◆7月19日(金)の子どもたち
2019年07月19日 金曜日
◆こんな日には(つぼみ)

昨日に引き続き、本日も全員集合となりました。
夜の大雨から気温が上がり園庭に行くと蒸しっとしていて、気持ちが良くない暑さでした。こんなに蒸し暑いならプール遊びでも良かったのではと思うほどでしたが、今日もタライに水をため水遊びスタートです。
タライがあると水が入っていると分かっている○ちゃんは、水が入る前のタライを見つけると手を入れて「あれ?」という表情で遊びに行っていました。
他の子より後に出てきた□くんは、タライに水が入るのが分かるとものすごいスピードで駆け寄ってきて、パシャパシャ~っと勢い良く水をはじかけ思いっきり楽しんでいました。
水にも慣れ楽しく遊べるようになって来たので、今日は秘密兵器の「泡」を用意しました。もう一つのタライにボディソープをいれて泡を作りました。つぼみ、ふじともに「なんだこれ・・・」というような表情だったのですが、触れてみると不思議な表情な子ども達でした。つぼみの子達は各々泡以外でも楽しんでいましたが、次の天気のいい日にはプール遊びが出来ることを楽しみにしたいと思います。
(K.E)


◆いろ (ふじ)

朝の集まりの時に果物の紙芝居を読みました。イチゴは赤色、ももは桃色など色に興味を持ってきた子もいるので読んでみました。レモンが出てくると「きいろ」と答えてくれたり桃色は難しいと思ったのですが黄色を答えてくれた月齢の高い☆ちゃんは「ぴんく」と答えてくれました。紙芝居の色を見て答えてくれたと思うのですが色々な色に関心を持っていて紙芝居を楽しんでいました。
朝、降っていた雨は上がって曇り空です。部屋から見ているとまた雨が降ってきそうでしたが、なかなか雨が降ってくる様子もないので園庭に出て遊ぶことにしました。昨日に引き続いてタライに水を溜めて水遊びをしたり、お水にボディーソープをまぜてかき混ぜて泡を作って泡遊びをして楽しみました。
遊んでいる中、年長児が園庭に出てきました。今日は年長児が楽しみにしていたお泊り保育です。いつもと違う雰囲気で園庭に並ぶひまわり組の子ども達、何をするのかなとふじ組の子ども達も興味津々で見ていました。近くのお店に買いものにいったり、Tシャツを染めたりグループごとに行動しているひまわり組を見ていました。
ウッドデッキの上で様々な色をTシャツに染め付けていく年長児。関心のある子は近づいてきて染物を見学し、きれいな色で染められたTシャツをひまわり組児が広げていくのが見れてとても貴重な体験が出来ました。(y.n)


◆泡ブクブクで洗濯ごっこ(きく)

みんなで水着を着てお洗濯ごっこをしようと、保育室にあったハンカチや人形の服やエプロンなどを1つずつ手に持ってベランダに行きました。まずは、スポンジを1つずつもらい石鹸をを付けてもらい、自分たちでモミモミすると、泡がブクブクと出てきました。持ってきた洗濯物に泡をくっつけ始めました。なかなか泡がくっついてくれません。「洗濯するものもタライのお水につけてから泡を付けてごらん」と言うとたちまちタライの中は泡だらけになりその中で洗濯物をジャブジャブ、かき回して泡を立てていました。どこのタライも泡だらけになり、スポンジをもんで泡を出すことも上手になってきました。
泡を入れる入れ物があったら面白いかと思い、おままごとに使っていたお皿やコップを持ってくると、泡を入れたり出したりに夢中です。いつもたくさん喋るきく組の子どもたちが集中して、無言でモミモミ、ブクブク、ジャブジャブと夢中です。そのうち、お皿とコップ洗いをし始め、上手にお皿全体をスポンジで丹念にこすっていました。コップもスポンジを入れ込んで中でまわして隅々まで洗っていました。おかげでおままごとはピカピカです。
タライも洗い、その勢いで床もスポンジで洗い、どこもかしこもピカピカ、そして泡だらけになりました。
洗っていた洗濯物を絞り、干しました。洗濯バサミの間に挟みいれることが難しくて大きなスカーフの1か所をチョコッとつまんだだけで、干すのは終了、落ちないか保育士の方が心配な感じでしたが、子どもたちは大満足、ママと同じように洗濯して干すこともでき、得意そうでした。絞ったままの丸まった状態で泡だらけのままでしたが、ベランダに干してきました。
水着が着れただけでも大喜びでしたが、泡だらけにして喋ることも忘れて没頭でき、楽しかったようです。これからも夏の遊びを沢山して、楽しんでいきたいと思います。 M.K


◆みんなで「せんたくかあちゃん」ごっこをしました。(たんぽぽ)

今年は、長い梅雨の空模様でなかなか夏ならではの遊びが難しいのですが、今日は曇り空から晴れ間が見えだしたので水・泡遊び(せんたくごっこ)を計画しました。
遊ぶ前に「せんたくかあちゃん」の絵本を見て、イメージを膨らませます。
「せんたくかあちゃんごっこやりたい」という子が続々出てきました。
期待が膨らむ中、「早く遊びたいな」「〇は、マント(にしている布)を洗うんだ」「わたしは、これ」「△は、車(の形をした布の玩具)を洗うね」と楽しみでしょうがない様子が感じられます。
たんぽぽが遊ぶ順番になると満面の笑顔で泡だてた石鹸水のタライに思い思いに持って来たものを洗い始めました。
「ごしごし」「きれいになったよ」と嬉しそうに報告してくれます。
前回の泡遊びの際にスポンジを使って泡立ちがいいことが分かる子たちは、スポンジを持参し、保育士と一緒に泡を作ってくれます。
もこもこした泡の感触を楽しみ始めた子たちは、カップにすくい上げ「アイスできた」と言っていたり、自分や友達、保育士の足や腕に泡を着けるとこすって「キレイになったよ」と言ってくれたりと洗濯ごっこから泡の感触を楽しむ遊びになっていました。
泡のお風呂の中に入ってみたり、水の中やシャワーを手のひらで握り楽しむ子などやりたい遊びを自ら探し、遊び込んでいます。
じっくりダイナミックに遊んでいると待ちに待った強い日差しが出てきて、みんなの笑顔も一段と輝いて見えます。
この遊びも大盛り上がりです。うっすらではありますが、水着の跡がついたかなという子がいました。
今日も晴れ間を有効活用し、みんなも玩具もピカピカになりました。
大満足な金曜日になりました。
(N.Y)


◆今日だけ年長さんと年中さん (うみグループ)

今日は年長児がお泊まり保育です。朝から気分が高揚している年長児。そんな中でも「ドキがムネムネする」と楽しみだけど少し緊張している姿も見られました。登園してくる年長児の中には「今日はひまわり組さんだから」と張り切っている姿も見られて、ソワソワドキドキ色んな感情が感じられる朝の時間でした。時間になり、年長児がホールに移動する時には、「年長さんバイバーイ」「いってらっしゃーい」と見送る年中、年少児。その声に「行ってきまーす」「○○頼んだぞ」と年長児から年中児に伝える姿も垣間見れて微笑ましく感じました。
年長児がホールに移動してから朝の会を始めました。心なしか何だか静かな朝の会。手遊びをしたり歌を歌ったり、ゆったりとした時間でした。「年長さんがいないから、ピンク帽子の年長さんできるかな?」と聞いてみると「うん、できる」「任せて」と頼もしい返事が返ってきました。年少児にも「むらさき帽子のゆり組さん出来る?」と聞くと「うん、僕できるよ」「★ちゃんも出来るよ」と元気に手を挙げてくれました。
園庭の時間までは、アンパンマン音頭、エビカニクス音頭、パプリカ、キッズソーランで身体を動かし園庭へ。全員で園庭に行き、シャボン玉を追いかけたり、虫を探したり、ホースの水で水遊びをしたりと太陽も出てきて沢山汗をかきました。シャワーも浴びてすっきりとした子どもたちです。
お片づけは、率先して年中児がやってくれています。「◎くんダメだよ」「今日は年長さんでしょ」と年長であることが嬉しいようです。今日だけ一つお兄さんお姉さんになりきっているうみグループの年中、年少児です。(O.Y)


◆ゲームあそび (にじグループ)

年長児が今日と明日、待ちに待ったお泊り保育となり、もも組、ゆり組だけで過ごしました。
そして、もも組が今日から給食当番デビューとなりました。果物の配膳をお願いすることになります。今日が最初の一人目になる為、決める時には、皆ドキドキ顔で誰もが保育者の方を見ていました。名前を呼ばれた○くんは、驚きと喜びが入り混じった表情で、皆の前に立ち堂々と「おやつ当番の○○です。」と自己紹介できました。もも組の給食当番に期待です。
最初、雨が降っていたので室内で、もも、ゆり組混合の椅子取りゲームをしました。
ルールの説明を行い、ゲームに慣れるまで、音に集中し見よう見真似でやっているうちに、段々と面白くなってきました。
保育者が音楽を止めようとする瞬間を横目でチラッと気にし、目の前にある椅子に座る準備を伺っているのです。
子どもの機転の良さに、驚きです。
音楽が止まらないのが分かると、再び歩き、リズムにのって遊べるようになっていました。ゲームのチャンピオンが決まると、「2回目やりたい」と要望があったので2ゲーム行いまいした。2回目となると、先ほどより笑顔が出て、椅子に座れなかった友だちの名前を呼んであげるなど、気持ちのゆとりさえ感じられるようになっていました。
椅子取りゲームが終わると「違う、ゲームやろう」との要望があったので今度は音の数を聞いて、友達とグループを作るゲームを行いました。
音楽を聞いて軽快に踊り、音が止まると、カスタネットの音に耳を傾けて、自分たちで友だちを呼んで一緒に手を繋ぎ、グループが完成すると達成感が生まれるようで、最後に「イエーイ」と喜んでいました。普段、触れ合わない友達とのやり取りもあったようで、お互いに笑い嬉しそうでした。ルールのある遊びを通して、気遣うこころ、思い通りにいかない心、様々な事が経験として学べるので、これからも取り入れていきたいです。
S・A


◆頼りになる存在 (そらグループ)

今日は年長児のお泊り保育で朝から年長児が楽しみにしています。もも、ゆり組の子どもたちも年長児に「お泊り保育でしょ?」と楽しみにしている様子がありました。
朝の会の途中までは年長児も参加することになり、今日お誕生日の⚪︎ちゃんのお祝いをした後、年長さ児がそろそろホールに行って、お部屋がもも、ゆり組さだけになることを伝えました。とうとう年長児がリュックを背負ってお泊り保育に向かうときには手を振り、「行ってらっしゃーい」と大きな声でお見送りしました。年長児達の楽しみという気持ちが強く伝わってくるぐらいの表情を浮かべていました。
もも、ゆり組だけになった朝の会。
保「ゆり、もも組さんだけになってしまいました。年長さんがいなくなってしまったということは、ゆり組さんがそらグループさんで一番のお兄さん、お姉さんになったということです。今まで年長さんがやってくれていたこともゆり組さんに手伝ってもらおうと思っていますが、どんなことをやってくれていたかわかるかな?」
☆くん「お片づけ」
△ちゃん「並べるー」
保「そうだね。特にお片づけは年長さんがやってくれていたよね。じゃあ今日はお片づけをゆり組が中心になってやってくれるかな?頼りにしてるね。」
ゆり組さん「わかったー」「任せて」
と今まで頼りにしていた年長児がいない事によって、自分達がやらければという気持ちが強くなっていることがわかりました。
園庭に出る前には椅子取りゲームやジャンケン列車、フルーツバスケットと雨の日にやっていた活動を「先生、次はフルーツバスケットやりたい」「椅子取りゲームいいね」と子ども達の方からやりたい遊びが沢山出てきました。ゲームをリードするのもはやりゆり組。
ルールがあやふやな子にはそっと「レモンは言っちゃダメだよ」と教えてあげたり、「椅子は丸くするんだよ」「向きが違うよ」とリードしてくれていました。
園庭に出るとちょうど年長児がTシャツ染めを行なっているところでした。自分達はまだできませんが、年長児が嬉しそうに色を付けたり、出来たものを自分の洋服の上から合わせて「どう?似合う?」と聞いている姿をみて、「いつか自分達も」と思いを馳せているようでした。
ひまわり組だけでなく、もも、ゆり組もみんなが思い出に残る一日になったと思います。
これからも子ども達の楽しい気持ちが育つような関わりや環境を提供していけたらと思います。(K.H)


◆お泊まり保育(1日目) (年長)

お泊まり保育の午前の活動が終わりつつあります。午後の活動につきましては明日のブログと合わせて記載させて頂きたいと思います。
今日は待ちに待ったお泊まり保育です。
子ども達は、保育者が室内に入るといつも以上に大きな声で挨拶をし「もう行くの?」と走り寄ってきます。
結団式までは室内で過ごす年長児ですが、いつもの遊びはせずに室内をウロウロしている姿が印象的でした。
「ねぇまだ?」と早くお泊まり保育がしたいと言わんばかりにそわそわしています。
結団式が始まるまでにどんな風にプレゼントを渡すと喜んでもらえるかなど話をしその時を待ちます。
ホールに移動する前に最後のお別れをクラスの子ども達と行うと「後は頼んだよ」「1日だけ年長さんになってね」と笑顔で部屋を回って出て行きました。ゆり、もも組の子ども達から「頑張ってね」と声援をもらいながら更に笑顔でホールに降ります。
ホールでは結団式がありました。
園長の挨拶で、今日は全力で楽しむ事〜その為には全力で仲良く過ごす事もキーワードだとの話。
結団式ではスケジュール説明と、スタンプラリーなどお楽しみの話をしました。
スタンプラリーの紙には、活動内容を元に「おもてなし、協力、助け合い、コントロール、友達と上手く関われる力、目標に向かって頑張る力〜思いやり」が記されており、それぞれの活動での学びや気付きがある事を子ども達に話し、日中の活動の中でもそれぞれの項目をイメージ出来る声かけをかけていきます。
結団式の項目には、おもてなしの欄がありました。
結団式では各クラスからのプレゼント交換があります。
うみ〜マイ泥団子40個。
にじ〜染物15枚。
そら〜マイバスボム40個。
それぞれグループ毎にステージ前に持ってきて紹介をします。
遊びについてや使い方、作り方、楽しかったところ、難しかったところを発表しあいました。それぞれのおもてなしで、それぞれが笑顔になりそこでスタンプが押されます。
次のスタンプ場所は買い出しです。
買い出しでは、協力です。
グループ毎に役割を分担しました。
うみ〜肉屋。
にじ〜八百屋。
そら〜スーパー。
皆で買った商品や荷物を分け合い、散歩中には互いに声を掛け合い危険から身を守り安全に食品を園に持ち帰ります。
そこでスタンプを押し次へ。
しかし、予定時間よりも大幅に遅れての出発となりました。
その理由は、たった二人の並び順での揉め事でした。
○さんは先頭でしたが、トイレに行き帰って先頭に戻ると後ろにいた●さんが、それは違うよと言い意見交換会が始まりました。
しかし、その意見交換会は○さんが黙ってしまい●さんは泣いて抗議する形となりました。
しばらく子ども達で話を見守ってもらいながら保育者も関わりました。
●さんの言い分は、○さんが勝手に先頭に来たのが嫌だった。
○さんの言い分は、私が最初に先頭だったから。
時間が無いから、今日はお泊まり保育だから…とその学びの時間を止める事よりもしっかりその時間を今日だからこそ大切に取っていきたいと思い、園長の朝の挨拶や思いやりについて話をしていき、互いに必要な思いやりとは何かを話し合い自分達で答えを導き出した為遅れてしまいました。
次は、Tシャツ染めです。
Tシャツ染めでは事前に染め柄を選びその染め柄の下準備を行いました。その準備には、にじグループの子ども達が先生役となり教えてくれました。ゴムが結べなかったり、上手く丸められなかったりした時に優しく教え合う子ども達の姿、当日も染め液は数に限りがある為、譲り合いや順番が生まれそれぞれの個性溢れる作品を見ながら僕もそういう風にやってみたいから教えてと関わる姿が見られました。
「先生、僕ズボンも染めたくなっちゃった。」
「もっとこうしてみる。」
とオリジナルの染め方をする子ども達もいました。
Tシャツ染めのスタンプの場所には助け合いと書かれてあります。
以前も今日も助け合いを体験した子ども達がいます。
子ども達の助け合うシーンもそうですが常に笑顔でありました。皆で並び写真を撮るシーンも非常に素敵でした。
そして、そこでスタンプを一つ。
次はバスボム作りと、プレゼントで貰った泥団子に色塗りの時間です。
それぞれ好きな方から取り組み自分の好きな色と表現で取り組みます。
こんな色になった、見てみてが飛び交いその都度子どもの輝く驚いた表情や自信に満ち溢れた表情が雲間を突き抜け天気は晴れに変わりました。
染めたTシャツを園庭に干して、急遽、青空の下でのランチタイムが始まります。
それぞれ好きな場所に座りました。
各自給食を貰って食べ始めるかと思っていると「まだ食べないよ。皆んなを待ってあげる事が思いやりって事って思ったよ」と言った子どもがおりました。
結果、全員が揃うまで皆待っており、揃ったタイミングで誰かが声を掛け頂きますを始めました。
保育者が声をかけようかと思っておりましたが、子ども達の自然の流れに保育者の誘導やきっかけは不必要でした。
太陽の光を浴びて食べる給食はいつも以上に美味しいようで「ここで食べるの初めてで嬉しい」「僕は上履きも染めたくなってきた」「オニヤンマが止まってる」「お箸落としたって〜。あ、僕が一緒に取りに行ってあげるよ」「ね〜まだ〜?お腹すいたよ。朝からずっと何も食べてないよ」「太陽が僕たちを焦がしたいんじゃない?」「この中に晴れ男がいたんじゃない?」「違うよ。僕がてるてる坊主13個作ったんだよ」etc。
沢山の会話が聞こえてきたランチタイムです。
その後は、休憩タイムです。
13:30からベッドを敷き体を休めております。
休息後はカキ氷、縁日遊びがあります。
そして、夕食、入浴、花火、夜の探検です。
まだまだ長い一日です。
午後の活動も明日の活動も最高の思い出となるよう黒子役で環境設定をしていきたいと思います。
k★y


Posted in 園のこだわり