また来るね!
2019年06月27日 木曜日
きのうの午後、今年の3月に卒園した子がおかあさんといっしょに遊びに来てくれました。帰り際にお会いするとお母さんから「部屋に行くと担任だった○先生、○○先生が温かく息子を迎えてくれました。また、子どもたちは私のことまで覚えてくれていたんです。保育士体験もさせていだいていたのでそのおかげでしょうか。息子もみんなといっしょにダンスもしてきたんですよ。ほんとうにみんなに温かく迎えてくれて楽しかったです。」との言葉をいただきました。Oくんも「うん、楽しかった!また来るね!」とにっこりして応えてくれました。
育子園では異年齢保育をさせていただいているので、クラスでは年長さんは4歳児、3歳児にとってお兄さんであり、お姉さんであり、面倒を見てもらってきました。Oくんと一緒に1年、2年と毎日一緒に過ごしてきたのでした。今回はそのお兄さんの一人が帰ってきてくれたのでクラスの弟、妹が嬉しかったのです。育子園に帰ってきたときも先生ばかりでなく子どもたちと一緒になって楽しめるのです。
2年前、見守る保育の研修に行かせていただいたとき、「見守る保育というのは、どのように取り組んでいけばよいのでしょうか」という質問がありました。講師の先生はこの問いに対して多くは語らず、「うちの園(見守る保育)を卒園した子どもが、大きくなって困難にあった時に、私たちの園を思い起こしていただければいいんです。」とおしゃったのです。「思い起こしていただければよい」という言葉に講師の先生の子どもに対する温かく、深い思いを教えていただいたきがしました。
園長 田中基之
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