◆5月31日(金)の子どもたち
2019年05月31日 金曜日
◆山ガール登場(つぼみ)

園庭での人気スポットは、保育室を出てすぐに見えるローラーのすべり台。
みんなでそこでひと遊びしてから、他の場所へと繰り出していきます。
そこで、今日は○ちゃんと◇ちゃんを、園庭に出てすぐに、すべり台そばの小さい山へと誘ってみることにしました。
二人とも、嫌がることなくついてきてくれて、○ちゃんは山の下の木に興味を示し、木の間から「ばぁ~!」と嬉しそうな笑顔を保育士に見せてくれ、◇ちゃんは山についている柵に掴まり、砂を蹴って砂埃がたつのを不思議そうに見ていました。
保育士が先に山の上に行き、二人に声を掛けると、○ちゃんはハイハイで、◇ちゃんは柵に掴まって登ろうとしますが、つぼみの子どもたちにとっては急坂のようで、なかなか前に進まないのですが、二人ともとても楽しそうです。
その様子を見ていたのか、近くで遊んでいた△ちゃんも仲間入りし、三人での山登りとなりました。
育子園の山ガールのように、三人が思い思いの方法で一生懸命に山を登ろうと頑張る姿は、とても微笑ましくもあり、頼もしくも感じました。
これから益々動きが活発になり、行動範囲が広がっていく子どもたちの活躍がとても楽しみです。
(E.Y)

◆バナナ(ふじ)
今日は朝の集まりで動物とバナナが出てくる紙芝居を見ました。知ったかぶりをしたサルだけがバナナを食べれないお話ですが、最後に「今度はおさるさんもバナナ食べられるといいね」と子どもたちにお話しして園庭に出ました。
園庭に出ると☆ちゃんは園庭に落ちている白もくれんの実を見つけました。赤く実る前の黄緑色をした実は☆ちゃんにはバナナに見えたようで、数本拾ってふるいの中に入れ園庭に置いてあるサルの置物に食べさせてあげていました。
紙芝居のお話の流れから続きをしている様でした。偶然かもしれませんが☆ちゃんのサルに食べさせてあげたいという優しい気持ちが伝わってきました。
園庭に出るとたくさんの事に出会います。☆ちゃんは白もくれんの実を見つけてサルにあげてみたり、〇くんは幼児組の子が中心となって行われていたミミズの観察の仲間に入れてもらって真剣に見ていたり、◇ちゃんは雨上がりの地面に雨の跡を見つけ指を差して「あめ」と自分の発見を教えてくれました。
幼児組の絵の具遊びも興味津々に見ていました。「葉っぱに描いてごらんと」保育者に葉っぱを手渡せてもらって夢中で葉っぱに色を塗っていきましたが、段々と腕や手にと絵の具を塗って喜んで遊んでいました。色々な出会いの中で自分たちの興味を持ったものに夢中になっている姿を様々な場所で見る事が出来ました。(y.n)


◆消防士たちの消化活動(きく)

今日も園庭に行くと縄跳びを持ち出し、きく組消防団の出動です。縄跳びの端を持って紐をズルズル引きずって行った先は、植木鉢でした。かなり燃えていたようでしたが、みんなで消化しました。次に燃えていたのは保育士だったようで、みんなで保育士を追いかけて消防活動です。なかなか消えない火に何回も「シューシュー」と言いながら追いかけてくる消防士たち、「もう消えた」と言っても消火活動は止まりません。やっと消し終わり、保育士も逃げるのにグッタリでした。そんな消防士たちは、それぞれにホースを引きずりながら園庭のあっちこっちに散らばっていきました。
引きずっていた縄跳びの横にミミズを発見、みんなで座り込んでみていました。ミミズは砂を掛けられたりしているうちに動きだし、縄跳びの横を動いているとHくんが縄跳びを持ち上げ「どうぞ、いいよ」と通してあげようとしていました。アリも引っかかり縄跳びを持ち上げて「どうぞ」と通してあげていました。優しい消防士たちでした。
そんな消防士たちは、縄跳びを保育士に預け、トランポリンをやり始めました。沢山ジャンプして疲れたのか、消火活動に疲れたのか、皆で寝っ転がってちょっと休憩して揺れを楽しんでいました。
きく組の消防士たちの消火活動はいつまで続くのでしょうか。次は何を消しに行くのか楽しみです。 M.K


◆観察 (たんぽぽ)

今日は朝の集まりで『そらまめくんのベット』を読みました。
今度、たんぽぽ組みでも豆を植える予定なので、子どもたちの興味、関心が湧くよう読んでいきました。
最後のページになると「あっ、てんとう虫とありさんがいるー」と見つけた〇くん。
「ありさんいたー」と〇ちゃんたち。
「てんとう虫つかまえたよね」と△くんも思い出したように言っていました。
今日も園庭にいるかな?と楽しみに園庭に行きました。
「先生―きてきてー」と△くん。
△くんの案内で行くと木の幹のところにてんとう虫がくっついていました。
「てんとう虫いたね」と観察がはじまりました。
◇ちゃんの腕にも虫がとまりました。黒くて小さい虫でした。
虫がついているよ。と伝えパッパッとはらうと。
「やだー。お部屋かえりたいよー。」と嫌がる◇ちゃん。
もう虫いないよ。大丈夫だよ。と声を掛けると少しずつ安心して涙もとまりました。
よほど嫌だった◇ちゃん。渡したティッシュで虫がいたところを押さえていました。
虫好きの子がいれば虫が嫌いな子もいます。
ひとりひとりの個性を感じる日々です。
t*s


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絵の具あそび (にじグループ)

日頃から、絵の具遊びがしたいという声があったので、今日は園庭に行く前に絵具遊びをしました。絵具の用意をはじめていると、周りに数人の児が沢山集まってきて、今か今かと心待ちにしていました。赤、黄色、青、緑、オレンジ、ピンク、水色、黒の8色をパレットに用意し、自由に手を伸ばして白い大きな紙に描けるようにしました。
指の腹を使って塗る技法でやってみました。最初は指を替えて色ごとに塗っていましたが、絵の具の感触が面白くなり、手の平に塗って手形スタンプにしたりと自由に表現していました。
園庭では今日も、鬼ごっこをして元気に駆け回る、ひまわり組がいました。広い園庭を走り続け、額に汗をかいて遊んでいました。
ゆり組の◎くんは、ツリーハウスのよじ登り階段に挑戦していました。そこにいたひまわり組の数人の児が、下から手を伸ばして押し上げて少し手伝っていました。
◎くんは「ヤッター」と登れた喜びで一杯の表情で綱渡りにも、ニコニコで挑戦していました。S・A


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地図プロジェクト1 (そらグループ)

今、そらグループで密かに広まりつつあるのが地図作りです。
足湯プロジェクトを機に、年長女児たちが富士山の麓の街並みを空想で描き、その後、年長児を中心に地図や記号調べが始まりました。
様々なマークが記された絵本や地図を見ながら地図を作成しています。
そこで、今日は本5ふれあい公園へ散歩に行き、散歩中に色々な記号を見つけ写真に撮る事にしました。
朝の集まりで共有すると、「撮りたい」「早く行こう」と目を輝かせます。
いつも通っている道も、何が見つかるかな?というワクワクの道に変わります。
「あ、止まれのマークだ」「駐車禁止もあるよ」「これは何だろう?」「止まれのマークってこんなに一杯あったんだね」と散歩中は発見の連続でした。
保育士と共に年長児もシャッターを押してくれました。
公園ではマーク探しをしたり、鬼ごっこ・色鬼・高鬼をしたり、石や木の実探し、ワニごっこと元気に楽しんでいました。
公園内のルールを記したマークも沢山あり、子どもたちの探究心を大いに刺激したようです。
撮った写真がどんなインスピレーションを与えるのかを含め、今後の地図作りの発展を楽しんでいきたいと思います。
O・Y


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