◆7月9日(火)の子どもたち
2019年07月09日 火曜日
◆いっぱい見たね (つぼみ・ふじ)

今日は、園周辺を散歩しました。つぼみ組みの子と何人かは散歩カーに乗り、他の子は大人と手を繋いで歩いて行きました。散歩は刺激がいっぱいで、見るもの一つ一つにずっと反応する姿が見られました。まずは、緑の葉に反応。「葉っぱ」と誰かが言うとそれにつられ、しばらくみんなで葉っぱと連呼していました。通る乗り物にも、あ、あ、と指さし、「バス」などと口にしていました。駅を通ると、〇くんは「でんしゃ」と言いまいた。電車が見えている訳ではないのに、電車に乗る所と理解していて、すごいなあと思いました。また少し歩き、中野車庫に着きました。次々とバスが入ったり出たりしていました。間近に見るバスに、喜ぶ子、固まる子などそれぞれで、△ちゃんは後ずさりまでしていました。ぐるりと大通りを回って、途中、手を離して自由に歩きたいと主張する子もいましたが、最後まで歩いて、無事にお散歩することが出来ました。園に戻ってからは、しばらく、園庭で自由に遊んで過ごしました。(T.Y)


◆イメージをふくらませて(きく)

先日のお散歩は久しぶりのお出かけで、みんな大喜びでした。今日もまた散歩に行ってみることにしました。
今回の行き先は、本五ふれあい公園です。
散歩に行く前に、みんなの大好きな「すたすたかたつむり」を読みました。
かたつむりが散歩をすると、犬や猫やあおむし、ばったなどに出会います。
今日の散歩もいろんな出会いがあるといいなと願いながら出発しました。
歩く人、お散歩カーに乗る人に分かれて出かけます。
行く先々に見つけたもので会話に花が咲きました。
色に興味がある〇ちゃんは、停まっている車やお店の看板の色を見つけては「あか!」「あお!」と嬉しそうに教えてくれました。
△くんは保育士が「車がきます」という伝達を真似して、「くるま、きまーす」と元気よく言っていました。
あるマンションの前では「ここ、〇〇ちゃんのおうちなの」「△△くんもここ、おうちなんだ
」と次々言っていました・・・。きく組のみんな、ここの住人ですかと思わせる一コマもありました。
公園に着くと、広々した草原をのびのびと走り回りました。
公園に来ていた他の保育園のお兄さんが、「ばった、みつけたよ」「あげるよ」とたくさん見つけた中から一匹おすそ分けしてくれました。
おそらく初めて見るバッタ・・・。小さくて緑色。じーっと見ているとピョンと跳んだので、「うわっ」「きゃっ」とみんな驚いていました。
じっくり観察したいけれど、ピョンピョン跳んでしまうバッタは、とうとう見失ってしまいました。「ばった、みつけよう!」と張り切って探しに出かけていました。
大きな木の下では◇ちゃんが立ち止まっています。
探して欲しそうだったので、「あれ?◇ちゃんがいないよ」とわざと言うと、にやにやと笑いながら登場。他のみんなも木の下に集まって、かくれんぼごっこをしたり、枝を「トンネル」に見立てて小さな体をもっと小さくして通ってみたり、なぜかステージのように大きな声で大合唱が始まったりと、それぞれのイメージをふくらませて楽しんでいました。
こちらでは、少しだけ顔を見せた石に興味津々。なんだこれと言うかのように初めはツンツンと突きます。そのうちなでたり葉っぱをデコレーションしていつの間にかケーキが出来上がり、みんなで「ハッピーバースデー」を歌って盛り上がっていました。
園庭とはまた違った遊びを繰り広げていた子ども達。いろんなイメージ遊びがみられて、楽しい散歩になりました。
I・Y


◆子どもたちの世界(たんぽぽ)

今日は雨が降らないということで散歩にいくことにしました。
朝の集まりで散歩に行くことを伝えると
「おさんぽいくー」
「どこにくの?」
と、先週も散歩に行ったこともありどこに行くのか確認する姿もみられました。
涼しく心地いい気温の中、きく組と一緒に本五ふれあい公園へ出発です。
散歩カーに乗ってる子、歩いて行く子と自分で選んでいきました。
公園に着くとそれぞれ走っていく子どもたち。
そんな中まだ散歩カーにいた〇ちゃん。
「あそびにいこう。」と声を掛けると固まったままの〇ちゃんは小さく首をふりました。
〇ちゃんの気持ちがわかったので「抱っこする?」と聞くと小さくうなずきゆっくり散歩カーから降りてきました。抱っこをしてみんなが遊んでいる岩場までいきそっとおろすとゆっくり自分から動きだしました。
広い公園に場所見知りもあった〇ちゃん。安心できる環境、場所となるまでの最初のきっかけを大切にすることですぐ遊びにいくことができました。
〇ちゃんの気持ちに寄り添えることができてよかったです。
クローバーやしろつめ草を探す子どもたち。
「△ちゃんこっちにあるよ」
「いま◇くんと一緒に探してるよ」
と声かけ合い探していました。
石をたくさん持っていた◇ちゃん。
しろつめ草を見つけ取ろうとしましたが石を持っていて取れなかったようで
隣で見ていた☆ちゃんに「この石もっててくれない?」とお願いしていました。
「いいよ」と☆ちゃん。「ありがとう。いっぱいあるからね」と言って渡していました。
子どもたちの世界が広がっているのを感じました。
子どもたちとの距離感を大切に、これからの子どもたちの世界がどんどん広がっていくのを楽しみに見守っていきたいと思います。
t*s


◆音楽クラブ (もも)

今日は音楽クラブがありました。講師のピアノのリズムに合わせて行進したり、大股で歩いてみたり、小走りになってみたりとピアノから聞こえてくる音の強弱やゆっくり早いなどを聞き分けながら軽く身体を動かしました。
その後は、リズムに合わせながら鈴、タンバリンを鳴らしました。途中、ウサギに変身しているとオオカミがでてくる低い音が聞こえてきました。「きゃ~」と言いながらみんなで集まり顔を隠して小さくなります。鈴やタンバリンがなっていてもこの低い音だけは聞き分けて素早く反応する子どもたち。「きゃ~」といいながらもみんなで集まって小さくなっているので何だか楽しそうです。
最後は2人組になって『あくしゅでこんにちは』でリズムあそび。2人組から大きなもも組電車が出来上がりました。
講師の話を聞きながら、楽器を持ってリズム遊び楽しみました。中には気分が乗らない姿も見受けられますが、一人ひとりに合わせながら、グループの枠を越えた音楽クラブの時間を楽しんで参加できるよう見守っていきたいと思います。
(O.Y)


◆思いやり(ゆり)

今日は新しいリズムが加わりました。
『白てん音符』です。
今までのおさらいで、黒音符・白音符・スキップ音符・旗音符を見てすぐに答える子どもたち。
座って手でリズムを取る姿もありましたが、スキップ音符は手より足でリズムを取った方がわかりやすいと立って表現する姿も見られました。
ピアノのリズムに合わせ、身体でもリズムを再確認。
5種類の音符カードを首からかけ、自分のリズムが流れた時だけ動きます。
ゲーム形式になったこともあり、子どもたちは耳を傾け集中する様子が伺えました。
自分のリズムになったら立ち上がり進む、気づいてない子どもたちに声をかける、同じリズムチームになった友達への思いやりの姿も見られました。
音楽クラブを通し、仲間意識も高まってきている子どもたちです。
(a.y)


◆音楽クラブ (ひまわり)

今日の音楽クラブは、ひまわり組のために作ったはじまりの挨拶の歌を歌い、スタートしました。前を向き、友だちと顔を見合わせながら歌う女児たち、歌詞を体で表現し、ダイナミックに動く男児たち、男女での違いがよくわかります。
講師が四分音符・二分音符・八分音符・付点二分音符のカードを分け、1人ずつ順番にカードを取りに行くことを伝えると、子ども達はすぐに理解し、自分の順番を待っていました。きれいにまっすぐ座れるスペースがないため、列は少しバラバラになっていますが、バラバラになっているときは「○くんいいよ」と譲り合ったり、そっと背中を押してあげたりするような姿が見られました。年長らしい素敵な姿でした。
リズム遊びでもチームのみんなで教え合い、お互いの様子を見ながら、協力しているのが伝わってきました。グループを越えて助け合ったり、協力できることはとても大切なことだと思います。これからお泊り保育など、色々な場面で年長児だけで活動することが増えてきますが、思いやりの気持ちを忘れずみんなで楽しんでいけたらいいなと思います。
K.Y


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