◆6月10日(月)の子どもたち
2019年06月10日 月曜日
◆まねっこ(つぼみ)

今日はあいにくの雨なので、室内で過ごしました。
朝のおやつの後からおひさま広場に遊びに行っていた数人の子どもたち。
そのまま朝の集まりに参加して、一緒に遊び始めました。
廊下でコンビカーの音が聞こえてくると、ふじ組の後を追いかけて廊下に飛び出し、負けじと車に手を伸ばし、しっかりゲットしていました。
今までは、押し車のように押していることが多かったのですが、いつの間にか自分で跨いで座り、足で蹴って動かそうとしている姿がたくさん見られました。
また、机上遊びをしている子どもたちに混ざってクレヨンでお絵かきに挑戦した〇くんは、お絵かきよりもクレヨンに興味津々のようで、手にしたり転がしたりしていました。
違う場所では、楽器遊びをしていて、音楽に合わせて体を動かす子は何人もいたのですが、◇くんは自分からふじ組の輪の中に入っていき、近くにあったカスタネットを手にしました。
でも、どうやったらみんなみたいに音が出るのかが分からず、近くの保育士や友達を見て、同じように持ってみますが音は出ません。
最終的にふじ組の子どもたちに囲まれる形となりましたが、◇くんはとても楽しそうでした。
ふじ組の子どもたちと一緒に遊ぶことが多い子どもたちなので、自然とその動きを見て、真似ているのだと思います。
子供同士の影響の大きさを改めて感じた一日でした。(E.Y)

◆梅雨に入りました (ふじ)

週末から、いよいよ梅雨に入りました。お休み明け、多少鼻水や咳などの子も多く見られますが、みんな元気に登園して来ました。
あおむしの幼虫(以前園庭で見つけた)ですが、お休み明けに蝶になっていた様で、朝ケースをのぞくと、黒と白の模様の蝶に変わっていました。虫に興味のある子ども達にさっそく声をかけてみました。ワーオと思わず声をあげる〇ちゃん。変化したことは解っていないかもしれませんが、みんなじっと蝶を見つめていました。
今日は雨のため、廊下も開放して、自由に1階お部屋を行き来して遊びました。室内用の鉄棒を出すと、気づいた子どもたちが、ぶら下がりに来ました。鉄棒だけでも遊び方はそれぞれで、ぶら下がるのはもちろん、足を床につけたまま体をのばしたり。腕の力が強い△くん。足を思いきり持ち上げ逆上がりが出来そうなくらいでした。鉄棒の横の方のポールにまたがったり、みんなたくましさを見せてくれました。
途中音楽に合わせ、タンバリン、カスタネット、スズで楽器遊びをしました。曲に合わせてノリノリで楽器をならしたり、自ら踊ったり、楽器を全部集めて満足していたり、それぞれまた楽しんでいました。
これから続く梅雨の時期、お部屋遊びで色々な経験をしていきたいです。(T.Y)


◆3匹のこぶたと土粘土 (きく)

3匹の子ブタの劇遊びをしました。2回目になるとどんなことをやるかが解って「やる」と言い出し「ぶたやる」と言うのですぐに保育士の子ブタのお母さんが「みんな大きくなったのだから自分たちでお家を建てなさい」と始まりました。
椅子で藁の家を建て、木を運んで行ってトントンと釘を打ち、煉瓦を運んで行って積み上げて家を建てました。木や煉瓦を運ぶのも手が持っているような形で上手に運んできます。「よいしょ」と言いながら煉瓦を積み上げ立派な家を建てました。
藁の家に戻って家なのかでおにぎりを作って食べていると、オオカミがやってきました。「優しいオオカミだよ。入れて」と言うと「いいよ」の声が前回よりあり、オオカミの保育士の方がどうしていいのやら困りましたが、その声を打ち消すように「だめだよ」という声に話が続いて行きました。
オオカミに吹き飛ばされると、木のうちに逃げ込むはずが、飛び散っていきました。保育士が木の家に追い込むようにして無事に子ブタたちは、食べられずにすみました。煉瓦の家でもオオカミが、入ってこようとすると興奮して「キャー」という声を上げてしまうので「オオカミにここにいるのが分かっちゃうよ」と言うと、解っていても声を出てしまうので口を押えながらドキドキを押えながら隠れる子ブタたちでした。煙突から入ってくるオオカミに火を焚いてやっつけると元気に「やったー」と言う声が上がりました。
お話の中に入り込むのが上手な子どもたちです。前回、あまり面白そうにしていなかった子も今回は、みんなで楽しめもした。またみんなで楽しんでいきたいと思います。
その後、土粘土でも遊びました。土の重さがあり、机に落とすとドンと来るのが解ってみんなでドンドンと落として楽しみました。丸めたり、水をかけてつるつるを楽しんだりしていましたが、段々と何かの形を作り出していきました。丸いのを重ねて「雪ダル」や作ったり「犬」と言ってそれらしい形になっていたりと楽しく遊びました。
土粘土も感触を楽しんできているので、時々出して楽しみたいと思います。M.K


◆初めてのパパ先生 (たんぽぽ)

週の始まりから雨の1日となりましたが、体調を崩すこともなく元気な子ども達です。
今日は、今年度初パパ先生が来てくれました。初めてのことだからか朝のおやつを食べる子ども達をニコニコと見つめているパパ先生に「バイバ~イ」「またねぇ」と送り出す声を掛け続ける子ども達。
そんなパパ先生に朝の集まりの際、絵本を読んでもらいました。『ぼくはいったいなんやねん』というタイトルを読んだ時点で大笑い。最後まで楽しそうな声が聞こえ続けていました。
その後も「パパせんせ~い!」と呼ばれ大人気のパパ先生。絵本を読んだり、一緒にカエルになってピョンピョン跳んだりたくさん遊んでもらい、大満足の子ども達でした。
これからも、たくさんのパパ先生・ママ先生をお待ちしています。
ゆったりとした室内遊びでスタートしました。
マットの上にごろんと寝転がる友達に「おふとんだよ」とかけてあげる○ちゃん。△ちゃんは人形片手にバックを斜め掛けにして「お買い物に行ってくるから待っててね」と○ちゃんに声を掛け出かけていきます。
4月のころにはあまり見られなかった友達と言葉のやり取りをしながら同じ遊びを楽しむという姿が少しずつ見られるようになってきました。
ただ、お友達の真似をして遊ぶことから、「○○はこうするから」「△△はこれするね」と自分がだけではなく、相手の話を聞くことも少しずつできるようになっている姿に成長を感じます。
ピアノにも触れました。
新聞紙ちぎりもしました。ちぎった新聞紙を拾い集めておばけも作りました。
廊下でも体を動かしました。
後半は、きく組の部屋まで開放し交流しながら一緒に遊びました。
土粘土にも触れました。
雨の月曜日、盛り沢山の1日でした。(M.C)


◆紙芝居「ピアノ」(うみグループ)

ここ数日、年少の〇〇ちゃんが意欲的に行なっているのが紙芝居作りです。
「できたらみんなに見せるんだ。」と期待を膨らませながら取り組んできましたが、今日、「みんなの前で読むー。」と紙芝居を持ってきてくれたので、朝の集まりで発表してもらいました。
〇〇ちゃんが作った紙芝居は「ピアノ」です。
おじいさん、おばあさんが買い中素敵なピアノをみつけ、お友だちがたくさん集まってくるというお話でした。
まだ、文字はあませんが、想像を膨らませ上手に読んでくれました。
最後に、子どもたちに感想を発表してもらいましたが「面白かった。」「まだ、ももぐみさんなのにすごい!」などと、他児を尊重するといった声がたくさん出てきました。〇〇ちゃんは、本当に嬉しそうです。
朝の集まりが終わると、〇〇ちゃんに刺激されたかのように、紙芝居作りを始める子がいました。
「これは、〇〇でね…こういうお話なんだよ!」と今から発表を心待ちにしている様子です。
子どもたちは、このような子ども同士の関わり、集団生活を通し、互いに安心感や自己肯定感を育み成長しているのだなと心温まる気持ちにさせられました。
これからも、子ども同士学び合える環境を大切にしていきたいです。
(T.N)


◆わたしもやってみたい (にじグループ)

すっかり梅雨に入ってしまい、土砂降りの雨です。室内で過ごしました。
朝の集まりを終えて、初めにピアノを弾きたい児が1人で弾いていると、「私も」と集まってきて、後に来た児とケンカになってしまいました。保育者が一人ひとりの時間がわかるように、アラームを出して、時間になったら知らせてくれるようにしてみました。
するとアラーム音に気付き、自分から次の児に「どうぞ」が個々に出来るようになり、他の児が弾き方を教えてあげたり、安心して楽しめるようになって笑顔を見せてくれるようになりました。
ランチルームでは年長児の絵を描くのが得意な○くんが、大きな紙に魚の絵を描いて、他の児が絵の具で色を塗る作業をしていました。「お腹は何色にする?」「黄色にする?」と相談をして作業に夢中でした。試行錯誤して出来た、夏にピッタリな涼しげな絵が完成しランチルームに貼る事にしました。
先週、ひまわり組が作ったカプラの大人の背丈ほどもあるタワーが、印象的だったゆり組、もも組の児が「高いのを作りたい」という提案があり、組み立てていました。
協力をして組み立てる作業は新鮮のようで、年長児のようにやってみたいという気持ちが表れ、とても張り切っていました。届かないと感じ、つま先立ちをする程です。
高く積み上げてホッとすると、半分崩れてしまいましたが、一つの事に皆で協力して向かう姿に、温かいものを感じました。S・A


◆天の川 (そらグループ)

これまでお伝えしているように、来月の七夕に縁日をしたいという子たちがいます。
売りものを作ったり、「天の川を作って、その下で足湯がしたい」という声も上がり、子どもたちも考えた事や、縁日でやってみたい事を伝えてくるようになりました。
その中でも年長女児から「絵の具で天の川を作りたい」という意見が多く出てきます。
そこで、今日はドリッピングという技法を使って天の川を表現してみる事に。
黄色・白・ピンク・赤・青・水色・紫の7色の絵の具を用意し、紺の画用紙の上にパッパッと絵の具を付けた筆を振っていきます。
絵の具が細かい粒となって何色も重なっていき、「すごい」「きれい」「次は何色にしようかな」と目を輝かせます。以前もドリッピングは行った事がある為、筆の振り方もスムーズでした。
年長児は、「天の川は星が集まってるから黄色が多い方がきれいだよ」「赤い色は惑星みたいになるね」「同じ色ばかり使わないで。星に見えなくなっちゃう」等、天の川のイメージを共有しながら取り組んでいる子が多くいました。
その他の子たちはドリッピング自体に夢中で、「いっぱい絵の具が飛ぶね」「ピンクが1番きれい」「色が混ざったよ」と、絵の具が弾け跳ぶ様子や色が付いていく過程を楽しんでいました。
どんな天の川が出来上がるか完成が楽しみです。その後も「まだやりたい」と続ける子が多く、ドリッピングは今後も定期的に楽しめたらと思います。
園庭には出られませんでしたが、お店屋さんごっこをしたり、お絵描きや折り紙のコマ作り、ブロック、ラキュー、子ども同士での絵本の読み聞かせ等、好きな遊びにじっくり取り組んでいました。
O・Y


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