やってみよう
2019年07月16日 火曜日
2歳児クラス、室内遊びでのできごとです。
Kくんが電車を長くつなげレールの上を走らせていました。
車両が長いためか、急カーブが続くゾーンに入ると決まって車両の中央部が脱線してしまいます。
脱線したら直すを繰り返し遊ぶKくんでしたが、3週目あたりから遊びに変化が見られました。
急カーブのゾーンに近づくと、ぐっと体勢を低くし電車を覗き込むようにゆっくり走らせ始めるKくん。ゆっくり走らせれば無事に通過できると思ったようですが、やはり脱線してしまいます。
次は、もっとゆっくり…。次は、反対に速く…。
結果は変わりませんでしたが主体的に働きかけていくKくんの姿に頼もしさ成長を感じさせていただきました。
遊びの場面でもよく見られる、このような「困難に立ち向かう力」を育むには、自分に自信を持ち自分を肯定することが大切です。
Kくんの姿から、改めて、子どもが安心できる環境、主体的に遊べる環境になっているかと考えさせられるとともに、そのような環境を保障していきたいと感じさせられました。
保育副主任
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