力を合わせれば・・・
2019年06月28日 金曜日
園庭の築山を囲む木材が、長年の風雨で大分傷んでしまいました。このままでは危険と判断し、改修することにしました。業者と相談する際『できるところまで、園のほうで撤去作業をさせてもらいたい』と男性保育者が提案。業者は、『とても大変な作業で素人では難しい』との返事。しかし、少しでも・・・ということで、一週間猶予をもらい、一部を任せてもらうことになりました。
ある雨上りの日、男性職員が力を合わせ撤去作業を始めました。深く埋まった木材を掘り出し、木材と木材をつなげた楔を取り外していきます。とても力のいる作業で、汗がぽたぽたと流れています。しかし、男性職員たちはとても楽しそうに作業をしています。きっと子ども達にとって、安全で且つ楽しい環境にしたいとわくわくしているのだと思います。
普段の保育でも保育者は、子どもたちの興味関心やより良い環境づくりのために様々な取り組みをしています。常に子ども主体・子ども中心に、知恵も体力も惜しげなく使う姿は本当に尊く感じます。
また、活き活きと作業をする男性保育者たちは、難しいと言われた作業も力を合わせて取り組めばできることも教えてくれました。
バリケードで中が見られない築山・・・子ども達はとても楽しみにしています。そして新しい築山の誕生に目を輝かせ、喜んで遊ぶ姿が目に浮かびます。
保育主任
Posted in 三感ブログ