◆6月25日(火)の子どもたち
2019年06月25日 火曜日
◆お宝がいっぱい(つぼみ)

この時期、園庭はお宝がたくさんあります。
まずは、緑のカーテンの為に育てているゴーヤやきゅうり。
GW明けにはまだ小さな苗で、子ども達に抜かれてしまうかもと心配していたのですが、子ども達も大切に育ててくれたので、すくすくと育ち、実を付けるまでに成長しました。
そのきゅうりを子ども達と収穫しました。
採れたてのきゅうりを近くにいた子ども達に手渡して見ると、表面のチクチクにびっくりして手を離してしまう子もいましたが、ほとんどの子がじっと見つめていて、中には大きな口を開けて食べようとする子もいました。
その少し先には、大きなヤマモモの木があり、木の実が実り、地面にたくさん落ち始めています。
いつもと同じように園庭を歩いていた子が、ヤマモモに足をとられて転んでしまいました。
しばらく「これは何だろう」と不思議そうに見ていて動かないので、少し離れたところから「こっちで遊ぼう!」と声を掛けてみると、笑顔を見せて立ち上がろうとしました。
しかし、やっぱり足を取られ、うまく立ち上がれず、ずれてもヤマモモの実はついてきて、洋服にもくっついてくるため、不安そうに泣き声を上げ始めたため、「大丈夫だよ」と手をとると、いつもよりも心なしか歩く速さが速かったように感じました。
その様子を一緒に見ていた子は、自分からヤマモモの木の下へ行き、両手に1つずつヤマモモの実を持って、握ったり投げたり、時には口に入れようとしたりして楽しんでいるようでした。
他にも、落ち葉や枝など、園庭は子ども達にとって、お宝がいっぱいです。
自然物は、手触り等の感覚やどうやって使うかを考える力など、子どもにとって大切なことをたくさん教えてくれるように思います。
これからも、保育の中に取り入れていきたいです。(E.Y)


◆今年初めてのキュウリの収穫(ふじ)

園庭にでるとすぐ目につく囲い。
◇ちゃんと▽君が気になり近づいていきました。
少し恐々囲いに触れてみる2人。なんだろうねと一緒に考えているとトントンとノックしてみたりなでなでそっとしてみたり不思議そうにしていました。
園庭で育てたキュウリ1本が収穫出来たので子どもたちの前で切り少しの塩で味付けをして食べました。
まな板と包丁を持ってくるとなんだ?と興味津々で周りに集まる子どもたち。
保育者がトントン切っているとその手元を覗き込み観察し期待が高まってきています。
切り終わるとボウルにキュウリと塩をいれ混ぜできたの声で周りから手が差し出されます。
〇君は給食では野菜が苦手で残してしまいがちですが自分が収穫したきゅうりは手を伸ばしパクッと口に入れ食べもう1つと手を差し出していました。自分で収穫し調理の過程をみて、これは食べられる、食べたいと思った気持ち、自分で手に入れたという自信が〇くんにキュウリを食べる原動力になったようです。これから園庭の野菜がどんどん成長していきます。このような経験が沢山していきたいですね。
幼児組のプールの網が外され子どもたちもそれに気づきプールを覗きにいき階段を登って入ろうとする姿も見られています。水が入ったらどのような反応をするのでしょうか。入って見たいなのか、怖いなのか、今から反応が楽しみです。
(K☆H)


◆ついにカエル発見!? (きく)

先週から出した洗濯バサミの玩具が人気です。紙皿の淵にたくさんつけてみたり、パーテーションにつけたり。自分の身の回りを飾るものにもなっています。服につけて、「見て。」と得意気に見せてくれる子がいます。髪の毛につけるのも流行っています。数本の髪の毛をはさみ、耳の近くで、イヤリングのようにゆらゆらと揺れたり、かちゃかちゃと音がする感覚を楽しんでいるようです。日常の中にあるふとしたものが、子どもたちの発想で色々なものに変わっていくのは、見ていて楽しいです。
朝の集まりでは、昨日やった玉ねぎのスタンピングを丸く切り取り、あらかじめ作ってあったかたつむりの身体にくっつけ、かたつむりが出来上がるのを見せました。わあーと声が上がります。お外にも、かたつむりいるかな、カエルいるかなと話しながら、外に出ました。
子どもたちの目は今日もキラキラと輝いて、様々なものを発見します。ベランダでは、鳥の産毛を発見した子がいて、「なんだ、これ?」と言うと、さっと数人が集まり、頭を寄せ合って観察。誰かがぺんと傍の床を叩くと、ふわっと羽が動き、すかさず他の子たちもぺんぺんぺんと叩き始めました。思い切り叩くと、羽が飛び、ちょっとびっくりして、きゃあ~!と笑いながら逃げます。ぺんぺんと叩き続け、ベランダの端まで追い込んでいました。
園庭に出ると、すでに出ていた保育士が、「きゅうり食べますか?」と、収穫したきゅうりの塩もみをくれました。きゅうりを堪能したあとは、それぞれの遊びを楽しんでいましたが、
○ちゃんが何かを発見。「カエル!」と言うので、みんなで覗くと、きれいな緑色の虫。確かにカエルのような形をしていて、周りの子も「カエル!カエル!」喜ぶので、保育士も本当にカエルかと思いました。冷静によく見ると、カエルではなくカメムシでしたが、子どもたちの「カエル発見!」の嬉しい気持ちに寄り添い、今日はカエルになってもらいました。
最近、虫にとても興味のある△くんは、「カエル!」と言って、ずっとカメムシを見ています。葉っぱでつんつんしてみたり、枝でつんつんしてみたり。しばらくしたころ、空を見上げ、「行っちゃった。」と言うので、「え?飛んだの?」と聞くと、「うん」と言っていましたが、ふと自分の手にカメムシがくっついているのに気づき、予想外の出来事に手をぶんぶん振って焦る△くんには、笑ってしまいました。カメムシの姿が見えなくなったので、蝶のように飛んで行ってしまったと思ったようです。
子どもたちの目線は、いつも新鮮で小さな発見がいっぱい。その小さな発見に一緒に驚いたり、喜んだりしていきたいです。
(T.M)

◆様々な場面で見せた子どもたちの心の成長(たんぽぽ)

昨日とは、違い今日の天気は、晴れ。この晴れ間を有効に活用しようと早々に園庭に出て遊びました。
いつものように太鼓橋登りに向かう子たち。
次々にのぼって行き、いつものようにつり橋を渡り、ローラーすべり台を滑ろうとすると…。行き止まりです。
大門前のトンネルすべり台の築山の工事にあたり、一部閉鎖して遊べません。
「先生、行けないよ」と上から聞こえてきました。
いつもと同じようにはいきません。
あっちへこっちへと移動し降りられる場所を探す子。友だちの反応を見て同じようについて回る子。太鼓橋をのぼった先のジャンプする場所にやってきて飛び降りる子と様々な姿を見せています。
いつもならばジャンプする場にあまり来ない〇ちゃんが今日は、チャレンジしてみようとやってきました。
向きを変えてみたり、座ってみたりどんなポーズならば跳べるか考え工夫します。
最初のみ「怖い」という言葉が出ましたが自分のペースで跳ぶことができました。
できたという嬉しい気持ちからその後数回ジャンプしている姿を見せていました。
いつもと違う事で取り組めたジャンプ。〇ちゃんの表情は、とても誇らしげでした。
固定の車の中から△くんの泣き声が聞こえてきました。
助手席に座っている△くんは、運転席に移動しハンドルが欲しくて泣いて訴えています。
「まだ使っているから待っててね。だね」と状況を伝えてみると、再び声を上げて嫌な気持ちを表出します。
今回は、違うあそびに誘い、気持ちの切り替えをしてもらいましたが自分の意思が出始めるものの、思い通りにならないことがある悔しさを感じている一コマに出会い△くんの心の成長を感じました。
今居る場所でいつものように遊べなかったり、新しいことにチャレンジしたり思い通りにならないなど様々な感情が動いた子ども達。
その時々で様々なドラマを見せてくれます。
今後もこのドラマを大切にしていきたいと思える園庭遊びでした。
(N.Y)


◆音楽クラブ (もも)

音楽クラブでした。講師がピアノを軽快なリズムで弾いた音を聴いて、身体のつま先、膝、お腹、肘etc.に自分で触れてホールの中を移動して歩く、もも組はスタート時から満面の笑顔のスタートでした。
ピアノと講師の話を聞いていなければ、流れについていけませんが、よく聞いていて動きが変わる毎に、「きゃー」と声を出して楽し良い感情を全身で表現していました。
鈴は女児で織姫役、トライアングルは男児で彦星役の2グループに分かれて楽器を持ち、ピアノの音に合わせて、リーン♪(トライアングル)シャンシャン♪(鈴)とリズムを強弱をつけて鳴らしました。織姫と彦星は楽器を交代して、2種類の楽器を鳴らす事ができました。
次は赤と青のフラフープを用意しました。ドの音は赤、ソの音は青のフラーフープの輪の中に集まる事になりました。もちろんフラフープは、いくつか用意でしあるのですが、一斉に動くと、余裕がある輪と、ぎゅうぎゅうな輪と差が生まれてきます。遠慮しがちに、そおっと中に入れてもらっていました。音を聞き分けて、迷いながらも青、赤の輪の中に入ることができました。
集団で行なうと、誰かについていったりしまうので、最後には一人づつ音を聞き分けて、選ぶことをしてみました。
迷いながら、講師のヒントを得ながら、自分の耳を信じて最後にはフラフープを選んで、部屋へと帰っていきました。S・A


◆音楽クラブ (ゆり)

今日の音楽クラブでは、トライアングル、カスタネット、鈴を使いました。
久しぶりに見るトライアングルの使い方をもう一度教えてもらいながら、七夕の曲に合わせてまずは自由に鳴らします。鈴はキラキラ星に合わせて鳴らします。
男の子は鈴、女の子はトライアングルに分かれてその曲がなったら立って鳴らします。
最初バラバラだったリズムも少しずつ合ってきました。
次にうみグループがトライアングル(2分音符、白音符)、にじ、そらの女の子が鈴(8分音符、旗音符)、にじ、そらの男の子がカスタネット(4分音符、黒音符)に分かれます。
自分が持っている楽器のリズムの曲が聞こえたらみんなの前に出て鳴らします。
リズムが決まっている為、友だちと音を合わせる事がさらに上手になり、リズムの切り替えの所に気が付いて、すぐに前へ出て楽器を鳴らす子が増えてきました。
聞きわける力が付いてきた証拠です。
そして、最後には恒例のやきいもジャンケンです。2人1組になる時にもすぐに「やろう」と友だちに声を掛けてペアを作り、やきいもジャンケン大会が始まりました。優勝者はうみグループの★くん。椅子に立つ姿は少し緊張しているようでしたが、笑顔を見せてくれました
。
今日もリズムに合わせて身体を動かすことを楽しんだ音楽クラブ。次の音楽クラブが待ち遠しいです。
(K.H)


◆音楽クラブ (ひまわり)

もうすぐ七夕。今日は『きらきら星』『たなばたさま』の歌をメロディオンを使って演奏しました。講師が白板に「ど・そ・ら・そ・ふぁ・み・れ・ど」と音を書き、それを見ながら演奏しました。講師のピアノ伴奏に合わせて吹いてみると、一回できれいなメロディになっていました。「さすが年長さん。いつもやってるの?」と講師もびっくりするほどの出来栄えです。数人はみんなの前で、堂々と吹く姿もさすが年長児です。
メロディオンの最後は、「高いド」と「低いド」だけを使って、『ミッキーマウスマーチ』『アンパンマンマーチ』も演奏しました。
メロディオンの後は、トライアングル、カスタネット、鈴を使いました。
自然と講師のピアノの前に集まり自由にリズムを刻む女児。「自分なりのリズムでできる人?」と講師が投げかけると、次々に手を挙げて自分なりのリズムを楽しそうに披露してくれました。
久しぶりにたくさんの楽器に触れ、自分なりに表現することの楽しさや面白さを味わった音楽クラブとなりました。これからも楽器を使った楽しさを味わえるように温かく見守っていきたいと思います。(O.Y)


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