いっしょにやると楽しいね
2019年07月08日 月曜日
今、園庭の築山の改修をしています。その期間ローラー滑り台が使えなくなっています。そのため、太鼓橋をロープを使ってあがった2歳児クラスの子が下に降りるのに、保育士の手を借りて降りていました。そこで、子どもたちが保育士の手を借りないでも降りられるようにと、A先生の発案で特別に滑り台を新たに取り付けました。おかげで子どもたちは、元気に太鼓橋をロ-プを使って登っていきます。新たに取り付けた滑り台は、ローラー滑り台よりも少し角度が急になっているので、面白さが増しているようです。
先に滑った子が、後から降りてくる子と一緒になって楽しんでいました。降りてきた子といっしょになって笑っています。子どもたちはちょっとした遊びでも、いつもそこから笑い声が聞こえてきます。
とくに0歳から一緒にいる子どもたちはいっしょに食事をし、いっしょに遊んだり、いっしょにお昼寝をしてきました。乳児にとっても、同じ行動をするということが大事です。一歳の時、一人遊びしているときにたまに手を止めて周りを見ていることがあります。これは、自分がしていることを見てもらいたいということだといいます。
育子園の子どもたちは、乳児の時から周りにいる子ども同士、また大人とともに同じ体験をしてきました。一緒に行動することで共感の力を育んできたのでした。
保育士と子どもとの関係から、子ども同士が共同し協力し合う関係を作っていくことを心掛けています。
園長 田中基之
Posted in 三感ブログ