研修
2019年07月31日 水曜日
全国保育協議会の研修に3日間参加させていただき、本日、研修最終日です。
初日に、保護者(家庭)支援の理解について学びました。
新制度の中で、保育所は
・子どもと親にとっての「安心・安全基地」を有する
・全ての子どもと親の「発達保障機能」を有する
・地域における「子育て文化の発信機能」を有する
という専門性があります。
この専門性が求められる理由として、現代社会における「子育ての事情」がいくつかあげられました。
その中の一つ、多忙化。
時間に仕事に追われ家事に育児にも追われている。追われていると焦燥感が芽生え、焦りの意識が親自身を支配しやがては子どもを支配する。
そして、[きっちり育児][べき、ねば育児]にとらわれ、スケジュールをこなすことに価値があると思い、今、目の前の子どもがどんな体験をしたらいいか、どんな対話が必要かということに目が向かなくなってしまう。
私も自分の子育ての経験から多忙化の状況はとても共感できるところでした。
保育所保育指針の中にも、保育所の特性を生かした子育て支援が示されています。また、育子園にも、保護者と職員は子育ての良きパートナー、子どもが順調に発達を遂げていくために園と家庭と連携をとりながら保育を行うという理念があります。
保育所の専門性を生かし保護者が子育ての喜びを感じられるようにどんな支援が出来るか話し合いをしながら園全体で努めていきたいと思います。
副園長
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