一心に気持ちを受け止めて・・・
2019年04月26日 金曜日
0歳児、1歳児の慣れ保育中は、涙を流し抱っこを求めたり、『抱っこされたくない』と拒否したり、指をさしてママの方へ行きたいと訴えたり、給食なんか食べたくないと手でお皿を押しのけたり、全身を使って気持ちを表現していました。
言葉は一切発していなくても、子どもたちの気持ちが手に取るようにわかります。保育者たちは一心にその気持ちを受け止め、「悲しいね」「寂しいね」「抱っこしてほしいの?」と共感し続けていました。愛着関係を形成していくための一歩です。
子どもの欲求に丁寧に応答すること。肌に触れスキンシップを取ること。そして、子どもの自由な探索行動を保障すること。この3つにより、子どもたちは無条件に愛されていることを理解し、自己肯定感を育んでいきます。
職員たちの様子を見ていると、この重要な役割を十分に自覚し、日々子どもたちに関わっていることが分かります。それと共に、たくさんの泣き声の中でも、笑顔を忘れず過ごしていました。間もなく入園してから1ヶ月。新入園の子どもたちも、大分環境に慣れ、周囲に目を向け遊ぶ姿がたくさん見られるようになりました。
保育主任
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