おもしろそうにおよいでる
2019年04月22日 月曜日
5月の子どもの日を前にして、4月19日から育子園の園庭で五匹の鯉が泳いでいます。真鯉と緋鯉と子鯉が泳いでいます。
一番大きい黒の真鯉がお父さん、赤の緋鯉がお母さん、青い子鯉が子どもたちです.育子園は子どもたちがたくさんいるからでしょうか、子鯉が三匹います。
黒色の真鯉のお父さんは、大きく堂々としている感じがします。黒色は水を表し、生命の源ということです。赤色は火、知恵を表し子どもをたくましく育てるという意味です。子鯉の青はすくすく育つ木を表しているということす。
こいのぼりには「男の子が立派に成長してほしい」という願いが込められています。小学校低学年の時に教えてもらった歌が「やねよりたかいこいのぼり~」でした。最後のフレーズは「おもしろそうにおよいでる~」です。「おもしろそうにおよいでる~」というように見えるのが子どもの目線なのでしょう。一生懸命に泳いでいる、とか頑張って泳いでいるとかではなく、今がおもしろく、今がたのしく生きているのが子どもなのだと思います。
子どもが遊び込むときはおもしろいと感じているときです。保育者が関わることによってその面白いことが発展していくのです。次の遊びに展開していくのです。保育者の目線はいつもあたたかく子どもたちを見ています。
園長 田中基之
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