◆5月14日(火)の子どもたち
2019年05月14日 火曜日
◆お手本がいっぱい(つぼみ)

5月の身体測定をしてから、お部屋でのんびりと過ごしました。
測定で機嫌が悪くなってしまった子どもたちですが、しばらくしてふじ組の遊んでいる様子を見て、自然と気持ちもまぎれ、ふじ組のスペースで遊び始めました。
ボールを投げたり転がす様子を見ていた子は、同じボールを手にして、じっと眺めたり指で押してみたりとボールの研究を始めたり、トンネルや肋木をやっている様子を見ていた子は、それを見て同じように真似をしようと身体を動かしていました。
つぼみ組の子どもたちにとって、ふじ組の子どもたちは身近な遊びのお手本です。
色々な遊びや体の動かし方を教えてもらっている様に思います。
ふじ組の子どもたちにとっても、つぼみ組の子どもたちはいい刺激になっているのか、お兄さんお姉さんぶりを沢山発揮して、音楽に合わせて踊っている時も、顔を覗き込んで頭をなでたり、手を取って一緒に踊ったりしてくれます。
この優しさを沢山受けて、人にやさしくすることが身についていくのだと改めて感じました。
私たち大人も、いい刺激、お手本になれるような関わりをしていけたらいいなと思います。
(E.Y)

◆はじめての自由画(ふじ)

今日はあいにくの雨です。部屋でゆっくりと過ごしました。
外で体を動かせない代わりに、音楽を流してダンスタイムを作ってみました。
「わーお!」と「パプリカ」を流すと子ども達はノリノリで踊っていました。中には参加してない児もいましたが、その子なりに友だちのやっている姿を見たり、音楽を聴いたりしながら雰囲気を味わっているようでした。一回、曲が終わると「もういっかい」とおねだりして、またやりたいという気持ちを伝えていました。このような姿も成長の一つに感じます。
子ども達の落ち着きが見られ始めたので、5月の自由画をしてみました。やりたい子どもたちを少しずつ呼び少人数で行いました。
わくわくの子ども達は、意欲的に取り組んでいました。丸をいっぱい描いたり、カラフルに色を使ってみたり、豪快に描いたりと上手に描ける子がたくさんいました。
きらきらの子ども達はわくわくの子の姿を見ながら真似したり、無作為にバーっと描いたりしていました。〇ちゃんは手が汚れるのが嫌なようで少し描いては手を洗いに行っていました。〇ちゃんなりに考えて描いてるんだなと感じました。
ふわふわの子ども達は、描ける子はいましたがお絵かきがあまりよく分かっていないようで、ケースから全部出していじってみたり、口に運んでみたりしていました。
行動や言葉で成長を感じる事がたくさんあると思いますが、今回の自由画を含む作品などでも見てとれると思うので、それを楽しみにしていければなと思いました。(I・K)


◆たまご、おにぎり、そして、ちょうちょのうえには・・・ (きく)

朝のおやつのあと、〇ちゃんが「はらぺこあおむし」を開いて見ています。歌を歌いながら、ページをめくり、とても楽しそうです。それを見た△くんも、おなじ「はらぺこあおむし」を持ってきて、隣に座り、見始めました。なかなか一つの保育室に同じ絵本を2冊用意するのは難しいですが、友達の存在が大きくなってきているからこそ、同じ物を一緒に見るという楽しみ方もできるんだなと思いました。
日中は、身体測定をしたあと、お部屋や廊下で遊びました。お絵描きコーナーも用意しました。初めに興味を持った数人が描き始めました。画面いっぱいになぐり描きをする子、好きな色で描く子など様々ですが、ぐるぐると円を描いたり、丸を描く子が多くなったように思います。
先ほどの絵本と同じで、お友だちに影響を受ける様子があり、見ていて面白いです。一人の子が丸を描き、「ほら見て~。」と言うと、周りの子も丸を描きます。ぐるぐるーと何重にも円を描くと、他の子も「速いよー。」と言いながら、ぐるぐる描きます。
描いたものから自分で連想して、名前をつけることもできるようになってきています。丸を描いた△ちゃんに、保育士が「これはなあに?」と聞くと、「・・・たまご。」とこたえました。すると今度は、周りの子たちがみんな「たまご」「たまご」と言い始めます。
ピンクのクレヨンで描いたものを「ちょうちょだよ。」と言っていた◇ちゃんは、隣で丸を描き「見て~、おにぎり!」と何度も言っていた子につられてしまったのか、そのうち「おにぎり描いたの。」と変わってしまっています。保育士が「あれ?◇ちゃん、ちょうちょ描いたんじゃなかったっけ?」と言うと、少し考えて「ちょうちょのうえにおにぎり。」と言うので、笑ってしまいました。
遊びや生活の中で、友達同士刺激を受け合う姿は保育園ならでは。自分からもたくさん発信して、友達からはたくさん吸収して、のびのびと成長してほしいです。
(T.M)


◆白は描けない?(たんぽぽ)

雨が降り、園庭に出ることができなかったため、室内でゆっくりと過ごしました。
今日は自由画も準備しました。やりたい児から少しずつ椅子に座り、一人ひと箱のクレパスを使います。中には12色のクレパスが。
「きいろだよ」「ぴんくにする」と自分の好きな色を選んで描き始める児もいれば、こだわりなく次々に色を変えカラフルに仕上げる児もいます。
白いクレパスを使い描きはじめた◎ちゃん。白い画用紙だったせいか「しろだとかけないねぇ」とちょっと驚いた様子。何度も描いてみますが見えないようです。結局、違う色に変えて描いていました。
様々な色を理解している児も多くいます。
「みどり」「おれんじ」「これはみずいろだよ」と12色の色を次々に答えていきます。
「何を描いたの?」の問いに、「アンパンマン」と答える児も多数。
ただ描くことが楽しい児もいれば、何を描こうか考えながら描く児もいたり、
自由画ひとつでも様々な子供の姿があることが分かります。
自分たちが楽しんでいる遊びに夢中で「今日は描かない」と選択した児もいました。
自分たちで気持ちを伝えられることも成長です。また、別の機会に誘ってみたいと思います。
たんぽぽの部屋でのんびりした後は、廊下・きくの部屋も開放し巧技台からのジャンプ、ロフトなどで体も動かしていきました。
外は少し肌寒いはずが汗をかく児もいるほど、発散できたようです。(M.C)


◆やってみる (うみグループ)

今日は、看護学生さんがうみグループに来て下さいました。
お姉さんお兄さん先生が大好きな子どもたち。朝の会でも椅子ではなくお姉さん先生の膝の上に座り甘えていました。ロフトのアイス屋さんを紹介したり、ブロックや絵本を読んでもらったりと沢山遊んでもらい嬉しそうな子どもたちです。
今日はあいにくの天気ですが、電車遊びやチビブロック、LaQなど遊びを見つけて遊んでいました。保育士が持ってきた千代紙を使って花くす玉を作る年長児。ところどころ保育士に作り方を教わりながら丁寧に作っていました。年長児の丁寧な作業のおかげであっという間に完成。うみグループのお部屋に飾る予定です。一緒に作っていた年中の○ちゃんと☆ちゃんは余った花のパーツをもらい嬉しそうにロッカーにしまいに行っていました。
一方では、クレパスを使ってひっかき絵もしました。画用紙にクレパスで色んな色を塗っていき、最後に黒色で仕上げをし、爪楊枝で引っ掻きながら絵を描いていきます。年長児は「これママにあげよう」とやる気満々。年少児も「やりたい」と何人か挑戦。ですが、色を塗ると段々手も疲れてくるひっかき絵。「疲れた」「手伝って」と弱音を吐きつつも最後まで頑張りました。
「ベランダに行きたい」「園庭行ける?」と外遊びもしたかった児もいたので少しだけ音楽を流して身体も動かしました。室内でも好きな遊びを見つけて遊べるように子どもたちの声を聴きながら環境を整えていきたいと思います。(O.Y)


◆自分を表現する (にじグループ)

今日は朝からあいにくの雨なので、昨日子ども達からリクエストに上がった絵具遊びをしました。絵具と白い大きな紙を用意すると、「わーい」と嬉しそうに集まって綿棒を使って絵具遊びを始めました。綿棒を筆にして色を塗る技法です。
頭を突き合わせて、それぞれ好きな文字や、絵を描いて会話も盛り上がっていました。
仮面ライダーの角、果物、虹の絵、数字、色彩り彩りの綺麗な絵が完成していき、お絵描きが満足すると、自分の手の平に塗っていき友達同士で見せ合いっこをして、違う遊び方にも繋がっていきました。綿棒で塗るのがくすぐったいような、感覚も同時に楽しいようです。
絵の具遊び以外にも、昨日から引き続いて、自分の衣装を作ってみたり、毛糸でイヤリングを作って、可愛く着飾って変装している女児が多かったです。可愛く変身していくのは、とても、生き生きとして楽しそうでした。
自然と仕草も女の子を意識した行動になっていて、とても微笑ましく見えました。
これからも自分を表現できる遊びが出来るようにしていきたいです。S・A


◆感じるままに (そらグループ)

今日も、昨日の続きのアイスクリーム作りやお店屋さんごっこをしたいと伝えてくる子が多くいました。
「お風呂上りにジュースやアイスクリームがあれば嬉しいよね」と子どもたち。
「また足湯やりたい」と意欲を見せ、足湯開催に向けて必要なものが何かを話し合ったり作っている子もいれば、アイスクリーム作りやお店屋さんごっこ自体を楽しんでいる子がいます。
色水では、「イチゴジュースを作るんだ。ピンクっぽい赤にする」と、自分で作りたいものをイメージして取り組む子や、色の変化が楽しくてジュースではなく何度も色水実験を繰り返す子がおり、どの遊びでもそれぞれ自分が楽しいと感じる事に夢中で取り組んでいました。
それぞれがそれぞれの遊び方で楽しんだ結果、ジュースやアイスが増え、「これ足湯の時に使ってもいい?」「いいよ」「ならもっと作ろう」と、同じ目的に達する事も。
去年度描いた富士山の絵を、新たに描いて付け足したいという年長女児もいます。
年少組は初となる足湯『そらの湯』ですが、子どもたちの意欲が高まっている今、開催が益々楽しみになりました。
広いゾーンを使って鉄棒や跳び箱も行い、最後は男性保育士が抱きかかえているマットに向かい、跳び箱からのジャンプに挑戦。最初はこわごは跳び移っていた子たちも、感覚を掴むと勢いよくジャンプし、まだこわいと感じる子はそっと飛び移ったりと、自分で感るままに遊びを展開する姿が様々なゾーンで見られた1日でした。
O・Y


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