◆6月24日(月)の子どもたち
2019年06月24日 月曜日
◆雨でもアクティブに(つぼみ)

今日は雨なので室内で子ども達が楽しく過ごせる事を探しに、初めての場所のホールへ行ってみました。ホールの扉を開けると積極的に足を踏み入れる〇ちゃんと△くんはまだ電気が付いていない暗いホールでもへっちゃらで『わー!』と嬉しそうな声を上げ、電気を付け明るくなると更に嬉しくなったようでダダダッと走り始めていました。そこへ□くんが登場すると初めての場所に緊張した様子で泣き始めてしまいホールを目にした一人ひとりの姿はそれぞれ異なり、楽しみ方もそれぞれでした。
遊んでいる子ども達の姿からマットを出してみたり功技台で登れる場所を作ってみたりとホールの中の環境がどんどん変化していきます。功技台にすべり台を装着し、台を登って滑るという道順を作ってみました。「こっちから登ってね~」等と声を掛けながら、そして保育士に促されながら子ども達もなんとなくその道順通りに行なっていましたがすべり台を下から逆に登りたい子が多くなり、登りたいなら登れるようにと功技台の階段にしていた所を無くして両方にすべり台を装着してみると我先にと言わんばかりに両手両足を使ってどんどん登り始めます。
登るのが人気なので子ども同士、体が接触して『あー!』と声を出して『どいてよ~』と気持ちを表現したりとそれぞれの遊びの中にも子ども達の中で色々なやり取りが見られ『今◯ちゃん(くん)やってるから待ってね〜』と間を取り持たれながら楽しんでいました。
子ども達に馴染みのある音楽を流して鈴やカスタネットを鳴らしてみたり、体を揺らして踊ってみたりと色々な方法で身体を動かしている子ども達でした。⚫️くんは保育士に引き車に乗せてもらい、ひもを引っ張ってもらって移動する事が楽しい様でいい笑顔。
雨の日でも関係なく元気に過ごしたつぼみぐみの子どもたちでした。
K・E


◆玉さし(ふじ)

今日は朝から雨が降りました。肌寒くも感じ。今日はお部屋で過ごしました。廊下には遊動車、机上で遊べるコーナーも設けて、遊びの選択を広げ、お部屋遊びをそれぞれ楽しみました。月曜日ということもあってか、みんなしばらくはいつもお部屋にある馴染みのある玩具で遊んでいました。
机上コーナーにある玩具に早くも目をつけた子は、早速やりたいと訴え、気になった玩具、今日は玉さし、棒とおしを出しましたが、好きな所に座って遊び始めました。机上遊びに対する興味、集中力には個人差がとてもよく見られます。
玉さしは、カラフルな玉を、穴にはめたりしていくものですが、玉をコロコロ触って楽しむ子もいれば、玉をさしたり抜いたり、たくさん並べて遊ぶ子などと遊び方も色々見られます。
机上遊びをやって、廊下へ行き、遊動車に乗って、また戻ってくる◎くん。席がなく遊べないとわかると、ウルっと泣いてしまうほどでした。せきが空くと、またうれしそうに遊び始めました。
まだ続く梅雨の時期、またお部屋遊びを工夫して、乗り切れたらと思います。(T.Y)


◆スタンピング第二弾(きく)

この前はねぎを使ったスタンピングをし、色鮮やかなあじさいが出来上がりました。
スタンピング第二弾。今回は玉ねぎを使います。
まずは丸ごとの玉ねぎを観察してみました。今回使用する玉ねぎは大きくて立派なもの。ズッシリくる玉ねぎを一人ずつ手に取ると、感触を味わうような、重たいのを我慢しているのか・・・何とも言えない表情で持っていました。
次に、包丁で玉ねぎを半分に切ってみました。「玉ねぎのお腹」を覗き込んでまたまたじっくり観察。「匂いはどうかな?」と声を掛けるとクンクン匂ってみて、微妙な表情を浮かべる子もいました。中にはついうっかりペロッと舐めてみる子も。驚いたものの、「どんな味?」と尋ねると、またまた微妙な表情。生の玉ねぎは甘くはなかったようです。でも「たまねぎ」ってどんなもの?と知りたい感情からの行動に、とても嬉しく感じた瞬間でした。
絵の具を3色用意して、スタンピングをはじめました。
前回行ったばかりからか、今回は落ち着いた雰囲気の中で、要領よく行う姿が多く見られました。大きな玉ねぎをがっちり持ち、ペタペタと押していきます。色も「かえっこしてー」と順番に変えてみたり、色が重ならないように慎重に押す子、わざと重ねて混ざった色を楽しむ子、模様が出来るようスタンプしてみたり、社長のはんこの様に貫録あるスタンプの押し方でてきぱきとしたスタンプを楽しんだり・・・。今回も様々な姿が見られました。
前回に比べて、今回は子どもたちが自分で自信を持ってスタンピングを楽しんでいるのが感じられました。前回の経験を覚えていて、要領も良くなっていました。「経験する」という事は、子どもたちにとって、心も体も成長することにつながっていくのだなと改めて感じられました。
今日も「もっと」のおかわりタイムもありました。今回もじっくりとスタンピングを楽しむことが出来ました。
このスタンピングはこれから何かに変身する予定です。おたのしみに。
I・Y


◆すたすたかたつむ (たんぽぽ)

今日のお天気はと聞くと「あめー」「あめふってたー」と朝の集まりで教えてくれました。
「お外にでれないね」と〇ちゃん。「お外にでれま~」「せん」とみんなも分かっています。
あめが大好きな『すたすた かたつむり』の絵本を読みました。かたつむりの歌もうたいました。みんな歌を知っていて歌っています。
先日あじさい制作で長ネギをつかってスタンピングをしました。
今日はタマネギをつかってスタンピングをし、かたつむりを表現しました。
包丁で切っているところもじーっと見ていました。断面図を見せると「わぁ~」と歓声が。
赤・青・黄色のえのぐを使いました。
ペタペタ・ペタペタ。色を変え、重ねたり、まわしてみたり、こすってみたりと色々試す子もいました。どんなかたつむりができるか楽しみです。
お部屋ではブロックや線路を繋げ電車であそんだり、パズル、おままごとで遊び楽しんでいました。雨の日もお部屋でじっくり遊んでいます。
t*s


◆動と静 (うみグループ)

造形あそびやお家ごっこ、折り紙や塗り絵など好きな遊びを見つけて遊んでいる子どもたち。そんな中で地震がありました。揺れを感じた保育士と同時に「地震です」という放送が聞こえてきました。保育士の声を聞いて机の下に隠れようとしたり、遊んでいてまだ事態に気が付いていない児などさまざまな姿が見られました。保育士の呼びかけに全員机の下で指示を待ちました。隠れるときに年長の●君が「おしゃべりしないよ」と周りのお友だちに声をかけてくれる姿が見られました。それを聞いていた他の年長児をも「◇君こっちだよ」と促してくれていました。今回は訓練ではなく本当の地震。子ども同士でも声を掛け合う姿が見られ日頃の訓練の大切さを痛感する瞬間でした。安全が確認され安堵な様子でいつも通り朝の会をしました。
今日はあいにくの雨のため一日室内で過ごしました。「蜘蛛の巣ゲームがやりたい」というリクエストがあったので、ランチルームで蜘蛛の巣ゲーム、ハンカチ落とし、椅子取りゲーム、ダンス、焼き芋じゃんけん列車とやりたい児を中心に集団遊びを楽しみました。
蜘蛛の巣ゲームでは年長児が中心に鬼役やルールを確認してくれました。何が何だかルールはよくわからないけど楽しそうだからと参加する年中、年少児もいたりと楽しんで遊びに参加していました。ハンカチ落としでは、はじめは保育士も入りながら行いましたが、鬼役の児は誰にハンカチを落とそうかとそれを考えるのが楽しいようで前に鬼役だった児をタッチする姿はあまりみられずゆったりとしたハンカチ落としでした。
一方では、先週金曜日に年長児が保育士と一緒に造形棚を整理整頓してくれました。絵の具や紙コップ、ペットボトル、お花紙など造形遊びをより楽しんでいたように感じます。そんな中で誰かが使った紙コップが転がっていたり、折り紙が落ちていたり、塗り途中の塗り絵が落ちていたりと迷子のものも出てきています。沢山試して造形あそびを楽しんでいく中で一つひとつ大切に使っていくことも改めて伝えていきたいと感じました。(O.Y)


◆やってみたい(にじグループ)

にじグループの壁には、子ども達が描いた魚の塗り絵があります。
小さな画用紙に一人ひとりのオリジナルの魚を描き、模造紙の上に貼っています。
塗り絵の下書きをしてくれるのは年長児中心ですが「塗り絵をしよう」と保育士が声をかけると、普段はカプラや積み木、恐竜のフィギアでの遊びに熱中している★くんが「塗り絵してもいい?」と小さな声で言ってくれました。自分の好きな色の色鉛筆で「上手にぬれている?」「どうかな?」と確認しながら黙々とぬっています。それを見守る年長児は「本物の色で塗ってね」と言ってから「でも好きなのでもいいよもも組さんだからね」と優しい言葉をかけていました。年少児はその言葉に安心し、どんどん塗り進めているようでした。
お泊り保育に向けて年長児が取り組んでいるテーブルクロス作り。
今日は布を絞る続きをしました。5枚の布をどんな風に絞るか、染めるかみんなで話し合うと「好きな絵を描いて絞り染めをしたい」「お花畑を描いて刺繍したい」「大きな魚の絵を描いて刺繍したい」「虹色にしたい」と子ども達同士で決め、チームに分かれて下書きの絵を描いたり、輪ゴムで絞ったり、針と糸を使って絞ったりしました。作りたいものが同じ児で集まって作ることで「ここはこうしよう」とどんどんアイデアが生まれているようでした。雨が降っていたため、布を染めることはできませんでしたが、明日以降天気がいい日に、子ども達と楽しく染められたらいいなと思います。
今日は室内だけでの活動でしたが、塗り絵づくりや、水族館塗り絵、プリンセスの衣装づくりなど、普段より長い時間取り組むことができ、子ども達も満足している様子でした。子ども達が夢中になって取り組めるような遊びや環境が提供できるよう、視野を広げて見守っていきたいと思います。K.Y


◆お泊まり保育に向けてバスボム作り (そらグループ)

保育室には様々な匂いが飛び交っていました。
今日は年長児と約束をしていた日です。
先週、お泊まり保育の話を行い、金曜日には年長児が全員集まり第一回お泊まり保育の話し合いを行いました。
そこで決定したのがそらグループは足湯温泉をうみ・そらグループにプレゼントすることです。
他のグループの子どもたちも各々のグループで取り組んでいるものをプレゼントし合うということに決まりました。
そこで足湯温泉をプレゼントすることについて話し合い、手作りのバスボムを人数分用意するのはどうかと提案すると「いいね」と決定。
今まで足湯を通して匂いや色、効能など知識がある子どもたちのためやる気充分です。
今日の集まりでは年少・年中児の子どもたちの前でもバスボムを作る話をしました。
「ぼくもやってみたい」「わたしもやりたい」と教えてくれました。
「年長児だけだからダメだよ」と年長児に言われてしまいました。
年長児はとても嬉しそうですが、他はガッカリという表情です。
材料としては沢山用意しているためそらグループ全員で楽しめたらと考えております。
保育室に漂う匂いはエッセンシャルオイルです。
以前足湯から匂いに繋がった際、保護者の方から提供していただいたことがありました。
バスボムを作る話をすると、中から玩具が出てくるといい、匂いはオレンジがいい、などと話が出たため、今回もエッセンシャルオイルを提供していただきました。ありがとうございます。
玩具はカプセルのスポンジです。
水を含むと何かに変化するというものです。
食紅で赤、黄、青の三原色を使い、他にもオレンジ、紫、緑を作りました。
匂いはオレンジ、グレープフルーツ、ミント、ローズ、ゼラニウム、ネロリの6種類です。
今日はどんな風になるか実験です。
はかりに重曹100g、クエン酸50g、片栗粉50g、エッセンシャルオイル一滴、食紅、水(霧吹きを10回くらいと子どもたちが判断しました)を手で混ぜて丸くしました。
そして実際に溶けていくか早速足湯に投入。
スポンジの玩具に子どもたちは夢中になっていたように感じましたが、バスボム自体は成功です。
明日はとりあえず目標を年長児の半分の20個としています。
年長児のことをじーっと見つめる子どもたちともバスボム作り、お泊まり保育までの日を楽しんでいけたらと思います。
(a.y)


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