姿が本当によく見られてきました。
朝のミッキー体操では、始めは保育士と手を繋いで踊りたがっていましたが、手を繋ぎたがる子たちが多くなり、子ども達で手をつなぎ合うようになり、今日もみんなで手を繋いで、大きな輪を作りうれしそうに踊っていました。
園庭に少し出てから順番にプールに入りました。プールの入り方も大胆になり、バケツやジョーロに水を入れたり出したりするだけでなく、プールの中へジャバンと入ったり、今日は深めのプールの中に何人かが入り、◎くんがプールの端につかまってお腹を下にして寝て、浮いてバタ足のようにして足をバタバタさせていました。
周りの子たちもやりたがり、真似をしてみんなで並んでバタ足をしていて楽しんでいました。みんなで一緒は楽しさを倍増してくれるようです。(T.Y)


◆たっぷりのお水の中にドボン(きく)

今日は、プールに水をいっぱい張って、そこにドボンと入りました。水が多いと泳ぎやすいのか、早速床に手をついて足を延ばして泳ぎでしました。スイスイと動くので気持ちいい良いようで、広いプールをあっちこっちと泳いでいました。タライの水もいっぱいにしたところ水がくみやすくなり、そこから水を汲んでは運んでいきました。そのうちタライにもドボンと入り込み、たっぷりの水に浸かって優雅にカップに入れた水を上の方からジャーッと流し、のんびりと遊んでいました。
水鉄砲で水を飛ばす技も際立ってきて、遠くに飛ばしたりねらいを定めてそこに飛ばしたりしても思ったところに飛んで行くようです。他の子と遊んでいた保育士のお尻をめがけてプシューと飛ばし、見事に当たりました。
保育士の「あー」と言う叫び声を聞いてニンマリする子どもたち、もちろんその後の保育士からのホース攻撃は、遠くまで逃げても水は追いかけていきます。顔にかかっても身体にいっぱいかかっても逃げながらも、ニコニコ顔、ひるまないきく組の子どもたちでした。
水車の研究が進み、2つ並べて両方に水をかけて一緒に同じように回るところを「見て見て」と嬉しそうに見せてくれました。次にはその水車を縦につなげて上から水を流し、4つもある水車をいっぺんに回すというすご技を発見、これはすごい将来、研究者が生まれるかなと楽しみです。
プールをやるたびに、子どもたちのあそびが大きくなり、発展していくのには驚くばかりですが、保育士の濡れる確率も高まってきました。保育士も技を磨いて行かないと子どもたちに太刀打ちできなくなりそうです。 M.K


◆楽しいことは、みんなで(たんぽぽ)

今日は、最近、慣れ親しんできた「絵の具」でダイナミックに遊ぶ中で感触が楽しめるように2階のベランダに大きな紙を用意して遊んでみました。保育士が手や足型をとってみながら遊びに誘ってみると関心がある子たちが集まってきました。
絵の具の感触に驚く子たちもいました、気付くと一人二人と絵の具を足の裏に着けてぬるっとした感触を楽しんでいます。絵の具が混ざり合って変わる目の前にも不思議そうです。
また、子どもたちの足の大きさと保育士の足の大きさの違いを伝えると気付き、「先生は、大きいね」「〇ちゃんは、小さいね」など見比べる中で、発見したことの嬉しさを言葉で伝えてくれました。
紙の上で楽しんでいた数人の子たちが気づくとホールの明かり窓の丸い壁に無数の手形を押して楽しんでいました。ダイナミックに遊ぶ楽しさを十分味わっていたようです。
絵の具の感触があまり得意でない子たちは、水も出して水の感触を楽しめるようにすると水あそび大好きなメンバーが集まり水を触ろうとしたり、走って遠くに行こうとするなど強い日差しの中でも元気いっぱい遊んでいました。
すると…1匹のセミが落ちていました。それに気づいた△くん。少し、怖い気持ちもあるようですが…「触りたい」と勇気を振り絞り手を伸ばしました。
でも「怖い」と手を下げてしまいますが、再び勇気を出して手を伸ばします。しかし…手を下げてしまう事数回、意を決したのか手を伸ばし、見事手の上に持つことができました。
恐々だった表情が「できた」という自信いっぱいの表情に変わっていました。
その姿を見ていた子たちが代わる代わる△くんの隣にやってきて△くんの手の平を見つめます。その子達に「触ってみる?」と伝えてみると首を横に振り去っていきます。
自信いっぱいの△くんは、嬉ししくて歩いて行く先々でセミを見せ、誇らしげでした。
その後は、ホースの水あそびに変化し、絵の具も汗も流しさっぱりしてきました。
今週も暑い中、ダイナミックに遊べた子どもたち。
来週も、元気に暑い夏を過ごせるようにしていきたいと思います。
(N,Y)


◆色水実験 (うみグループ)

登園してきたもも組の●くん。いつも恐竜やブロックなどすぐに遊びに向かう●君ですが、「先生、今日金曜日?」
「そうだよ」と伝えると●くんの手にはブロックが。
もしかして・・・とそっと様子を見守ると自らブロックを片づける●君。
それを見ていた私たちは「わぁ~●くんすごい。チャンピオンだね」と伝えると嬉しそうに微笑んでいました。朝の会では、そんな●君の話をするとみんな拍手してくれました。特別に金シールをゲットした●君でした。
毎週金曜日は、お片づけの日。朝の会を始める前はいつも道具箱や飾り棚の整理整頓をしています。習慣としてやっていたこともあり、●君ように自然と身についていることを嬉しく感じる瞬間でした。
朝の会の後は、今日はお部屋で過ごしました。もも組は自由画を描き、4月に描いたときよりも鮮やかな色遣いで、いつも遊んでいるものから恐竜の絵を描いたり、「大人になった☆くんの弟だよ」と微笑ましい一面も見られました。
一方では、色水遊びを行っていたグループがありました。パステルカラーや「川の色」「総武線の色」と色の移り変わりを楽しんでいました。子どもたちが作った色水を袋に入れて飾ってみることに。さまざまな色が部屋を明るくしてくれているようです。
子どもたちの姿に合わせながら遊びを提供したり、繋げていけるように環境を見直していきたいと思います。(O.Y)


◆自由画(にじグループ)

お泊り保育が終わり、年長児は印象画、年中・年少児は自由画を描きました。
自由画は、魚や恐竜、女の子や動物など好きな絵を描く児もいれば、色の混ざり方やクレパスの感触を楽しむ児など様々でした。年長児は、お泊り保育の楽しかったことを思い出しながら友達との会話も楽しんで描いていきました。
そんな中「描きたくない」「何を描けばいいかわからない」と言う年長児がいました。
昨日は「いつ描く?」と聞くと「明日にする」と言い、今日聞いてみると、そのような返事が返ってきました。
「何色が好きなの?」「や「〇を沢山描いてみる?」など色々声をかけてみましたが、どれも「描けない」「わからない」「手が汚れるからやだ」という返事でした。
そこで、クレパスを一本ずつ出して線を描き、にじを保育士が描いてみました。
すると、その児も真似をして「虹にするには、次は何色だっけ?」と保育士に聞いてきながら、虹の絵ができました。
最初は友達に描く姿を見られるのも嫌な様子だったので、他の児は周りに来ない場所でおこなっていました。
「虹の上には太陽があって、雨がふってくるよ」と保育士がどんどん描いていくと、その児もそれに続いて、自分の画用紙に水たまりを描いていきました。
「カエルも描いて、こっちにはもっと大きな水たまりを描こうかな」と言いながら、画用紙がいっぱいになると「もう一枚やりたい」と言いました。
もう一枚渡すと、こんどは大きな木を描いて、その下には海と道路を描きました。
他の児が保育士と楽しそうなやりとりに集まってくると、「なんで海の上に木なの?」など突っ込みの声が聞こえてきたのですが、「絵だから自由でええんだよ(いいんだよ)」と保育士がいうと「そっか!絵だからなんでもできるんだ」と海にバナナを流したり、カブトムシを浮かべたりしながら「絵だからええんだ!」と言いながら友達との会話が弾みながら楽しんで描く姿に変わっていました。
また画用紙がいっぱいになると「もう一枚やりたいな」「みて、こんなに手が汚れちゃった」と手が汚れたことにも気づかずに取り組んでいたことに驚いている様子でした。
「なに描けばいいんだろう」「上手に描けない」などと成長するにつれて、構えてしまう姿もありますが、自由に描くことを純粋に楽しめるような関わりをしていきたいなと思いました。(B・K)
◆ソルトアート (そらグループ)

今日は誕生日の子が2人いました。年中の〇ちゃんと年長の☆ちゃんです。
そして☆ちゃんのお母さんが保育士体験に来て下さいました。
ママ先生やお誕生児への質問タイムでは、「好きな花は何ですか?」「好きなケーキは何ですか?」「好きな男の子はどんな子ですか?」等で盛り上がりました。
大人気のママ先生。今後もご参加お待ちしています。
今日は絵の具と塩を使ってソルトアートをしました。
クレパスで絵を自由に描き、絵の具で弾いた後に塩を絵に振りかけます。
少しずつ絵の具を塗り、絵の具が乾く前に塩をかける作業を繰り返すのですが、塩が絵の具に滲んでシュワシュワと音を立てる様子に子どもたちは興味深々でした。
手形アートや昨日行ったシャボン玉と絵の具のバブルアートでも、子どもたちは準備の段階から一緒に行い、今日も「お手伝いする」と意慾的に取り組んでいました。
何と何が必要で、何のために何を準備するのかという事にも関心を持っている子どもたちの気持ちを大事にしていきたいです。
花火や海底等好きな絵を描き、絵の具が弾く様子に笑い声をあげ、塩を振ると驚きの声をあげながら取り組んでいき、「絵の具が少ないと塩がシュワシュワしないよ」「お水がいっぱいだとキレイにできるんだね」と盛り上がっていました。
コツが掴めない年少児には年中・年少児がアドバイスを送っており、子ども同士でコツを伝え合っている姿が印象的でした。
今後も様々な技法に触れ、楽しさや驚きを共有していきたいと思います。
O・Y


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