並行遊び
2019年06月07日 金曜日
縄跳びをつなげて電車ごっこをしている2歳児クラスの子どもたちがいました。出入りはあるものの、5~6人くらいで広い園庭を練り歩いています。一緒に遊びながらも、まだ、協力して遊ぶ連合遊びではないため、なかなか思うように進まず満員電車のように押し合いへし合いになることもありましたが、楽しそうに遊んでいました。
そのそばにはいるものの、クラスメイトの電車には加わらず、一人で縄跳びをもって歩いているA君がいました。一見すると、『仲間に入らないのかな?』『一人で楽しいのかな?』と思うような様子です。
A君はみんなの電車の中にはいないので、気が付くと遠くに離れてしまうことがありましたが、それに気づくとちゃんとみんなの電車のそばに戻ってきます。A君は並行遊びをしながら友だちを真似、自分で遊びを広げていました。
子どもたち一人ひとり、自分のペースでじっくりと成長している姿にはいつも感動をもらいます。2歳児クラスの子どもたちも日々友だちと様々な体験を通し、並行遊びから、みんなで協力して遊ぶ連合遊びに成長していくことと思います。そんなことを想像しながら一人でもとても楽しそうなA君の表情に心が温かくなりました。
保育主任
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