4月1日
2019年04月01日 月曜日
桜の花が咲きほこる4月1日、今日は平成31年次の新入園児の初登園日です。
当園では0歳児から5歳児まで43名の新園児を迎え、「入園おめでとう会」を行わせていただきました。
特に乳幼児にとっては重大な出来事の始まりの日です。
慣れ保育の期間は保護者の方が一緒になって園で過ごすので、子どもも安心しています。間もなくするとこの慣れ保育期間が過ぎ、子どもだけの園生活、保護者と離れての生活が始まります。
この日から登園する朝は、保育園が近くなると泣き出す子もいます。そして、保護者が保育室から離れる時が子どもにとって試練のときです。保護者の姿が見えなくなっても“もどってきてほしい”との願いを込めてあらん限りの声で泣いています。また、この時が保護者にとっても切ないときです。
かつて、三女のお産で妻が入院し長女と次女を保育園に預けたときがありました。私が二人の手を引いて保育園まで連れて行きました。保育士さんに預け、離れるときの二人の大合唱を思い出します。
初めて子どもを預けていく保護者の方に、保育者がかけている言葉を注意して聴くと、「お母さん、大丈夫ですよ、私たちに任せてください!」「○○ちゃんと楽しく遊んで待ってますよ!」「安心してお仕事に行ってきてください!」とお父さん、お母さん、保護者の方が安心するように関わっています。
子どもの安心は、まず大人が安心することが大事なことと教えていただいています。
おとなも子どももホッとできるような朝の出会い、言葉がけを一層心がけていきます。
園長 田中
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