1年の絆
2019年04月19日 金曜日
先日1歳児のA君が園庭で転んでしまいました。けがをした様子はありませんが、転んだことを泣きながら周囲に訴えています。するとそばにいた同じ1歳児のB君が駆け寄り、一生懸命A君の手を引っ張り立たせようとしていました。
子どもたちは幼いころから相手の気持ちに共感したり、慰めようとする姿を見せてくれます。周囲の大人が関わり方の見本を見せることで子どもたちは対人的な場面で適切な行動や声掛けを身に着けていくことができます。
人間関係の中で人への思いやりや優しさはとても大切です。子どもたちに、そんな心を育んでもらえるよう、まずは私が心掛け、子どもたちのお手本にならなければいけないといつも思います。
その後、転んだA君の泣き声を聞きつけ数人の1歳児が集結。みんなでA君を立たせようとしたり、頭をなでて慰めていました。そこに集まっていたのは0歳児から一緒に進級したクラスメイトたち・・・。1年間の絆の深さも感じ心が温かくなりました。
保育主任
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