贈りもの
2019年07月18日 木曜日
先日、朝の挨拶のときに元気なOくんが登園してきました。「おはようございます!Oくん」の呼びかけに、「おはようございます!」の返事です。挨拶をしながら近づいてきました。いつもの関わりから、つい腹筋に力が入っていました。「はい、先生!」といって手が目の前にさし出されました。手の掌の中を見ると、光沢のある小さな石が二つありました。「きれいな石でしょう!来る途中で見つけたんだよ、良く光っているでしょ!」「そうだね、光ってきれいだよね!」と言うと、「そうだ、先生に一つ上げるよ!」と私の手のひらに小さな石が置かれました。Oくんは園舎にいつものように入って行きした。
去年の夏ごろからOくんたちとは、ごっこ遊びをしていました。ルールを決めて行うものの力もついているので一生懸命に関わってきました。クラスに入るとOくんと組み合うことも多く、部屋を出るときにはフーと深呼吸をしていました。体力的に成長しているOくんを関わるたびに感じていました。
今回のOくんからの贈り物によって、ごっこ遊びの関わりによって築かれていたのは、遊びだけの先生だけでないことがわかり嬉しく思いました。関わることによって信頼関係が築かれていたことをあり難く思いました。
園長 田中基之
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