◆5月13日(月)の子どもたち
2019年05月13日 月曜日
◆色々な姿(つぼみ)

風の心地よさを感じているのか子どもたちの心も穏やかに一日がスタートしました。保育士に抱かれたり、膝の上で安心している様子が伺えています。
連絡帳を読むとお休み中に『一人で立つようになりました』『ハイハイより歩く事が増えました』『寝返りが上手になりました』と子どもたちの新たな姿を垣間見る事ができ、その言葉通り子どもたちはその姿を沢山見せてくれました。歩くようになった〇くんは始めは保育士と手を繋いで園庭を散策し、段々と気持ちも乗ってきたようで保育士から離れて小門までよちよちと自分のペースを保って歩き、歩く事が楽しいのか嬉しそうな様子が沢山見られました。ほんのわずかな休みの間にこんなにも成長するのだと改めて驚かされました。
また、園庭でお水を飲んでいるふじぐみの子どもたちの姿を見た△くんと◇ちゃんが『ぼくも!』『わたしも!』と手を伸ばしました。さっそく二人には水の入ったプリンカップを口元に持って行くと『ちがうちがう』と首を振ってプリンカップに手を伸ばします。自分で持ちたいという気持ちが十分に伝わってきました。2人の手元に持って行くとしっかり掴んで自分たちで飲み始めました。ジャージャーと水はこぼれますが二人は自分で持っている事に満足しているようで、周りを見て自分も!という気持ちが芽生えている姿が嬉しく感じました。
午前睡していた子どもたちも順番に起きてきました。午前睡すると心も体もスッキリする子が多く、遊びに気持ちが入りやすくなり『あーうー』と言葉を発してみたり、目の前にある玩具に手を伸ばしたりとゆったりとした時間が流れています。最近は子ども同士がくっつき合ったり側に寄るといった触れ合いも見られ、子どもたちのペースで園生活を楽しみ始めている様に感じています。
K・E


◆遊びの発見 みんなで楽しむ(ふじ)

お休み明け、親御さんとのお別れ時はまだまだ泣いてしまいますが、みんな元気に登園し安心するとそれぞれ遊び始めるようになりました。
朝のおやつのあとはミッキー体操をし、紙芝居を見ます。体操が終わると何か始まるぞーと保育士の側に集まってきて、お~はなしと手遊びしながら歌を歌い、保育士の真似をしています。今
日は〇ちゃんが、絵本を自分で持って来て、絵本を開いたり揺らしたり、お話が終わると、さっさっと絵本をしまいに行ったり。手遊びだけでなく、読み聞かせも真似をしていたようです。
園庭で遊びました。いつものように砂場に集まって遊ぶ中、今日はプールの裏へ連なっていく姿が見えました。追跡していると、他の子も何人かついてきました。裏に着くと、なぜかそこでジャンプが始まり、あ、あ、とジャンプに合わせて声も出してきました。
音に敏感な△くんもいて、どうもその声が響いているのが楽しいのか、ジャンプを続けて楽しいんでいました。裏へ行ったりプールを一周してまた戻ってきたり、みんなでくっついて楽しみを共有いているかのようでした。
園生活にも慣れてきて、今度は色々発見をしながら遊びを楽しむ姿がたくさん見られそうです。(T.Y)


◆優しさにふれて(きく)

昨日は母の日。お便り帳にもその日の様子を描いてくださった方もいらっしゃいましたが、朝の集まりで子どもたちに聞いてみました。
「昨日は母の日っていって、ママにありがとうをする日だったのよ。みんなは何かしたの?」と尋ねてみると、「お花あげたよ」「パパと一緒に買ったんだ」「バナナ買ったよ」(?)などなど・・・。みんなそれぞれ話してくれました。
聞かれたことに答えてくれることに、成長を感じます。みんなおしゃべりが上手になり、おうちでの出来事を話したくて目をキラキラさせて話してくれて、朝の集まりが終わらない程でした。
今日は天気も良いので園庭で遊びました。
それぞれにしたいことを考えながら、園庭へと向かっているようでした。
ウォールクライミングに向かっていった〇ちゃん。一足先に登れた△くんを見て、自分もと頑張っています。途中まで行くものの、踏ん張る力が限界になり断念しました。悔しくて悔しくて涙が出てしまいました。そんな〇ちゃんに気付いた周りの子が頭を撫でてくれていました。
こちらでは、朝からちょっぴり元気のない□くんに、そっと手を引いてあげて、虫探しや園庭中を散策している◎ちゃんの姿がありました。いつもは別々の遊びをしているのですが、今日は□くんの元気の無さに気付いて、そっと寄り添ってあげる◎ちゃんの優しさが、見ていて嬉しくなりました。
今日はそんな寄り添う姿をいくつも見て、子どもたちのその優しさに心がほっこりする一日でした。
砂場では、何やら集まっていました。
☆くんが新幹線の玩具を置いて、砂を掛けています。何の遊びかな?と見ていると、砂に隠れた玩具の砂をさっと払って「あ、(新幹線)いた!」と喜んでいます。その宝探しのような遊びが面白そうでみんなも同じように玩具を隠し始めました。
「あった!」「ここだよ」「みてみてー」と会話をやり取りしながら宝探しごっこを楽しんでいました。
「楽しそう」と思ったことを共有できる子どもたち。素直な子どもたちの姿がとても愛おしく感じた一コマでした。
I・Y


◆やってみたいからやるまでのプロセス(たんぽぽ)

今日も朝から元気いっぱいの子どもたち。天気が良いので「早く園庭に行きたい」とソワソワしているように感じられます。
「園庭に行ったら何して遊ぼうか?」と聞いてみたところ、「太鼓橋」「(ウォール)クライミング」などの言葉が数人から聞かれました。
靴を履き園庭に出ていくとコンビネーションの太鼓橋登りの前に列になり、順番待ちの子たちが集まってきます。
一人で登れる子たちは、「見てて(一人で)出来るよ」と伝えてくれ、手伝ってほしい子たちは、「手伝って」と言ってきます。
しっかり、言葉やしぐさで伝えます。
登りきるとつり橋を渡り、ローラーすべり台で滑ってくる子がほぼですが、〇くんは、太鼓橋をのぼると一段上がったところから飛び降りようと進んでくると「先生、見て」という声がしてきました。
その場から降りてみようという意思表明です。
手すりにつかまりつま先を出しながら、じわりじわりと進もうとしています。
しかし、もう一歩が出ず飛ぶことは断念します。
どうするか見守っていると向きを変え後ろ向きになると足から再び降りてみようとチャレンジします。
その姿を見ていた△ちゃんが後ろ向きになった〇くんに何やら話しかけ応援しているかのようです。
声を掛けられた〇くんは、勇気を出し進もうとするもやはり怖くなるのかストップしてしまいます。
日頃、幼児組の子たちが飛んでいく姿をよく見ている〇くん。
同じようにやってみたいけど、やっぱり怖いという葛藤をしているようで、見守る保育者に目で「やってみるよ。でも怖いんだ。やってみたいよ」と様々な向きに変えながら一歩、二歩と進もうと高さがある中、葛藤しつつも勇気を出す姿に成長を感じます。
この繰り返しをしていると「やってみよう」と思えたときにしゃがむと足からそっと飛び降りることができました。
とっても嬉しそうな〇くん。自信がついたようでその後もチャレンジしていました。
その姿に惹かれた子たちがあつまり、同じようにやってみようという子が出てきましたが飛び降りる子は、〇くんのみでした。
日々の中での憧れが原動力になりすんなりできなくても自分のタイミングで行う姿から遊ぶ意欲が高まり、自信を付けていくように感じられます。
〇くんの姿は、とても魅力的で満足そうな笑顔を見せていいました。
他の子たちにも沢山の刺激を与えてくれました。
また、歩いて園庭内の探索を楽しむようになった◇くん。歩ける距離も長くなり楽しんでいます。
そんな中、1階保育室前の傾斜のあるところに向かってきたので保育者が先回りをして上から声を掛けてみました。
ためらうことなく手すりにつかまり◇くんは、傾斜のある滑りやすい道を一歩一歩と前に進んできました。
大きな成長でした。
これからもこのように出来るまでのプロセスを一緒に体験していきたいと思える姿でした。
(N.Y)

◆ありのままの (うみグループ)

今日はベランダと園庭に出て遊びました。
午前中は室内にいる子どもが少なく、子ども達は室内にいる時間も短かったように感じます。
友達と会えた嬉しさと、思いっきり遊べる空間などの子どもを取り巻く保育園環境が子どものありのままの姿を生み出してくれます。
週明けは子ども達との会話が楽しみです。
朝から何やら家から持ってきたマイバッグをゴソゴソ漁る子どもがいました。
「これお神輿の鈴に使えるんじゃないかなと思って持ってきたよ」
と子どもが言います。
ガチャガチャのケースでした。
あくまでも想像ではありますが、休日に家族と園での話をし、今何に興味を持っているのか、その遊びの発展について共有したり相談した結果だと思います。
「この中に何か入れて音を鳴らせばいいんじゃないかと思う。まだ沢山あるけど。」
と嬉しそうにしておりました。
家庭での会話など、必ずしもその様な事が鍵ではないこともありますが子ども達の興味を拾って家庭と園でそれを形にしていくスタイルは続けて行きたい思いと広めていきたい思いがあります。
今後とも宜しくお願い致します。
k★y


◆やりたいこと(にじグループ)

朝の集まりで日本地図のクイズをしました。今日は東北地方のクイズをしましたが、県の形だけでもすぐに「○○県」と答え、「○○県は~が有名だよ」とその後のクイズの答えまで言われてしまいました。
そして「東北地方は6県だよ!」と日本地図に詳しい年長児の★くんが青森県から福島県まで教えてくれました。子ども達と一緒に少しずつ日本を知っていけたらいいなと思います。
「今までやったことのないことで何かやりたいことがある人はいますか?」と子ども達に問いかけると、年長児中心にたくさんの手があがりました。
・プリキュアの家をつくりたい
・プリキュアの洋服をつくりたい
・街をつくりたい
・恐竜映画をもっと楽しくしたい
・影を使って映画をつくりたい
・葉っぱや自然のものを使って髪飾りをつくりたいetc…
たくさんのやりたいことがあがってきました。
集まりが終わるとすぐに「プリキュアのお家をつくろう!」と女児たちが盛り上がっていたので、素材を提供すると、洋服づくりがはじまりました。どんどん広がり、男児たちも変身用の衣装を作りはじめました。
じっくり集中して作る年長児。友だち同士で話し合いながらおそろいの衣装を作る年中児。年長児・年中児の様子を見ながら、ハサミを慎重に動かす年少児。それぞれ黙々と作っています。年長児は年中児・年少児に「大丈夫?」「これつけてあげようか?」「お姉さんと同じにする?」と声をかけ、自分の衣装よりも気になっているようでした。
完成すると「あ、お家つくるんだった…」とお家づくりを思い出したようで、おやつが終わったら作ろうと子ども達同士で話していました。「音楽を流して欲しい」と言う子がいたのでいつもダンスをしている音楽を流すと、衣装を身に着けているせいかいつもよりもなりきってダンスをしているように思えました。
子ども達のやりたいことをたくさんできるように環境を整えていきたいと思います。
K.Y

◆お店屋さん (そらグループ)

先週の金曜日、ジュース作りを行いました。
登園すると早速ジュース屋が始まりました。
他にアイス作り、ケーキ作りも始まっています。金曜日の午睡時間、折り紙で折る子どもたちの姿がありました。
集まりでは昨日の母の日のエピソードを話してもらいました。
お父さんがお母さんへプレゼントあげていたことや、ケーキを食べたこと、お手紙をあげたこと、神奈川に行ったなどの話を発表してもらいました。
様々な感謝の伝え方が見受けられます。
またお店屋がいくつかある話もしました。
率先して商品を作る子どもたちを店員となってもらい、集まりを終えました。
すぐにアイス屋の店員をするゆり組の子どもたちは動きます。
アイスの絵を描き、その形に切り、お店の看板を作ります。
お客が注文する際の表はもも組の女児に塗ってもらい完成しました。
「おきゃくさーん」と声を出す店員。
園庭の時間になっていたため、子どもたちの姿は少なくなっていました。
「園庭いこうか」とお店は一旦閉店し、みんなで園庭へ向かいました。
午後からまたオープンする予定です。
園庭では砂場遊びからお店ごっこをする女児の姿やかくれんぼをして遊びました。
保育室の生き物も元気です。
登園するとすぐに蓋を開けてコクワガタ、カブトムシの幼虫を探してみたり、金魚やメダカにも餌をあげます。
土がサラサラと乾いている状態になっていたため霧吹きをしました。
子どもたちは園に来るとたくさんやらなくてはいけないことに追われているかのように遊びをすることも飼育することも取り組むことには真剣です。
(a.y)


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