乳児保育研修会
2019年07月09日 火曜日
先週、社会福祉法人 日本保育教会主催の「乳児保育担当者研修会」に参加させていただきました。
研修内容は、
・乳児保育の役割と機能 ・乳児における保育者の関わり ・乳児の発達と保育内容
・乳児保育における安全な環境
などで、日々の保育や子育について等、振り返ることの出来る貴重な時間となりました。
印象的だった内容を一つあげさせていただくと、
乳幼児期の子どもによく見られる「もういっかいやって」「もういっかい読んで」などの「もういっかい」という気持ちを満足ゆくまで保障することで、子どもの情緒が安定するとともに人への信頼感が育ち、この基本的な信頼感を心の拠りどころとして、成長しようとする力「主体性」につながっていくということです。
この話を聞いたときハッと頭にうかんだのは、娘との関わりです。
わらべうたを歌ったり、絵本を読んだりすると決まって「もういっかい」と返ってきますが、なかなか娘が満足するまで関わってあげることができない自分がいたと自分自身に矢印を向けさせていただくきっかけとなりました。
その後、講師から「子どものもういっかいは、10回までは続かず、5~6回程で満足感が得られ違う遊びに向かっていく」というお話をいただき、できる限り気持ちに寄り添っていこうという気持ちにさせられました。
子どもは、生まれながらに備わっている諸感覚を働かせながら、身の回りの環境に働きかけていきます。そして、温かく受容し、優しく語りかける大人に見守られながら成長していきます。
子どもに安心感や安定感を与えられる存在でありたいと強く感じさせられる研修会となりました。
保育副主任
Posted in 三感ブログ