◆4月25日(木)の子どもたち
2019年04月25日 木曜日
◆初めてのさんぽ(つぼみ)

朝のおやつが思いのほか早く終わり、子ども達からもゆったりとした表情が伺えたので昨日のリベンジという事で今日は初めての散歩に出掛けました。帽子と靴下の準備はバッチリです。散歩前の点呼やみ仏様へのご挨拶も初めてで、沢山の初めてを経験しました。
目に入って来るものは車や人。動く車に指さして反応を示したりじっと見つめてみたりとそれぞれの楽しみ方で楽しんでいました。向かい合って座っているお友だちの存在に気付いて顔を覗き込んだり触ってみようとしたりと散歩カーの中では子ども達の関わりが繰り広げられていました。
園をぐるっと一周して戻ると午前睡していた子どもたちも目を覚ましていたので園庭で一緒に遊びました。一ヶ月過ごした園庭は心なしか安心するようで地面に降り立つと様々な場所へ動き出して行きました。幼児組の子ども達がさやえんどうの収穫をしている群れに混ざろうと向かったり、最近お気に入りの場所の砂場の横の山を登ってみたり。また、マットの上でのんびり座って過ごしてみたりと子ども達の行動も広がってきたように感じます。
次の散歩はいつになるでしょうか。12人全員で散歩に行ける日が待ち遠しいです。
K・E


◆木陰の下は安心地帯(ふじ)

今日は朝からどんよりとした曇りでしたが空部屋から見ていると日差しが射してきて明るくなってきました。おひさま広場で紙芝居を見てから園庭に出て遊びました。
園庭に出ると砂場や滑り台で遊び始めました。砂場は昨日の雨で色が黒くなっています。固そうだったので保育士が大きなスコップで掘り返していると、わくわくの〇くんやきらきらの☆くんが真似をして自分たちもシャベルを持って来て砂を掘っていました。
まだ不安で部屋の中では泣いていた◇ちゃんも外に出てしばらくすると植木鉢の緑の葉っぱが気になったようで引っ張って遊んでいました。とても楽しかったようで自然に笑顔が出てきました。
昨日の雨で門の所に小さな水たまりも出来ていました。その中に入ってパシャパシャと水たまりの水を鳴らして元気に遊んでいました。段々と空模様が怪しくなり肌で感じるくらいの細かい雨が降ってきました。木の葉の影に入ってしまえば気にならないほどの雨でした。帽子をかぶっている子ども達は全く気にならないよで楽しく遊びを続けていました。
雨も段々と強くなってきましたがちょうど部屋に入る時間が近づいていました。そんな中、遊びに満足して自分から部屋に向かう子も多くいました。(y.n)


◆一緒に遊んで、時々ケンカ (きく)

ブロックをしていた男児二人がケンカしていました。相手の作ったものを壊してしまったようです。「だめ!」と繰り返す●くんに対して、△くんは一生懸命何かを指差して「あれ?」と聞いています。ごまかしているようです。●くんがごまかされることなく、「だめ!」と言い続けていると、△くんもイライラとしてきて、ブロックを投げていました。
以前は、保育士が間に入ったり、手が出そうになるのを止めることが多かったのですが、この頃は子どもたちがどうするか、見守ることも増えてきました。相手の歩みよりでまた仲よく遊びだすこともあれば、間に別の子が入って、仲裁とまでは行かなくても、なんとなくケンカが終わる事もあります。
今回、どうするかと見ていたら、2人は自然に離れ、それぞれ別の遊びに移っていきました。謝ったり、仲直りしたりはありませんでしたが、それぞれの中で消化したのかなと感じました。毎回、きちんと解決、うまく仲直りとは限らないですが、繰り返しながら、相手の思いに気付くようになったり、関わり方を自分で学んでいくのかなと思います。
朝の集まりで、大好き(?)なオオカミの出てくるお話「おおかみと7匹のこやぎ」を読みました。最近は、おおかみの出てくる絵本を友達と一緒に見ていたり、おおかみになりきって追いかけっこをするのも流行っていることもあり、ドキドキしながらも笑顔で見ていました。
園庭に出ると、二日連続のぱらぱら雨。その中でも、子どもたちは元気に遊んでいます。一人遊びの多かった◇くんは、最近友達と一緒に遊ぶことが増えました。今日も、2、3人で一緒に車に乗り、「公園に行く!」と言っては車を降り、トンネルを何度もくぐるのを楽しんでいました。
さすがに雨をごまかせなくなり、園内に避難。進級児は久しぶりに、新入園児は初めて、1階廊下で車に乗って遊びました。ふじぐみの保育室を覗こうとしている子もいたので、台を用意しました。※くんは背伸びをして、ようやく見えたお部屋の中をじーっと見ています。「何見ているの?」と聞くと、「赤ちゃん見ているの。」。自分はおにいさんという自覚も少しずつ出ているようです。
雨のおかげで、思いがけない楽しい時間を過ごせて、満足のきくぐみです。
(T.M)


◆五感で感じた園庭遊び(たんぽぽ)

雨が止んだタイミングに園庭に出て遊んでいると短い時間にパラパラと小雨が舞いますが…心地よさを感じるのか「雨が降ってきたね」と教えてくれますが、嬉しそうに好きな遊びを楽しんでいます。
空を見つめる子。走り回る子。いつものように遊ぶ子といつもと同じような園庭遊びでもいつもと違う感覚を楽しんでいるような姿です。
以前から自由遊びの中で行なっていた園庭の端にある畑に出来ている「きぬさや」の収穫を一緒にさせてもらいました。
「おまめどこにあるかな?」と言いながら葉をかき分けきぬさやを探している子たち。
収穫の仕方を聞くと指先を使いながら苦戦しつつも力任せに引っ張ることなく楽しむ〇ちゃん。〇ちゃんの優しい気持ちが伝わります。
採れるたびに声を上げる子たち。保育者が「じゅうじゅう焼いて食べようか」と伝えたところ…どのように調理されるのかワクワクしたかのような表情を見せていました。
その後、雨が強くなってきたため早めに戻り、たんぽぽになって初めてのお部屋でクッキングを行いました。
きぬさやの筋をとり、洗う姿に熱したフライパンに油を敷き炒める光景と興味津々に見つめていました。
身近で行うクッキング味付けする「塩」を一口もらった子達は、なめてみると顔をゆがめます。「しょっぱいね」と言われるとにっこと笑い「しょっぱい」と発しながら舌と耳で聞いた言葉を合致させるかのようでした。
油で炒める「じゅうじゅう」と言う音にも反応し、「美味しい音」を聞くと関心の気持ちが高まる頃に完成し、給食で食べました。「おまめ美味しいね」「おかわり」と言う声が聞こえるほどです。
収獲し、すぐに食べれる嬉しさを味わえた一日となり、今後も様々な食材に出会い、「美味しい音」「美味しい匂い」「美味しい味」「美味しい感触」「美味しい見た目」と五感で味わう機会を多く持てたらいいな思えました。
(N.Y)


◆無 (うみグループ)

年長児は英語教室でした。
音楽に合わせて講師が発する英語を口ずさみ踊ります。塗り絵を貰い、絵を塗って終わりです。室内ではゾーンで遊びました。
アイス作りやお神輿作り、ミサンガ作りが流行っています。看板作りや、色ぬり、新しい編み方を楽しんでいました。もも組の子ども達もアイス作りをしたりお買い物ごっこをしたりと楽しんでいます。
k★y


◆自然と一体 (にじグループ)

今日は、今年度初めての年長児の英語教室がありました。
保育士が準備をしていると、それをすぐに子ども達が察知して「今日英語なの?」と目が輝いて、楽しみに向かっていきました。
英語教室を終えてから、和田公園へお散歩に行きました。
散歩の道中に花屋で虹色の花を見つけたり、つつじの花を見つけて「これ蜜が甘くて、この間いっぱい飲んだんだよ」と年少児の〇くんが年長児△ちゃんに話していました。
公園に着くとすぐに△ちゃんはつつじの花を探していました。
見つけると、〇くんもかけつけて一緒に蜜を吸い、「あまいね」と見つめ合って笑顔が溢れました。
虫探しをしたり、木の根っこを引っ張って「おいもが出てきたらいいな」と言っていたり、少し霧のような小雨が降っていると、「暑いから、雨が気持ちいい」と言う子ども達。
自然と一体になって楽しむことを、いつも子ども達から教えてもらっているように感じます。
季節の変化や自然に目を向けて、子どもと一緒に探求したり、肌で感じることを楽しんでいきたいなと思います。(B・K)

◆遊びは、学び (そらグループ)

今日は、室内遊びを行いました。
子どもたちは、朝の集まりが終わると思い思いの遊びを選択し楽しみます。
年少の〇〇くんと年中の△△くんは、電車遊びを始めました。
「僕は、新幹線にする」「僕は、赤い電車にするね」と、二人で線路を組み立てていきます。途中、車両の数や線路をどのような形にするか等をめぐって、互いの気持ちを強く主張し合う場面もありましたが、最終的には、二人笑顔で電車を走らせていました。
このような〇〇くん、△△くんの関わり合いを含め子どもたちの遊び、その過程を見ていると本当に子どもたちは、一つひとつの遊びの中で様々な経験、学びをしているのだなと温かい気持ちにさせられます。
遊びだけではなく様々な場面でもそうですが、結果だけを見るのではなく、そこにいきつくまでの過程…。
子どもの一つひとつの姿、気持ちの背景を大切にしていきたいと感じさせられました。
(T.N)

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