◆7月18日(水)の子どもたち
2019年07月18日 木曜日

手足口病などが落ち着き、なんと1ヵ月半ぶりの全員集合となりました。
朝の体操の後、紙芝居「いないいないばぁ」を始めると、少しずつ集まってきて一緒に「ばあ~」と声を出しながら行なう仕草がとても可愛かったです。
紙芝居の後は、一人ひとり名前を呼んでみました。
春は、当たり前ですが、名前を呼ばれても反応はなかった子ども達ですが、誕生日を半分以上の子が誕生日を迎え、自分の名前に手をあげたり、友達の名前に反応したりと、少しずつ変化が見られるようになり、大人の「すごい!」「じょうず!」の声に笑顔を見せて、何度も同じ仕草を見せてくれました。
朝の集まりの後は、お待ち金の園庭に出ました。
少し蒸し暑さもあったので、水を入れたタライを用意し、水遊びも出来るように準備をしておくと、みんな一目散にタライに向かっていく子ども達。
手で水しぶきを上げ、洋服や体が濡れるのも気にならないほど、夢中で遊んでいました。
少し離れたところで遊んでいた子には、ふじ組の子が砂場のコップに水を汲んで持ってきてくれました。
それを受け取ると、口に持って行き、飲むまねをしたり、テーブルにこぼして水溜りが出来るのを楽しんだりしていました。
ふじ組の子がひとり入るだけで、遊び方がこんなにも変わるものかと、改めて感じさせられました。
全員集合の記念の写真は残念ながら取れませんでしたが、一人ひとりの個性を発揮して、お互いにいい刺激を受けながら、楽しい時間をみんなで過ごせるような関わりをしていけたらと思います。(E.Y)


◆園庭で水遊びをしました。(ふじ)

いろいろな事に興味を持ち始めた子ども達。保育士が朝連絡帳確認をしていると何しているのかと覗きに来てホワイトボードのマジックを掴んでみたりマジック消しを手でこすったり、文字を消してみたり興味津々です。
最近月齢の高い〇ちゃんと◇ちゃんは一緒にままごとで人形のお世話に夢中です。人形を片手に抱き、鞄を持って「お買い物行くわよ」や「あとでお迎えに来るから」とお母さんになりきって会話をしています。
今日は園庭でタライの水で水遊びをしました。水を叩いて跳ね返る水に目を細めて不思議を楽しむ子ども達。いつの間に服がビチョビチョになっていて「あれ?」と首を傾げながら遊んでいました。プールでどのような反応をするのか楽しみになりました。太陽が待ち遠しいです。
◎ちゃんは砂場のカップに水を汲みベンチに座っている保育士や友達に運んでいました。まるでお茶をごちそうしているようでカフェで女子会をしている雰囲気でした。人数分カップに水を汲み渡していて友だちの存在を気にかけてきている姿がみられ成長を感じました。
築山に登った▽ちゃんと☆ちゃん。ゆるやかな登りではなく急な方から登ることに挑戦。手をついて四つん這いになりうねり声を上げながら一生懸命登り頂上に無事に着くとやった~とやり遂げた満足感と喜びが声にでていました。頂上でアリを見つけた▽ちゃん。「ほら」と☆ちゃんに教え「わ~、いたね」「ありさんだね」と会話しながらアリさんの行方を見つめていると2人の声に誘われて続々と子ども達が集まり、1匹のアリを数人で観察する状態になり、子ども達の頭がくっつく位、夢中になって観察していました。
子ども達の遊びや子ども同士の関係性も日々変化しています。この夏どのような成長や関わりを見せてくれるのか、見逃せません。
(K☆H)


◆経験を遊びに(きく)

今週に入り、なかなか全員が揃わない毎日です。
でもお休みしていた友達が今日久しぶりに登園し、会えた嬉しさで朝から賑やかに始まりました。
おままごとコーナーで、なにやらお皿を頭にのせている子ども達。何をしているのか様子を見ていると、「あ、地震だよ」「みんなあつまって」と避難訓練の真似をしていたようで、頭の上のお皿は防災頭巾に見立てていました。しばらくして地震がおさまったようです。防災頭巾(お皿)を取って、みんな揃ってお出かけに行きます。それぞれお気に入りのものをバッグに入れて、「いってきまーす」と元気よく声を掛け合っていました。
マットの上に集まると、「なむみょう・・・」とお題目がはじまり、「えんちょうせんせい、おはようございます」「これからちゅうおうこうえんにいってきます」とご挨拶。昨日散歩に行った事を思い出して、出かける前のご挨拶をしっかりと再現していました。「ちゅうおう公園」とは一体どこにあるかは謎ですが・・・。
それからいくじえんごっこはしばらく続き、楽しい時間を過ごしていました。
その後、園庭へ遊びに行きました。
門の近くの滑り台が無くなっていて、「あ、すべりだいがない!」と気付いた〇ちゃんが教えてくれました。そこがずっと工事中だったことを思い出し、おもちゃのクワを持ち寄って、せっせと土を掘り起こす作業を始める子ども達。今度は工事の再現のようです。
周りに丸太の柵ができていて、それを線路に見立てて電車になりきってグルグル走り回る子もいました。
生活していく中で、経験したことを思い出し、イメージをふくらませて、遊びの中に取り入れて楽しんでいます。そこに保育士が入らなくても、子どもたちだけで遊びが盛り上がっていることに、成長を感じます。自分たちの遊びを見ていて欲しい時に見てもらって、共感してもらえるだけで、満足のようでした。
いっぱい遊んだ後は、シャワーを浴びてさっぱりしました。
おいしい給食を食べて、今はすやすや夢の中です・・・。
I・Y


◆励ましあい(たんぽぽ)

今日も園庭であそびました。
園庭に出てすぐロッククライミングにチャレンジする〇ちゃん。
それを応援する◇ちゃん。
そのうち〇ちゃんが「こわい~」と言ったのを聞いて〇ちゃんのおしりを支えていましたがすぐに気づき手を離して「がんばれ~」と応援していました。
〇ちゃんの頑張りに励ます◇ちゃん。周りの子も見守っていました。
子ども同士で励ましあいながらやっている姿に感動しました。
車のところでは運転手にふじ組の子が乗っていて後ろに女子3人がのってドライブへ。
「いってきま~す」と手を振る女子3人を気になって振り返り見る運転手さん。
つられて運転手さんもバイバイと手を振っていました。
和む雰囲気に包まれた空間でした。
湿気があり、汗がじんわり出てくる陽気でシャワーを浴びてさっぱりしていきました。
t*s


◆それぞれの明日 (うみグループ)

今日は明日のお泊まり保育について集まりで共有をしました。
もも、ゆり組だけで過ごす事を伝えると年長児からは「よろしくね。」「大丈夫かな?」「さみしいんじゃない?」「僕たちもうこの時いないからね」とたった1日の別れを惜しんでいました。
もも、ゆり組の子ども達は大丈夫、分かったといった反応を見せてくれました。
集まりでは季節の歌で、あめふり・あめふりくまのこ・かえるのうたを歌っているのですがかえるのうたの輪唱の感覚を子ども達がつかんできています。
「一番が良いな」と最初に歌う方が歌いやすいと言ったりもしています。
室内ではマイク作りや、望遠鏡作りをしています。
素材次第でさまざまなイメージを持ち制作する姿が見られます。
大人にとっては何を作ったのか分からない様な作品にもストーリーや意味があります。
私達大人が子どもの自由な発想の元、制作した作品を子どもと同じように大切にしていきたいと感じました。
そして、今日は花火シャワーをしました。
水遊びが軽減される環境の中で子ども達とダイナミックにより身近に感じられる水の感覚を楽しめるような時間をたくさん持っていきたいと思います。
k★y


◆成長(にじグループ)

明日は待ちに待った年長児のお泊り保育です。
今日は朝の集まりの後、年中児も一緒にお泊り保育についての話をしました。ドキドキとワクワクがどんどん大きくなり、子ども達の気持ちも高まっているのが伝わってきます。
今日は身体測定をおこなったあと年長児だけで集まり、お泊り保育の最後の話し合いをしました。楽しいお泊り保育にするにはどうしたらいいのか、どんな気持ちが大切か、子ども達と一緒に考えました。
話し合いが終わると昨日描き始めたシャチの色塗りをおこないました。今までたくさん魚を描く中で、年長男児中心に進めてきましたが、今日はほとんどの年長児が大きなシャチの絵のまわりに集まり、下書きをしてくれた★くんに「一緒に塗ってもいい?」「私も手伝ってもいい?」とみんなで協力して塗り進めていました。大勢でやればやるほど、失敗も多くなり、うまくいかないこともたくさんでてきますが、「まあいっか」と失敗も許せるようになったり、改善策を考えられるようになったり、子ども達の心の成長を感じました。園庭に行きたい気持ちとシャチを完成させたい気持ちが混ざり合い「園庭行きたいけど、もう少しだから頑張る」と子どもたちなりに我慢し、根気強く頑張っていることも伝わってきました。
完成すると、パレットと筆を洗い、床を拭く仕事もありますが、投げ出すことなく、みんなで分担して取り組む姿は年長児らしく、頼もしく感じました。
また、年長児が色を塗る様子を年中児・年少児が近くまで見に来たり、遠くから見ていたり、「一緒にやってもいい?」「何色で塗るの?」と質問する姿も見られます。年長児から色々な面で刺激を受け、遊びの幅を広げていけたらいいなと思います。日々、遊びが発展し、子ども達の成長を感じられる瞬間がたくさんあります。子ども達が経験できることが増えるように、環境を整え、色々なものを提供できるようにしていきたいと思います。K.Y

◆縁日遊び (そらグループ)

いよいよ明日がお泊まり保育の日となりました。
昨日の休息の時間。年長児が困った顔で訪ねてきました。
「あっちではもっと絵本読んでっていわれるし、こっちではトントンしてほしいって言われるしどうすればいいの」と教えてくれました。
年長児の存在はとても大きいように感じます。
集まりでは昨日作った紙芝居を読みました。
内容は怖いストーリーとなっており、怖いところ、明るいところの声を工夫することを保育者として伝えます。
集まり後は読む練習をする年長児。
また縁日も行います。
そらグループは射的を任されていたため射的ゾーンを保育室内に設置。
音楽も流し、法被を提供すると年少・年中児の子どもたちもアイス屋さん、ジュース屋さん、ペロペロキャンディ屋さんと展開していきました。
「いらっしゃいませ」「このチケットと交換できるからね」「お財布があるんだよ」と何度か経験している子どもたちはチケット制で行った七夕祭りのことを思い出しチケットを配る人や声を掛け合う人、次のためにお財布を作っていた人と保育者が加入しなくても自然と楽しむ様子が伺えました。
射的では並ぶこと、定員さんになった人がお約束を伝えてそれを守って楽しく行ってくれていました。
明日はどの学年にとってもドキドキの日になるかもしれません。
それ以上に大人がドキドキしておりますが、日頃の子どもたちの姿を信じ、いつも通りの楽しい一日、思い出になる一日になれたらと全力で取り組んでいきたいと思います。
(a.y)


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