◆7月24日(水)の子どもたち
2019年07月24日 水曜日
◆プール始まります (つぼみ)

やっと夏らしい暑さが戻ってきたので、今日は水遊びをすることにしました。
朝の集まりの後にテラスに出ると、まず靴を探す子ども達。
「今日は靴はいらないよ。そのままおいで。」と呼ぶと、不思議そうにタライに近づいてきました。
水遊びが好きな子は、水の入ったタライを見つけると、近づいて手やおもちゃで水しぶきを上げて元気に遊び出しましたが、大半の子は、「どうしたらいいのかな・・・」となかなか手が出せずにいました。
保育士がジョウロで水をかけたり、手で水を掬って見せたりすると、やっと遊び始め、洋服が濡れるのも気にならない位、夢中になって遊んでいました。
中には、隣に準備してあるふじ組のビニールプールが気になり、何度も覗き込もうとする子もいて、「次の晴れのときには、水着を着ようね!」と話すほどでした。
しかし中には、水の冷たさが苦手な子、みんなの勢いに圧倒されてしまう子などもいます。
その子たちのために、少し離れたところに1つタライを用意してあったので、子ども達の様子を見ながら誘って、無理なく参加できるようにしていきました。
これから、つぼみ組の子ども達にとっては、初めての夏本番。
夏の遊びを楽しむ時期になります。
プール遊びもその一つなので、子ども達が無理なく楽しい経験が出来るよう、保育を進めて行きたいと思います。(E.Y)


◆初プール (ふじ)

今日はとうとうプール遊びができました。
先に準備運動と体を温めるのとで園庭で遊び
〇ちゃんは初めての水着、プールに嫌だ~と泣いてしまいましたが水あそびようのバケツを渡し一緒に水を汲んでみると水の流れや音に気持ちが紛れたのか遊びはじめる事ができました。
しばらく遊びシャワーしてさっぱりして上がりました。少しずつ水遊びの楽しさを感じてもらえたらと思っています。
▽ちゃんはプールが始まったことに気が付き園庭側からそっと柵の間に手を入れ水を触り楽しそうにパシャパシャ。着なれない事もあってか水着に着替えると少し戸惑いを見せていましたが周りの友達の遊んでいる様子に自らバケツを手に持ち水をすくって遊ぶことが出来ました。まだ出たくないと遊び続ける程にお気に入りになったようです。
順番に入り出たのですが入るときはスムーズに入れ、出るときはもっと入りたい気持ちが強くなかなか出ることが出来ず、何度目かの声かけでまた次はいるという期待感を持って出ることが出来ていました。
これから沢山プールにはいる機会があります。今年の夏でプールどれだけ好きになり、どのような成長を見せてくれるようになるかとても楽しみです。
(K☆H)


◆美味しい日 (きく)

雨も止んで、今日から暑い日が続くようです。シャワーやプールに入れるようになりそうで、楽しみです。
今日は園庭で遊ぶことにしました。
心なしか靴を履いて出て行く姿がウキウキしているように感じます。
園庭へ出てみると、築山などに屋根が掛かっていて、それにいち早く気付いた〇ちゃんが、「みてー」と嬉しそうに教えてくれました。いつもと違う築山に、「うわー」とワクワクしながら集まってきました。てっぺんに着くと、お家の中に入ったようで、何とも言えない表情で立っています。何をするでもなく、みんなで集まっているだけでしたが、それでもなんだか「たのしい」を感じていた子どもたちでした。
園庭で育てているゴーヤが実っている事に気付いた保育士が、子どもたちを誘って収穫に向かいました。高い所に実ったゴーヤ、さすがに子どもたちには見つけられない場所です。
高枝切りばさみでチョキンと切る様子を真剣な表情で見守っていました。そして2つ収穫することが出来、子どもたちも安堵の表情に変わりました。
キュウリも探すと1つ見つけることが出来て、今日は美味しい日になりそうです。
早速収穫したゴーヤを食べてみることにしました。
今回は園庭の真ん中で、子どもたちの目の前で調理します。
採ったゴーヤを水できれいに洗いに行くグループ・調理に必要な物を準備するグループに分かれました。
それぞれ済ませ、調理開始です。
包丁で半分に切ったゴーヤの中は・・・?種やふわふわしたものが入っていて、実際に触ってみたり、匂いを嗅いでみたり・・・。感触を楽しんで離さない子もいました。
ゴーヤを細く切って、油でいためます。「じゅー」という音が聞こえてきて、良いにおいもしてきます。「じゅーっていってるね」「良いにおいがしてきたね」と保育士が言うものの、子どもたちは目の前の調理の様子が気になって、無言で見つめています。きく組の子どもたちは夢中になると無言になってしまうようです。気が付けば、きく組全員が集まっていました。
ゴーヤが出来上がるころには、幼児組も集まっています。
みんなで仲良く並んで、ゴーヤをもらいます。
口にしてみると・・・、「おいしー」と待ちに待ったゴーヤが食べられて嬉しそうな表情があちこちで見られました。嬉しいひと時です。
去年も経験した△ちゃんはパクッと食べると何とも言えない表情。口をすぼめています。去年とはまた味覚が変わったのかもしれません。「おいしいの?苦かったの?」と尋ねても、微妙な表情を見せる△ちゃん。初めて見せた可愛い顔に思わず笑い合ってしまいました。
野菜が苦手な◇くんが、ゴーヤの列に並んでいます。「無理しなくていいんだよ」と心配になって声を掛けますが、◇くんの意志は固く・・・。ゴーヤをもらうと、みんなにつられてパクッ。食べたことに驚いて、「え?◇くん、たべたの?」と聞くと「うん」と笑顔で答えてくれました。他の保育士にも「たべたの?すごいねー」と褒められ、良い表情の◇くん。また一つ自信を見に付けることが出来ました。
目の前で収穫し、調理し、食べる事で美味しさが倍増したようです。
今日は美味しい日になりました。
I・Y


◆いよいよ夏がやってくる (たんぽぽ)

いよいよ、本格的な「夏」がやってきそうな今日の天気。
今日は、プール遊び前にみんなでプールの掃除をしてみました。
スポンジを持ち、プールを洗ってくれる子どもたち。
泡も登場させて、「ここ、洗うね」「泡、ピカピカ」など意欲満点な発言の中に、「お水気持ちいいね」など言葉が聞こえだし、数分後水遊びに変化していました。
薄曇りとは、言え時折見せる日差しが水遊びをしていても心地よく、水を飛ばしたり、掛けたり脚をバタバタさせたりと全身で水の心地よさを味わっていました。
洗いながらも水あそび。元気いっぱいな声が響き渡ります。
水あそびがひと段落するとタライの中に入れておいた泡を見つけた子たちが、再び掃除を始め、タライ、プール、自分の身体など洗いたいところを見つけると泡の感触を楽しみながらきれいにしてくれました。
水遊びも泡遊びも各々のタイミングや友達と一緒に遊ぶ中で「一緒に遊ぶ」楽しさを満喫する子どもたち。子どもたち同士の世界が着実に広がる姿が見受けられています。
明日こそ本格的にプール遊びになる予感です。子どもたちの期待も高まってきているのでご用意お願いします。
(N.Y)


◆髭はもしゃもしゃ (うみグループ)

今日は、年少、年中児対象でトウモロコシの皮むきをしました。やりたい児を中心に行いましたが、折り紙や電車、ロフト遊びなどに遊び込む姿が多く、年長児にも手伝ってもらいトウモロコシの皮むきをしました。トウモロコシを触って「トウモロコシ冷たいね」「ヒゲもしゃもしゃしてるね」と感触を楽しんでいました。年少児の力では皮をむききることが難しいと年長児が「やってあげる」とフォローしてくれました。一生懸命に剥いてくれたトウモロコシは今日のおやつです。「おやつ楽しみだね」と片付けも楽しそうにしてくれました。
皮むきの後は、園庭へ。園庭では、ゴーヤとキュウリの試食が始まるところでした。手をお皿にして今か今かと首を長くして待っていると、「どうぞ~」という保育士の声にあっという間にゴーヤ行列が出来ていました。「ゴーヤ美味しい」「キュウリも美味しい」「お替りあるかな」と採れたて野菜の美味しさを味わいました。あっという間に試食はおしまい。すると、年少児がかけっこを始めました。「何やってるの?」と年長児も混ざってみんなでかけっこ。年少児の足の速さには敵わないようでしたが、最後まで笑顔で走る姿が微笑ましく感じました。
沢山汗をかいたのでみんなでお楽しみの花火シャワー。プールには入れなかったですが、花火シャワーで「キャー」と大はしゃぎ。水遊びも取り入れながら夏の活動も楽しんで行っていきたいと思います。(O.Y)


◆仲直り (にじグループ)

年長児は愛敬苑に行き日頃の遊びの中で行っている事を、披露しに訪問してきました。
行く前にソーラン節、パプリカの踊りを練習して、「大丈夫」と意気込んで足取り軽く向かっていきました。元気に帰ってきてからは園庭と室内に分かれて過ごしました。
今日から中学生のお姉さんがボランティアで入ってくれることになり、早速子ども達の人気者になっていました。絵を描いてもらうなど、園庭では女児がお姉さんと輪になって、トランポリンを一緒に行って沢山遊んでもらいました。
園庭では、夏野菜(ゴーヤ)を使った青空クッキングが行われていました。
ゴーヤを切るのから、中の綿を取り除く様子まで一部始終に興味深々で、沢山の児が周りを囲んで見守る中、完成すると両手を差出し、美味しそうに口に入れ皆、食べてゴーヤの味を楽しんでいました。
そんな中、「せんせい、聞いて」と泣いて向かってきた年長児男児○くんがいました。
理由を聞いてみました。
○くん→「★くんがぶつかってきた」
★くん→「間違えてぶつかったの」とこらえていたものが、あふれ出たように、泣いて答えてくれました。
最初、○くんは冷静さを失っていた為「許さない」と言っていましたが、★くんの話を聞くうちに、落ち着いて相手の★くんが「ごめんね」と謝ると表情が柔らかくなり、仲直りする事ができました。相手の話を聞いて理解してあげる心の余裕を、持てるよう日々練習している姿を通して、私たち大人自身も心に余裕を持てるようにしたいです。S・A


◆水遊び (そらグループ)

今日は〇ちゃんのお父さんが保育士体験をしてくださりました。
朝から〇ちゃんは嬉しそうに腕を組んだり、くっついたりしていました。そんな姿を見て他児も「一緒に遊ぼう」と誘う姿がありました。
園庭では水遊びを中心に遊び始めます。保育士がシャワーを出すと「わー、雨だ」と言いながら手を出したり、頭を出したり、そのまま身体ごとと様々な水遊びの仕方をしていました。築山ではバケツに水を淹れて頂上から流し、水の流れる様子を楽しそうに眺めていました。保育士が「じゃあ、砂場で山を作ってお水を流してみたら?」という提案にもも組の☆くんと◇くんが「いいね」と賛同してくれて、一緒に砂場へ水を持っていき、山を作り、トンネルを掘りました。「じゃあ、水をながそう」と☆君が水を流すと水が下に流れていきます。
保「川もつなげてみようか?」
☆くん「いいね。じゃあ、僕お水持ってくるね。」
◇くん「僕も持ってくる。」
と自分たちで役割分担し始めます。トンネルを川とつなぎ、その先に池を作ると水は川を通り、池にたまります。
☆くん「ここまで来た」
◇くん「もっとお水を持ってこよう」
保「よろしくね」
◇くん「お水持ってきたよ」
☆くん「流そう」
◇くん、☆くん「わぁーーー、すごい」
保「今度はどうしようか?☆くん、どうしようか?」
☆くん「ここを伸ばそうかな」
保「いいねー。シャベルで川作れる?」
☆くん「作れるよ」
と保育士が作った池の先に川を作り始めました。
△くん「仲間入れて」
□くん「僕も」
☆くん「いいよ。今、あっちに川作ってるんだ」
△くん「あっちはお友だちがいるからダメじゃない?(少し遠いところで他のグループの児が遊んでいます)」
☆くん「大丈夫だよ。踏まれないよ。」
△くん「そうかな?」
☆くん「そうだよ。どんどん広げよう」
みんな「やろう!!」
と川が出来はじめ、また水を流します。
そこへ年長の◆くんがハサミムシを持ってやってきました。
◆くん「ハサミムシ泳がせていい?」
保「ハサミムシって泳ぐの?」
◆くん「泳ぐよ。ほら」
川の中でじたばたしているハサミムシ。どうやら◆くんには泳いでいるように見えたようです。
☆くん「泳いでる?」
◆くん「え?」
☆くん「かわいそうだからすくってあげなよ」
◆くん「分かったよー」
と無事ハサミムシを川から救い出したのでした。
子どもたち同士で自分たちの意見を出し合いながら遊びをどんどん広げていったり、時には虫などの気持ちを考えて行動しています。
そんな楽しい水遊びの時間が過ぎ、気が付くと洋服が水や泥でびしょびしょになっていました。
沢山遊んだ証拠です。園庭から帰るころには名残りおしそうに砂場を見つめる砂場チームたち。「また、やろうね」という保育士の声掛けに「またやろう」と元気な声で返事をしてくれました。「新しい遊びを見つけた」という喜びの笑顔が見られました。
季節ならではの遊びを楽しめる環境を提供していきたいと思います。
(K.H)


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