◆7月23日(火)の子どもたち
2019年07月23日 火曜日
◆楽しい時間(つぼみ)

朝の集まりで名前を呼んだり、お休みのお友達をお知らせしています。その中で今日の予定も簡単に伝えるのですが、「今日は雨が止んだからお外に行っていっぱい遊ぼうね」と言うと〇ちゃんは窓の方へ顔を向けて園庭を見ていました。名前を呼んだら振り向いたり手を挙げてくれたりと保育士の声が子ども達にしっかり伝わっているのだなぁと思うと嬉しくなります。
子ども達の中で園庭で楽しいと思える場所が少しずつ見つかって来ているように感じます。砂場・すべり台・園庭奥の固定車等へ意欲的に行動に起こしています。自分の力だけでは移動が難しい△くんもゆりかごスウィングやトランポリン等の揺れたり跳ねたりする動きのある遊具はなんとなく心地よさを感じるようで保育士と一緒に楽しんでいます。
そんな中、今日はホールで音楽クラブに参加する幼児組に気づいて数人の子ども達が窓にくっついて見学し、兄弟のいる☆ちゃんはお兄ちゃんの姿を正座で真剣にみていました。普段の園庭遊びにはない音楽クラブといった光景にも気づいて楽しめる位に心にゆとりが出てきているつぼみぐみの子ども達。一人の時間も充分満喫している姿が多く見られていました。
K・E

◆30人全員集合 (ふじ)

今日は久しぶりにふじ組全員集合です。
手足口病にアデノウイルス、ヘルパンギーナ・・・一階を襲った、感染症の数々。
これらを乗り越え、ようやく完全復活です。
朝、ルンルンで部屋に入ってきた〇ちゃん。ほんの少し前までは、一日中涙、涙・・の日でしたがその姿に逞しささえ感じます。「あめふってた?」と聞くと「うん」と返ってきます。少しして〇ちゃんが玩具をひとつ握りしめ持って来てくれました。その玩具は表にひらがな、裏に表に書かれているひらがなから始まる言葉の絵が描かれている積み木です。
〇ちゃんが持って来てくれた積み木には、「傘」が描かれていました。積み木がしまってある所を見るとその積み木を探したかのような跡が残っていました(少し散らばっている様子)。
〇ちゃんは、保育士と雨の話から、「雨=傘」を連想し、傘が描かれている積み木を探したのだと思いました。その積み木に何が描かれているのかも覚えていたこと、雨を傘と連想した事に驚きです。
つぼみ組の△くんを抱っこしていると足をクイッと引っ張る☆ちゃんがいました。
☆ちゃんは△くんのことが可愛くて、いつも気にしてくれます。今日も、「△ちゃん、△ちゃん」と名前を呼んで、「かあいい」とほっぺをツンツンしていました。☆ちゃんが「あっこ」と言い、抱っこしたいと要求してきました。一度、したことがある抱っこ、またしたくなったのかもしれません。
以前やった時と同じように座って、足の上に△くんが座れるようにおろしました。☆ちゃんは後ろから優しくギュッと抱きしめてくれました。△くんもなんだか嬉しそうです。☆ちゃんを見るとお姉さんのように優しい表情をしていて、ほんわかとした空気に包まれました。
上の子の姿を見て学び、下の子に優しく接する。
今年度から始まった、0・1歳の壁を作らず、一緒に保育をしていく形の先にある、
良さや目指していた姿のひとつが△くんと☆ちゃんの関係に表れていると感じます。
これからもどんな姿が見られるのか・・楽しみにしながら過ごしていきたいです。(I・K)


◆芸術は爆発だ! (きく)

この季節、絵の具を使った遊びもたくさんしていきたいと思っています。
今日は、部屋で絵の具遊びをすることにしました。大好きな手形ができるように、クッキングペーパーに浸した3色の絵の具を用意。小さいスポンジも用意しました。床には、大きな紙を敷きました。きっと足も相当絵の具が付くだろうと、タライや足ふきマットまで用意して、準備万端。子どもたちに声をかけました。
○ちゃんは、さっそく両手を赤い絵の具につけ、ペタッ。きれいに手形ができ、うれしそうです。好奇心旺盛な子たちもどんどん集まって、遊び始めます。
少しすると、「足もやっていーい?」の声。「どうぞ。」と言うと、そーっと足を絵の具につけ、紙の上をぺたぺた歩くと、可愛い足跡がつきました。それを見て、次から次へと、足を付ける子が続きます。紙の上は、あっという間に手形と足跡だらけになりました。
スポンジを使って、線を描いたり、スタンプのように手形の上にポンポンと押していく子もいます。「先生もやってみて~。」とスポンジを渡され、同じようにやってみると、ね、楽しいでしょと言わんばかりの顔で見ています。
絵の具大好きの※ちゃんたち。すぐに手足が絵の具だらけになり、お決まりの手に絵の具を塗りたくり始めます。保育士が、容器に2色の絵の具をとろーりと足して、「混ぜ混ぜして。」と言うと、一層目をキラキラさせて、「まぜまぜ~。」と呪文のように唱えながら、手で絵の具を混ぜて、さらに手の甲や腕に塗っています。
後半戦、筆を出してみました。新しい道具が出てきて、絵の具大好きちゃんたちの顔が、またまたキラーンと輝きます。容器に入っている絵の具をたっぷり筆につけ、どんどん紙に描いていきます。たくさん絵の具が塗り広がったところを、たまたまなのか、あえてなのか、足で歩こうとしたら、つるつるぬるぬる滑りそうになり、びっくりする子どもたち。今度は、それが楽しくなって、わざとつるつる。「大丈夫?気を付けてね。」と保育士が言った矢先にすてーんと見事なしりもちを見せてくれました。もはや、腕や足と紙の区別がつかないくらい、絵の具まみれ。手形足型もすっかり忘れ去られたので、浸してあったクッキングペーパーを外しました。感触が気持ちよかったので、◇くんに渡してみると、ぎゅーっとしぼってみました。ぼたぼたぼたーっと絵の具が紙の上にたれ、「わあ~。」とうれしそうに声をあげます。もう一つのクッキングペーパーも持ってきて、ぎゅーっ。ぼたぼたぼたーっ。
まさに芸術は爆発です。
(T.M)


◆優しい言葉(たんぽぽ)

じめっとしていてミストのような雨の降り方をしていましたが、10時ころは雨が降ってなかったので園庭であそびました。
いつものようにクライミングや砂場、ゆりかごスイングなどへ向かっていきます。
遊具や砂も雨で濡れていてあそんでいるだけでぬれていましたが気にせずあそんでいました。
太鼓橋からのぼり、ローラーすべり台から降りようと来た〇くん。
つぼみ組の子がすべり台の下にいるのに気づき「あぶないよー」と声をかけますがまだわからずにこにこその場にいました。
ゆっくり降りてきた〇くん。
「大丈夫?」と声をかけ頭をなでながら小さい子の隣を通っていきました。
そんな〇くんの優しさが伝わってきます。
泥んこ大好きな△くんたちはあそんでいくうちに泥んこあそびに拍車がかかります。
「お水あそびしたーい」と言っていた◇ちゃんも泥んこあそびを楽しんでいました。
足や手が泥だらけになっていた子もいたのでシャワーを浴びました。
水・泥が大好きな子どもたち。明日から暑くなりそうなのでたくさん遊びたいと思います。
t*s


◆コワイオト(もも)

ピアノの優しい音に癒され、子どもたちは自然と楽しい表情に変わります。
今日はホールで音楽クラブ。
ピアノの音に合わせて体を動かす、リズムを聞きながら合わせた動きを考えてみる、とにかく走ってみる、上手にホール全体で楽しみます。
2人組、3人組、5人組となるときもありました。
2人はすぐになれたり、3人はいつもの仲良しメンバーで、5人は仲良しメンバープラス誰か、というように考えて探し回る姿も見られました。
海をイメージしてみんなで泳いで楽しみます。
ピアノの音が突然低い音に変わると、普段は「オオカミだ」と驚く子どもたちでしたが、「海賊船だ」「サメだ」と場面をしっかりと考えていることが伺えました。
最後はドの音で、四分音符のリズムに合わせ手拍子をしながら歩きました。
ドの音以外は止まります。
なれてくると理解して止まってみたり、動いてみたり。
イメージをもちながら音楽クラブを楽しめたように感じました。
(a.y)


◆音楽クラブ(ゆり)

今日の音楽クラブでは、2人組や3人組など自分たちで人数を考えて友だちを見つける活動をしました。「ゆりぐみさん」は6文字なので6人で集まります。みんなで一緒に数え、友達の名前を呼んだり、少ないグループに混ざってみたり、子どもたちなりに考えて頑張っていました。「一緒にやろ」と自分から友達を見つけに行ったり、一人でいる児を誘ったり、子ども達の積極的で優しさのある姿が見られました。
次はじゃんけん列車をおこないました。はじめは2人組でじゃんけんをし、負けた児が勝った児のうしろに連結していきます。列車はだんだんと長くなり、最終的にはみんなで長い長い一つの電車になりました。途中、脱線してしまったり、離れてしまったりする場面もありましたが、声を掛け合い、みんなで楽しむことができました。
最後は「ド」「ミ」「ソ」のクイズです。ドの音が聞こえると子ども達は「ドだ!」とすぐに反応します。違う音が聞こえると「違うよね」と友だち同士で顔を見せあい、またドの音が聞こえると「ドだ!」と盛り上がっていました。耳を澄ませ、集中して聞いている姿に感心します。
グループを越えて協力したり、友だちを助ける姿がとても素敵な年中児でした。K.Y


◆音楽クラブ (ひまわり)

今日の音楽クラブは、ひまわり組の挨拶の歌でスタート。
ホールには、お泊まり保育で作った大きな布が飾ってあり、講師が「これはどうやって作ったの?何をイメージして作ったの?」と聞かれると「虹」「花火」「空」「雲」「虹色クワガタのオス」など沢山の言葉が出てきました。お泊まり保育で楽しかった出来事にも「夜の探検」「流しそうめん」「花火」「お風呂」「BBQ」「みんなでできたことが楽しかった」など笑顔で応える姿が印象的でした。
そんなお泊まり保育を終えた今日の音楽クラブは、夜の探検で出てきた「泥団子の妖精」「河童」「メガネぼよん」「ペンギン」「タヌキ」「畳みババア」をピアノの音に合わせながらリズム遊びをしました。「泥団子の妖精」では、頭の上で丸を作ってみたり、「メガネぼよん」ではメガネを作ってみたりとお泊まり保育を思い出しながら子どもたちも笑顔で行っていました。
次は、タンバリンを使って、黒音符、白音符、旗音符のリズムを一円になって順番にやってみました。白音符まではテンポよくできていましたが、旗音符は素早く叩いていくためリズムがずれてしまいました。「どうやったら出来るか」という講師の問い掛けに「一列になった方ができるんじゃない」という声があがりました。子どもたちだけで一列を作ってみることに。「一列だよ」「これじゃ丸のままだよ」と一列になろうと考える児、友だちと手を繋いではしゃく児などさまざまな姿が見られました。その中で「斜めになればできるんじゃない?」という声がでました。ホールで斜め一列になるのは少し難しかったようですが、何とか一列に並ぶことに成功。一列で旗音符のリズムを叩くことができました。
お泊まり保育につづき、今日の音楽クラブも「みんなで協力すること」の大切さを経験しました。これからもさまざまな場面で「みんなで」という場面が増えていくと思います。音楽クラブでは楽しみながらみんなで協力することの大切さも味わっていけるよう見守っていきたいと思います。(O.Y)


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