得意なことを生き生きと
2019年07月04日 木曜日
子どもたちが将来、心を豊かに幸せに感じられる人生を送ることができるよう、非認知能力を育んでいくことを大切に日々保育しています。非認知能力とは、IQなどでは測れない能力で、目標に向かって頑張る力やコミュニケーション能力、感情をコントロールする力、そしてありのままの自分でいいと思える自己肯定感です。
そのために、育子園の保育者たちは、集団生活の中で、対話することやルールを守ること、そしてやりたいことに思い切り取り組むことを大切にしています。いくら勉強ができても、自分勝手な生き方をしてしまったり挫折を乗り越えられなかったりすると、その先、幸せに生きていくことはできないかもしれません。認知能力が高くても、それを生かすためにはやはり非認知能力が必要です。
年長男児の〇君や△君そして□ちゃん※ちゃん・・・そしてほかのたくさんの子どもたちが、今それぞれ得意なことや興味を持ったことに夢中になって取り組んでいます。遊びを共有している友だちとともに、対話しながら生き生きと遊ぶ姿は、見ているだけでもわくわくします。一緒に遊を発展させるためには、協力や譲り合い、教え合いが必要で、意見を交換しながら必然的にお互いにルールを守っている姿もあります。
ただ遊んでいるだけに見えても、『数』『長さ』『重さ』『大きさ』『形』『文字』・・・そこにはたくさんの学びが詰まっています。不思議を探求し、遊びを深めている子どもたちは非認知能力とともに認知能力も同時に育んでいます。これからもますます遊びは広がり変化していきますが、失敗を恐れずどんどん挑戦していけるよう応援していきたいと思います。
保育主任
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