◆5月8日(水)の子どもたち
2019年05月08日 水曜日
◆みんなで朝の集まり(つぼみ)

おやつを食べてちょっと一息ついた頃、気付けば子どもたちが集まって来ていたので朝の集まりをやってみました。「グーチョキパーでグーチョキパーで・・・」と手遊びが始まると聞こえてくるメロディーと手の動きに何かやっているなぁと不思議な顔を浮かべています。聞いたことのあるメロディーだったのか手をぶらんぶらんと動かす姿も少しですが見られました。
その後読んだ『だるまさんが・・・』の絵本のだるまさんと一緒に読み手の保育士も体を揺らします。だるまさんを見てくれているのか一緒に動いている保育士を見ているのかは定かではありませんがよく見てくれていた子どもたちです。釘付けになってじーっと見ている様子が微笑ましく思えました。
まだまだ子どもたちには余裕が見られていたので思い切って一人ずつ名前も読んでみましたが、それぞれ何かしらの反応を示してくれました。『〇ちゃーん(くーん)』と呼ぶと振り向いたり目を合わせたり、他にはじーっと見つめ返したりと自分の名前が呼ばれている事が分かっていた様です。△ちゃんは嬉しそうに両手を伸ばして返事をしてくれ、みんなで拍手すると嬉しそうな笑顔を浮かべていました。
新しい姿や新しい時間の楽しみ方が見られた日でした。朝の集まりの時間に気持ちよさそうに眠っていた子もいたのでまた、朝の集まりや新たな事にチャレンジしてみんなで楽しみたいと思います。
K・E

◆地下鉄の車庫チームと園庭チーム(ふじ)

朝のミッキー体操が上手になってきました。
雲ひとつない快晴の今日は地下鉄を見に行くこと園庭で遊ぶ子で分かれて遊びました。
まだ園生活に慣れていない〇ちゃん。立ちタイプの散歩カーに乗っても座り込んで周りの景色をみようとはせず「うー」と泣き声を響かせていました。バス来たよ、トラックがいたねの保育士の掛け声にも反応せずだったのですが、地下鉄車庫に付き電車が停まっているのを伝えると立ち上がり泣くのをやめ、真剣に電車を見始めました。電車いたね、みえた?の声かけに「うん」と頷き指さしや手をふり楽しむことが出来ました。
地下鉄車庫から園庭に戻ってきても時々思い出したようにうーとなりましたが泣かずに遊ぶことができていました。
進級児の◇ちゃんは去年から電車のぷしゅーの音に驚いて少し苦手意識があるようで散歩カーの影に隠れてながら怖いもの見たさで覗いていました。今回は電車の音が優しかったこともあったのか苦笑いの表情をみせていました。少しずつ慣れてきたのかもしれません。
ぽかぽか陽気で散歩カーの中でウトウトする子の姿もあり楽しいお出かけになりました。
園庭遊びの子どもたちは砂場遊び、花壇に興味を持ち、花を触り感触を感じ楽しんだりと園庭遊びにも慣れて来ていて自分たちで遊びを見つけて楽しむ姿も見られてきています。
(K☆H)


◆おめでとー(きく)

今日も18名全員出席のきく組。朝から元気いっぱいです。
朝のおやつが終わると、コーナーごとで、それぞれ遊びたいものを選んで遊んでいました。電車コーナーでは、昨日長くつなげた線路で遊ぶ楽しさを覚えていた子どもたちが集まっていました。それぞれつなげた線路を「ここ、(つなげて)いい?」と相手の気持ちを確認してからつなげている〇くんの姿に驚きました。今日も長くつなげてみんなで電車を走らせ、楽しい時間を過ごしていました。
今日は5月の誕生会です。
きく組では2人の誕生児がいます。「今日は3歳になったお友だちをお祝いするよ。誰かな?」と尋ねてみると、意外にも「△ちゃん!」との答えが返ってきました。正解です。△ちゃんも3歳になることを楽しみにしてきたので解ったようです。「◇くんも3歳になるんだよ」と話すと、◇くんははにかみながらちょっぴり笑顔を浮かべていました。
きく・たんぽぽ組みんなで集まる前にちょっぴり練習。「おーめでとー・・・」と歌ってもらった後、インタビューもしてみました。「何歳になりましたか?」二人とも指で「3」を作りますが、みんなの視線が集まって恥ずかしそうでした。本番はどうなるのでしょうか?
きく・たんぽぽ組が集まって、誕生会の始まりです。
大勢の前で、紹介されて緊張気味の2人。
でもドキドキしながらも、みんなにお祝いの歌を歌ってもらいました。「何歳になりましたか?」のインタビューに指で「3」の形で答えていました。2人ともよく頑張りました。みんなにお祝いされ、プレゼントももらって、嬉しそうでした。
まだ2歳の子どもたちも、大きくなることを楽しみにしていました。
お祝いした後は、子どもたちの大好きな「はらぺこあおむし」のお話を見ました。歌を完璧に覚えている△ちゃん。元気いっぱい一緒に歌ってくれました。
その後、園庭へ出ると、さっきのちょうちょがいないか気になっていた△ちゃん。「ちょうちょさーん」と呼びかけては探してみました。
あっちへ行って、こっちへ行って・・・。
ずっと探していると、ちょうちょを発見することが出来ました。
「あ!」という間に飛んで行ってしまうちょうちょ。でも見つけられた事に満足できた△ちゃん。お友だちと次の遊びへと飛び立っていきました。
他にも、鉄棒をぶら下がったり、太鼓橋やウォールクライミングに挑戦したり、虫探しをしたり・・・。楽しいことを見つけて、たくましい姿がたくさん見られました。
I・Y


◆それぞれがそれぞれの楽しみ方を見つけて過ごします。(たんぽぽ)

今日は、5月生まれの誕生会。たんぽぽ組は、いませんがきく組の誕生児をみんなでお祝いしました。
元気いっぱいの歌でお祝いする子どもたち。誕生会の雰囲気を楽しむ姿を見せてくれます。
歌を歌ったり、質問を受ける姿を見たりと「次は、〇の番」と誕生日をお祝いしてもらえることを心待ちする発言があちらこちらから聞かれました。
お楽しみの一つとして今回は、誕生会のアトラクションは、子どもたちになじみ深い「はらぺこあおむし」の歌付きの型絵本を見ました。
何度も見ているので歌詞も内容もよくわかっているからか曲に合わせ可愛らしい歌声が聞こえます。
その歌声に合わせ身体を揺らし手をたたきリズムをとる子たちもおり、思い思いに「はらぺこあおむし」の世界を楽しんでいました。
その後は、天気がよかったので園庭に出て遊びました。
好きな遊びを楽しむ子どもたちでしたが、築山で遊んでいた子が転んでしまい、泣いていると側にいた△ちゃんが保育士の所に来て「◇くんがえ~んって泣いてる。痛いって」と友だちが困っていることを教えてくれました。
一緒に◇くんの所に行くと友だちが困っていることが伝わり、ほっとした様子の△ちゃん。
△ちゃんの優しさに助けてもらいました。
安心した△ちゃんは、好きな遊びを見つけて行ってしまいました。
また、大門前のトンネルすべり台の脇に雑草の花が咲いているのを見つけた子たちが切り株の上に立っていたので「何をしているの?」と保育士に聞かれると「お花の中に入ってみたの」という返事が返ってきました。
自分の中にあるイメージをしっかり伝えることができる☆ちゃん。その姿に惹かれた子たちが集まり、写真タイムが始まりました。
楽しいことをしていることを見つけるアンテナは、感度良好です。
今日もたくさんの刺激を受けてのびのびと遊んだ子どもたち。
子どもたちの世界は、日々広がりつつあるようです。
(N.Y)


◆虫は耳が聞こえる (うみグループ)
今日は誕生会でした。
子ども達は誕生児をお祝いし、アトラクションを見て楽しい時間を過ごしていました。
誕生児は参加した子ども達にお祝いをしてもらい、少し恥じらいながらもお礼を言ったり質問に答えていました。
もも組の子ども達にとっては初めての事なのでやや緊張気味ではありましたが、堂々としている印象でした。
その後は園庭と室内に分かれて過ごしています。
室内では机上遊びや、電車遊びなど黙々と行っています。
園庭ではお神輿を運び、ひとまずお神輿をウッドデッキに置いて鬼ごっこをし帰る時にお神輿を運ぶという工程です。
どんな意味があるのか、何を楽しんでいるのか、満足している部分と満たされていない部分を子ども達の中から見出していきたいと思います。
畑にも行きました。
耕す事を楽しみにしていた子ども達と見に行くと、畑には畝ができていました。
「先生、綺麗になってる。だから、いっか。」と階段を降りる◯君がいました。
つまらない、不満だという気持ちではなく、綺麗になっていて安心したという様子を見て感心しました。
今までの畑を耕すという行動、活動の中にしっかり意味を見出していた◯君に感動しています。
「先生、もう令和だよ」
「あぁ、僕は歳なんて取りたくないなぁ」
子ども達はふとした瞬間に呟きを聞かせてくれます。
園庭でダンゴムシを見つけた子ども達がいました。
丸まったまま動かないダンゴムシを見て「おーい!起きろー!」四人が四方を囲み叫び続けた後「おかしいね。こんなに大声で言ってんのに起きないよ。うるさくないのかな。」と笑っていました。
k★y


◆生き物(にじグループ)

今日は5月の誕生会がありました。昨日の帰りの集まりで誕生会があることを伝えると「あれ?明日ぼくの誕生日だっけ?」「●ちゃんも誕生日?」と誕生会を楽しみにしていました。
にじグループは朝の集まりをホールでおこない、いつもとは違う朝の始まりでした。いつもと同じように朝の集まりをし、誕生会の練習をしました。どんな姿勢で聞いたら良いか、1列できれいに並べているか、どんな座り方が良いか、みんなで考えました
。年長児がきれいに1列に並ぶと、年長児の姿を見て年中児・年少児も列を整えます。5月は誕生児が多かったため、いつもより長い時間の誕生会でしたが、最後まで誕生児をお祝いする姿勢はとても立派に感じました。
園庭に行く時間は少し遅くなってしまいましたが、園庭に出ると年長児は鬼決めをして氷おにをはじめ、年中児・年少児は虫探しをしたり、弟・妹のところに駆け寄っていったり、それぞれすぐに遊びに向かいました。最近は暖かくなってきたため、虫探しがブームの子が多く、アリやミミズ、ダンゴ虫を中心にたくさんの虫を見つけています。
片付けの時間になると、日向にあるレンガの上にミミズがにょろにょろとたくさんいました。「ミミズ大丈夫かなー」と保育士がつぶやくと「あれじゃあ死んじゃうよ。」と年長児の○くん。ミミズをレンガの上に置いた★くんも近くで見ていましたが「ミミズは僕が土の中のお家にかえしておくから★くんはお部屋に帰っていいよ」と○くんに言われると、土の中に帰っていくミミズをじっと見つめていました。
最後に「ごめんね」とミミズを見ながら小さな声でつぶやき、★くんはお部屋に戻りました。虫が大好きな子ども達ですが、虫も人間と同じように生きていることや、住み心地の良い場所があること、大切にしなければいけないことなど、命の大切さを伝えていけらいいなと思います。
K.Y


◆子ども同士の学び(そらグループ)

今日は、5月の誕生会がありました。
そらグループの誕生児は8名。年少の〇〇くんと△△ちゃんは、初めてホールでお祝いされます。
初めての体験を前に少し緊張した様子もありましたが、朝の集まりの最後に周りの子が「〇〇くんがんばってね」「△△ちゃん大丈夫だよ」などと優しく声をかけてくれたため、落ち着いた様子でホールに向かうことができました。
誕生会では「おーめでとう」「〇〇くーん」など、お祝いをする子どもたちの温かく元気な声が広がっていました。
その声援にこたえるかのよう、お祝いされた子も「ありがとうございました」と、立派に感謝の気持ちを伝えていました。
今日の誕生会、そして誕生会までの過程を通し、改めて子どもは、自らの経験や子ども同士の関わりを通し、感謝の気持ちや他を思いやる気持ち等を培っていくのだなと感じさせていただきました。
大人が見本を示すこと、アプローチをかけることも大切ですが、子ども同士学びあえる、成長しあえる環境を保障できるよう、子どもとの距離感を大切にしていきたいです。
(T.N)

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